公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 防犯 【宮城県亘理町立荒浜小学校】夏休みの事前指導として防犯とスマホ利用について指導。特に「わが家のスマホルール」のページはとても役立ちます。

宮城県亘理町立荒浜小学校

子どもの安心・安全を守る活動

 

 

宮城県亘理町立荒浜小学校 4年1組担任 吉村先生よりご報告いただきました。

 

 

日 時:2019年7月19日(学級活動の時間に行いました)

参加者:全校児童(各クラスにて担任が実施)

 

<きっかけ>
1学期の終業式に合わせて、夏休みの生活の事前指導として行いました。事前指導自体は毎年行っているものですが、今回はテキストが使いやすそうだったので導入することにしました。防犯のテキストは、構成がわかりやすく、イラストも多くて読みやすい点、スマホのテキストは、保護者と一緒に家庭での利用ルールを確認できるようになっている点が良いと思いました。

 

<目的>
夏休み中の生活の注意点として、防犯やスマホ・インターネットの利用について児童に指導するために行いました。

 

<内容>
低学年は防犯のテキスト「子どもの安全・安心ハンドブック」,高学年はスマホのテキスト「初めてのスマホ安心ガイドブック」を活用し,各クラスで担任から指導をしました。 4年生では,自分のスマホを持っている児童が4~5名,保護者のスマホを借りたり,タブレットを使用したりしている児童はほぼ全員でした。また,19名の児童全員が「スマホを今は持っていないが,今後持ってみたい」と答えています。 はじめにテキストを配り,「スマホってなんだろう」を中心に各自で読んでもらう時間を設定しましたが,どの児童も集中して読んでいました。その後,スマホでやってみたいことや注意点を児童に発表させるなどして,児童の考えを確認しながら,冊子の一部を音読してもらいました。

 荒浜小学校画像①_本番用.jpg

△スマホでやってみたいことを児童が発表。

 

また,巻末にある「わが家のスマホルール」に記入してもらい,家庭でも確認するように声かけして授業をしめくくりました。

荒浜小学校画像②_本番用.jpg

△スマホのルールを確認。

<感想>
児童:
 ・SNSを使ったり,動画を見たりしてみたいと思っていたので,テキストに興味がもてた。どんなことに気
  をつければよいかもわかったのでよかった。
教員:
 ・「わが家のスマホルール」は,保護者と一緒に約束をすることができるので,特に活用しがいがあると感じ
  ました。今回は4年生での授業のようすを見学しましたが、5・6年生でも「わが家のスマホルール」はと
  ても大切なので必ず確認し,記入してもらうように徹底しようと思いました。
 ・情報モラルの分野は幅が広く,どの部分について指導をすればよいか迷うところがあるのですが、今回申し
  込んだテキストは,項目がとてもわかりやすくなっていて,児童が今何を知りたいのか,確実に押さえる。
  ことができて大変有効だと思いました。レイアウト等も見やすく,児童が集中して読んでいました。

 

 

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