団体紹介

スポーツで全ての人の靴下をまっ黒にするNPO法人BLACKSOX

1. 全ての人の運動・交流・感動・笑顔を創りだします
2. スポーツがうまくて、強くて、思いやりのある【カッコいい】子ども達を育てます
3. 社会的組織として雇用・社会参加・生きがいを分かち合い、それにより新しい文化・地域社会を創ります

助成事業の概要

◆課題の背景



・医療的ケア児童、重度重複を含む障がい児者のスポーツ機会、社会交流が少ない〈障がい児者の55％が過去1 年間で1 度もスポーツをしていない〉
・健常児、社会人のスポーツによる障がい児者との交流の機会が少ない

と言う課題を解決するため、2002 年から現在に地域の障がいの有無にかかわらず子ども達、学生、社会人を対象にテニスによる交流を目的としたチャレンジテニス！活動を行っている。

2016 年から当法人が実施している横浜チャレンジスポーツ！は上記の対象者のみならず、様々な障がい者・健常者スポーツ団体、学生部活動団体、文科系団体に参加を呼びかけ、様々なスポーツによる交流を図る方法を共有し活動を広めている。

2020 年度も継続して元気な単一障がい児から医療的ケア児童、重度障がい児の参加を促す【横浜チャレンジスポーツ！】を開催していく予定だが、より繊細な配慮が必要な、よりスポーツ、交流の機会の少ない【医療的ケア児童・重度重複障がい児】を対象に特化したイベント・活動・事業の重要性・必要性を感じている。

助成事業のポイント

◆解決の方向性

スポーツ、遊びは目標の設定により、サポートの仕方により「出来た！感」「達成感」を掴みやすい。一般社会人クラスの収益でジュニアは廉価に障がい児クラスは無料で実施することで、地域社会に定期的な運動機会・スポーツコミュニティの提供を図る。テニスコートを使用する学生・地域住民をボランティアとして募集・育成、コミュニティの醸成を図る。医療的ケア児童・重度重複障がい児の同年代の健常児とのスポーツによる「出来た！」、そのコミュニケーションによる「伝わった！」と言う達成感により、【自己肯定感】を高め、新しい目標にチャレンジする心を育む。

1 【医療的ケア児童・重度重複障がい児】向けチャレンジスポーツ！イベント開催
【医療的ケア児童・重度重複障がい児】と健常児、社会人が共に様々なスポーツをする

2 医療的ケア児童・重度障がい児向け体験会
病院、療育センター、特別支援学校などに伺い、体験会を実施。「安心感」「出来る！感」をもってもらいチャレンジスポーツ！ への参加を促す。

3 ボランティアサポーター研修
より繊細な配慮が必要な【医療的ケア児童・重度重複障がい児】向け勉強会、研修の実施。



◆期待される効果

・ICT などを駆使し様々な目標にチャレンジするため社会に出る障がい児
・障がい児を対象とするだけでない「相手を大切に想う心」を持つ健常児・社会人
が共に暮らしやすい地域社会を創る。

先ず神奈川県、横浜市など既に行政からバックアップをもらえるなどの地域でモデルを作り、2020 の機運に乗り、広くそのモデルを東京、国内に波及していくことにより心身ともに健やかな社会の構築の一端を担えると考えている。