オープン入試でない限り、合格できることがほとんどです

併願も書類選考も12月に事前相談を行います

一部の難関校を除いて、神奈川県の私立高校受験の際には12月に事前相談があります。事前相談は中学校の先生を通して受験の前に高校の先生と相談しておくことです。事前相談にあたっては各高校・コース別に成績(おもに内申点)の基準が決められており、この基準を満たし調査書の内容等に特に問題がなければ12月の段階で中学校の先生から大丈夫と言われるはずです。12月の事前相談を経て受験した場合には、2月の学力試験で大きな問題がない限り合格となります。ですので、過去問が難しくて解けない、ということだけで、すぐに他校の受験を考える必要はありません。 近年は書類選考を導入する高校も増えてきています。書類選考で受験する場合は2月の学力試験がありませんので、12月の段階で大丈夫と言われていれば原則合格となります。 オープン入試で私立高校を受験する場合には事前相談はなく、2月の学力試験の結果が重視されるためあくまでもテストの結果次第で合否が決まります。このような高校を受験する場合、解けない問題があると合否に影響が出てきますので、しっかり対策をする必要がありますし、書類選考を導入する高校や、事前相談で話ができる併願校を用意しておきましょう。

過去問は解き直しも含めてしっかり取り組みましょう

仮に併願や書類選考での受験者の(ほぼ)全員が合格できる高校であっても、入試問題はその高校に入学するにあたって、ここまでは解けてほしいという学力を示しているものです。中にはかなりの難問で解けなくてもよい問題もあるかもしれませんが、公立高校入試に向けた演習量確保のためにも3年分くらいは目を通しておくようにしましょう。過去問演習の目的は、合格することだけではなく実力を高めるチャンスでもあると考えてください。ただし、学習の優先順位は考慮する必要があります。公立の過去問や苦手分野の対策が遅れている場合には、そちらを優先するようにしてください。

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偏差値・中学校の成績について
【偏差値】
ここでの「偏差値」は、<合格可能性判定模試>の「進研ゼミ偏差値」のことです。
他の模試の偏差値と、単純に比較することはできません。
【中学校の成績】
ここでの「中学校の成績」は、相談時点での中学校の通知表9教科×5段階評価、合計45点満点の数値です。