推薦選抜は中学校の成績が優秀でも、不合格になることがあります

推薦選抜の対策だけでなく、一般選抜に向けての受験勉強もしっかりやっておきましょう

中学校での学習の成果を生かして推薦選抜に挑戦するのはとてもいいことです。ただし、内申点(調査書点)の割合は全体の50%以下と定められているうえ、検査当日は個人面接や小論文・作文・実技検査・集団討論などもあります。中学校の成績が高い方が有利なのはもちろんですが、定員が少なく高倍率になりやすいこともあり、またオール5に近い生徒が多数受験することもあって、必ず合格できるということでもありません。そして何よりも、推薦選抜の対策にばかり気を取られて受験勉強がおろそかになること、推薦選抜での合格に期待しすぎて不合格になったときに精神的に大きなショックを受けるなども考えられます。

したがって、推薦選抜に挑戦する場合にも、受験勉強は絶対に手を抜かないことです。あくまでも一般選抜を受験する前提で対策を進めておくことが肝要です。

第一志望であること、強い志望動機があることが前提です

都立高校の推薦選抜は中学校長の推薦書を必要とします。希望すればだれでも受験できるというものではなく、中学校において事前に審査があるケースもよく聞きます。そして第一志望であること。合格したら必ず入学すること、つまり強い動機が必要です。個人面接もあるので、自分なりの志望動機をしっかり固めて臨むことが大切です。加えて、前述のとおり受験勉強にも継続して取り組んでいかなくてはならないので、いろいろな意味で覚悟をもって志願するようにしましょう。

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偏差値・中学校の成績について
【偏差値】
ここでの「偏差値」は、<合格可能性判定模試>の「進研ゼミ偏差値」のことです。
他の模試の偏差値と、単純に比較することはできません。
【中学校の成績】
ここでの「中学校の成績」は、相談時点での中学校の通知表9教科×5段階評価、合計45点満点の数値です。