志願変更をするにせよ、しないにせよ、お子さまが納得のいく高校を受験できることが大切です

もう一度志望校について家庭で話し合いをしてはどうでしょうか

最後に受験校を決めるのはお子さま自身です。本当はどうしたいのか、よく話を聞いてあげる必要がありますね。この時期は受験勉強のつらさと結果が出ないいらだちで、精神的に不安定になりがちです。第一志望校に行きたい気持ち(理由)がどの程度強いか、また、本当に第二志望校に行きたいのか、その理由は何なのかを整理してあげる必要があります。本当に行きたい高校であれば、明確な理由や意気込みなどが本人の口から出てくるはずですし、最後の確認ですからそれを引き出してあげなければいけません。

ただし、極度のストレスやプレッシャーで精神的に弱っており、体調などに影響が出ている場合には、今回の高校受験では無理をしないという選択肢もあります。あまり時間はないと思いますが、家庭でじっくりと話し合って納得のいく受験校を選択していくこと、決めたからにはその志望校に向かって全力で頑張ることを確認しましょう。

受験校がどうであれ勉強には最後までしっかりと取り組むことが大切です

都立高校の場合、入試の問題が自校作成問題実施校と共通問題実施校とに分かれます。もし、自校作成問題実施校から共通問題実施校に変えたいという場合、今まで解いてきた自校作成問題とは問題校正も時間配分も異なります。共通問題の過去問対策も必要となります。その時間を確保して頑張れそうかなど確認しておきましょう。

受験校がどうであれ、過去問を中心に苦手な分野の学習に取り組んでください。一度やって解けない問題や、わからない問題は解説をよく読んでまずは理解すること、そして少し時間をあけてもう一度自分の力で解くことが大切です。

また、私立高校を併願優遇で受験するということですが、演習量を確保するためにも過去問にも取り組むようにしてください。

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偏差値・中学校の成績について
【偏差値】
ここでの「偏差値」は、<合格可能性判定模試>の「進研ゼミ偏差値」のことです。
他の模試の偏差値と、単純に比較することはできません。
【中学校の成績】
ここでの「中学校の成績」は、相談時点での中学校の通知表9教科×5段階評価、合計45点満点の数値です。