必ずしも倍率の高い高校を避ける必要はありません

公立高校の中には志願倍率で1.5倍を超える高校も多くあり、願書を提出した高校の倍率が高いと不安な気持ちになりますよね。ただ、倍率は競争の状況を示すもので、合格の可能性を示すものではありません。大切なのは今の学力と学習の状況です。

本人の強い意志のもと受験勉強が順調に進んでおり、模試などの結果も良好な場合には、目標は変えずにこの調子で頑張ってほしいです。確かに、前年度よりも志願者が急増している場合は、合格ラインが少し上昇することもあります。その意味では、学習・成績状況がよい場合でも油断は禁物です。

模試の結果がよかった場合も、そのこと自体は大いにほめてあげるべきですが、受験を目前に控えてもう合格したつもりになってしまうのは緊張感の欠如にもつながって危険です。常に目標を高くもち、この程度でいいや・・・と思わせないよう、保護者の方からも励ましをお願いします。

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偏差値・中学校の成績について
【偏差値】
ここでの「偏差値」は、<合格可能性判定模試>の「進研ゼミ偏差値」のことです。
他の模試の偏差値と、単純に比較することはできません。
【中学校の成績】
ここでの「中学校の成績」は、相談時点での中学校の通知表9教科×5段階評価、合計45点満点の数値です。