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2020/02/13 (木)

文章を書くことが苦手

小池敏英先生 (東京学芸大学教育学部教授)にお伺いしました。

作文が苦手になる背景はさまざまです。作文に比べて話すことは簡単ですが、1つの話題をうまく話すことが難しい場合、作文も苦手になりやすいといえます。

書く分量はお子さまにとって適切ですか?

図版:小池先生あごに手-thumb-autox229-55.png

自分が読めないほど多くの量の文章を書くことはできません。まずは、お子さまが読み取れる量よりも少し少ない文字量から書く練習を始めましょう。 また、書き方がわからない場合は、書く前にどのくらいの分量を、どんなふうに書けばよいのかを見本を見せて示してあげるとよいでしょう。

会話の中で、書きたいことを整理しましょう。

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一貫性がない文章を書くお子さまには、書きたいことを整理してあげることが大切です。いきなり書き始めずに、「何について書くのかな?」「まず、どんなことがあったかな?」「そのとき、どう思ったのかな?」などと問いかけ、お子さまが頭の中で書きたいことを整理できるようなサポートをしてあげましょう。


「チャレンジ」では、キャラクターの例などが掲載されている場合もあるので、書く前に例を読み、「例と同じように書いてみよう。」と声をかけてみてもよいでしょう。(チャレンジ編集室)

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