2010年11月アーカイブ

日本語で答える問題の答え方

<質問>

 

「質問に日本語で答える問題」や「日本語訳を書く問題」では

直訳ではなく自然な日本語に直すのですか?

質問に日本語で答える問題では意味が変わらなければ,

文法表現どおりに訳さなくても大丈夫でしょうか?

 

<回答>

「日本語訳を書く問題」と「質問に日本語で答える問題」では
解答方法が根本的に異なります。

まず,「日本語訳を書く問題」では,文法表現どおりに訳す方がよいでしょう。
「この英文を訳しなさい」という問題は,出題者の意図として,
 ・この英文の構造がわかっていますか?
 ・この文法がわかっていますか?
 ・この単語の意味がわかっていますか?
ということが問われていることがほとんどです。
ですので,試験では直訳を自然な言葉に置き換えるのは好ましくありません。
極力,本文の表現どおりに日本語に訳すことを心がけましょう。

一方,「質問に日本語で答える問題」では,
これはケースバイケース(個々の問題によって事情が変わってきます)なので
「こうすればどんな問題でもOK!」とルール化するのは難しいです。


ただ,多くの問題で応用できるポイントはあります。
1)文末表現を,質問の内容に合わせて必要があれば変える。
2)指示が不明確な代名詞があったら,それが何を示しているか,内容を明らかにする。
という2点です。

1)について,たとえば本文中で述べられている出来事などについて,

「それはなぜか」と理由を問われている質問に解答する際,
本文中に答案としてまとめられそうな個所を見つけても,「ABである」などと

そのまま抜き出しただけでは,減点になる可能性が高いです。
理由を述べる時の文末表現を使い,「ABであるから」としましょう。

2)について,「何かを詳しく説明しなさい」といった質問に解答する際ですが,
例えば該当の本文が,They will do these for her by this.のように,

代名詞が使われている場合,答案としてまとめるときに,直訳のまま

「彼らが,彼女のためにそれらをこれによって行うこと」というように

抜き出しただけでは,「彼ら」「彼女」「それら」「これによって」というのが
どんな内容なのか伝わらないですね。


なので,これもただ本文を抜き出して訳しただけでは減点になる可能性が高いです。
「彼ら」「彼女」「それら」「これによって」がそれぞれ何を指しているか,

本文の内容を確認して,「Aは,Bのために,Cによって行うこと」と解答しましょう。


これら2つのポイントは,「質問に日本語で答える問題」で大変有効ですので
ぜひ活用してください。

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