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この記事では、6/28~7/11に高1生から寄せられたお悩みで、この時期ならではのものをピックアップしてお届け!
今回は「中学時代の親友との距離が気になる人」、「夏休みに数学の基礎固めをしたいと思っている人」、必読です!
今週のみんなのお悩みその1
高1生のお悩み
夏休みに中学の親友と遊ぶ約束して本当に楽しみにしていたのですが、向こうは高校の友達ばかりで私のことなんてぽいなんです。
予定も断られてしまい、高校の友達と楽しそうにしているようでした。 私のことなんてもうどうでもよくなったのでしょうか。
LINEも中学の頃は毎日してきたのに今はなにもこず、送ってもそうだねーのような塩対応をしてきます。
私は環境が違ってもずっと仲良くしたかったのに...。辛いです。 それとも私の気にしすぎでしょうか。
私は昔からマイナスに考える癖があります。だからなのかあまり人間関係がうまくいかなかったりします...。
マイナス思考をやめる方法についてもアドバイスお願いします。(高1生Aより)
先輩の回答
親友とは「今は静かに友情を積み上げる時期」になったんだと考えてみて!
Aさん、こんにちは。
上智大文学部のぱにゃです。
質問、ありがとうございます!
私も、友だち関係で一人もんもんと悩んでしまったり、上手くいかないことがあるとすぐにマイナス思考に陥ってしまったりするタイプなので、Aさんの気持ち、すごく分かります。
それでは、私の経験からAさんの友達のこと、マイナス思考の改善方法についてアドバイスしたいと思います。
「Aさんの親友との関係は、静かに積み上げる時期に変わってきている」
Aさんは中学時代の親友と縁が切れてしまったのではないかと心配していますが、縁が切れたのではなくて、「友情を静かに積み上げる時期」に来ているのだと思います。
私は大学に進学し、高校時代の友人と連絡を取り合う機会も会う機会も減りましたが、その友達と心はつながっているような気がしています。
Aさんが中学時代に、その親友と積み上げてきた思い出は、変わりませんし、会えなかったり、連絡が少なかったりしても、連絡を取り合っている限りは「静かに友情を積み上げている」と考えれば良いと思います。
一方、高校の友達と、Aさんの親友は高校に入って出会ったばかりで、今は「アクティブに友情を築いていく時期」です。
出会ったばかりの友人とは沢山会って、積極的に友情を強めなくちゃと思いますよね。
Aさんとは長い付き合いがあるからこそ、ゆったり仲良くすれば良いと感じているのかもしれません。
親友とAさんの関係、親友と高校の友達の関係は、それぞれ違うので、単純に比較せず、今の状態を大切にしていけば大丈夫だと思いますよ(^^)
「マイナス思考になった時は、絶対値をイメージしてみよう」
私はマイナス思考になった時、「絶対値をつける」と自分に言い聞かせるようにしています。
これは私が高校の先生から習った方法です。
絶対値をつけると必ず、数字がプラスに変わるんですよね。
例えば、-3は
|-3|=3に なってプラスになります。
悲しくなると、とことん自分がマイナスな方向に落ちていってしまう気がしますが、「絶対値」と唱えることで、今はすごくマイナスに感じることも、実はプラスかもと思いやすくなります。
また、絶対値だから、ゼロより下がることはないと、安心できます。
以上、「Aさんの親友との関係は、静かに積み上げる時期に変わってきている」、「マイナス思考になった時は、絶対値をイメージしてみよう」ということを紹介しましたが、いかがでしたか?
一例として参考になれば嬉しいです。
少しでも、Aさんの心が軽くなりますように...。
また、悩むことがあれば、いつでも相談して下さいね。
マイナスになりそうな時は「絶対値」と唱えてみて。ゼロより下がることはないと安心できますよ♪
今週のみんなのお悩みその1 まとめ
いかがでしたか?
マイナスになりそうな時は「絶対値」というぱにゃ先輩のアドバイス、目からウロコでしたね!
気持ちを上げるのも下げるのも自分の考え方ひとつなところもあります。先輩のアドバイスも参考に、親友と新しい関係性を築いていけるといいですね。
>>実際の質問とほかの先輩たちの回答はコチラ
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さて次のお悩みは、「数学の基礎を固めるには?」です!数学がニガテな方、得意なはずなのに点が伸びない方、必見ですよ!
今週のみんなのお悩みその2
高1生のお悩み
自分では数学は得意と思っている方ですが、どうしても点が伸びません。
テストを見ると基礎で少し落としているところがよくあります。数学で基礎を固める方法を教えてください。(高1生Pより)
先輩の回答
基礎問題を一通りやる。自分の抜けている部分もわかるし、計算の速さと正確さも身に着くよ!
Pさん、こんにちは!
先輩チューターのぜーです!
質問ありがとう!
数学の基礎についての質問ですね。
数学の基礎は身についていないと点が伸びず、このままで良いのかなと不安になりますよね。
私も高校一年生の頃は数学が得意だと思っていたのですが、基礎固めがなかなかできず点が伸びない分野もありました。
今回は、私の経験から数学の基礎固めについてお伝えしていきますね。
★ずばり、基礎問題を一通りやろう!
私は高1のときに、宿題として基礎的な問題集を解いて答え合わせしたものを提出しなければなりませんでした。
数学が得意だと思っていた私には正直その宿題はメンドウでしたが、しっかり提出はしていました。
しかし今思うとその問題集をやったことが成績につながったと思います。
高2になり、その宿題を提出しなくて良くなると私は一時期基礎問題を解くことを怠ってしまい、そのような分野ではあまり良い成績を取ることができませんでした。
一見メンドウで地道な基礎問題を解くことは、意外と基礎固めの近道になっているのです。
それでは、なぜ基礎問題を自分でこなすことが良いのか、次から説明していきますね。
★問題演習の良いところ①:自分の抜けているところがわかる!
自分が基礎問題を解いていたとき、もうわかっているだろうという問題でもミスをすることが結構ありました。
問題を解くというアウトプットをし、その結果を確かめるとわかっていたつもりが実はわかっていない、という部分がわかるのです。
また、自分が起こしやすいケアレスミスの傾向も知ることができます。
例えば二次関数で言えば、平方完成で符号ミスをしやすい、二次関数の上に凸と下に凸を間違えてしまう、などです。
ミスを知ってそれを直すことで、テストの点数アップに繋がると思います!
★問題演習の良いところ②:計算の速さと正確性が身につく!
テストでは限られた時間の中で問題を解かなければなりませんよね。
その中で計算の速さと、正確性は大事になってきます。
計算が速いと見直しをする余裕もできますし、ミスが少ないとさらに余裕を持って解き進めることができます。
問題演習をこなすと、問題を解くときにどう手を動かせばよいのか、何をすればよいのかがすぐに分かるようになっていきますし、正確性も身につきます。
ですから、基礎的な問題を一定量こなすことは大事なのです。
例えば、場合の数だとどのような場合に組み合わせ(C)を使うのか、あるいは順列(P)を使うのかがわかるといいですよね。
また確率を求めるときの分数の計算も問題をこなすことで速く、確実に行うことができると思います。
いかがでしたか。
私が思う基礎固めの方法は、基礎的な問題を地道に解く、ということです。
地道でメンドウなことが意外と近道だったりすると思います。
また何か相談したいことがあれば、ぜひ先輩ダイレクトで相談してくださいね。
応援しています!
地道でメンドウなことが意外と近道だったりしますよ!やってみてね!
今週のみんなのお悩みその2 まとめ
ぜー先輩のアドバイス、いかがでしたか? やっぱり基礎と徹底的に向き合うことは避けては通れないだなと実感しますね。夏休み中に集中的に取り組んで、自信を持って新学期を迎えられるといいですね!
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<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座 ライター中原絵里子
※ここで掲載している質問や回答は、編集室で一部編集しております。
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