自分をいかせる? 『YouTuber』という仕事

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進研ゼミ高校講座

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皆さんが商品を購入したり、やり方を調べる際、何を参考にしていますか?インスタグラムやTikTok・TwitterのようなSNSで、有名人やお気に入りの人のアドバイスを元に決めている人もいるのではないでしょうか。

SNSなどを活用して自分の経験や考え方・意見を届ける人をインフルエンサーといいます。

YouTubeを主戦場として情報発信するYouTuberにもインフルエンサーがおり、YouTubeほかの広告収入や企業とのタイアップを仕事としている人もいます。

将来の夢や目指す職業のランキングでもYouTuberは上位に登場しますよね。

YouTubeに動画を一本でもアップすれば誰でもYouTuberにはなれますが、YouTuberを仕事にしていくのは、趣味で動画を上げていくのとは違うようにも感じます。

また、華やかなYouTuberですが、逆に仕事としてどのような工夫をしているかといった裏の面を窺うことはなかなかできません。

そこで、2021年6月時点で登録者数約200万人を誇るエクササイズ紹介のYouTubeチャンネル「Muscle Watching」を運営するYouTuber・高稲達弥さんにNowDo

「100万人越えYouTuberになる方法」

と題した人気YouTuberになるための秘訣を教わりました。

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25歳でYouTuberに

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高稲さんがYouTubeチャンネルを開催した、つまりYouTuberになったのは2007年、25歳の時でした。

大手IT企業の正社員だった高稲さんはある企業研修を受け、起業を志すように。

「夢や目標を設定する、ということは、自分にとって思ったよりも難しいことだったんです。

さらに、その夢や目標へのアクションを何年も続けることがさらに難しいことにも気づきました」(高稲さん)

なにか変えなければいけない、まず行動してみようと考える過程で、マネタイズ(金銭的報酬を得る仕組み)できるかどうかは関係なくアカウントを作ってみた様々なSNS。

その中で2007年に始めたのが、後に広告収入の仕組みが作られるYouTubeでした。

初めて広告収入を得たのはチャンネル開設から4年ほど経った2011年。

YouTubeパートナープログラム(アップロードした動画に広告を表示するなどして収益化できるYouTubeのプログラム。2021年6月時点ではチャンネル登録者数や年間総再生時間数の条件があります)に加入し、4年間で録りためていた動画のうち5本を、まず収益化対象の動画として登録してみました。

すると、それらの動画から広告収入を得ることができたのです。

「続けていけば10年後くらいには動画配信で年収4000万円くらいは狙えるのではないか」

そんな仮説を立て、ジムのパーソナルトレーナーをしつつYouTuberとしても活動するようになります。

YouTubeを始め、続ける

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YouTubeを始めるのは簡単です。チャンネルを作ればよいのですから。それは誰でもできますが、意外と作る人が多くありません。

そして動画づくりを3か月ほど継続できる人ともなると、99%が脱落します

高稲さんがYouTubeで成功するための最も大切で根本的なヒントを語りました。それは、

・止めずに続ける
・「やりたい・なりたい」という願望ではなく「やる・なる」という実行

ということだったのです。

「YouTubeには『クリエイターアカデミー』というクリエイター(動作制作者)向けの無料オンラインコースがあります。

チャンネルを作り、クリエイターアカデミーにアクセスをすれば、動画のタイトルのつけ方や構成の作り方などを学べます。

ここまで行うだけでかなりの線まで行けます」

YouTuberのためのガイドラインが用意されているのにできない人が多いのには、動画制作の技術とは異なるところに理由がありました。

YouTubeには成功する確約がありません

アカデミーで説明されていることを実践すればサラリーマン並の収入を得ることは難しくありませんが、それを達成するのに1か月かかるか3か月かかるか、1年なのか2年なのかは分かりません。

これだけ働いたらこれだけの収入を得られる、という確約が欲しいのであれば、正社員になるのが良いです」

成果の確約がない中で実践するかどうかが大きな岐路となるようですね。

「いつまでにいくら稼げるかわからない。

そういう条件の中でやりぬく力が求められます」

今自分が制作している動画が具体的にいくらになるのかわからない。

それでも更新し続ける気力がYouTuberには求められるのですね。

高稲さんは仕事に対する報酬が確約されている正社員と検討しましたが、

「僕にとって本当にハッピーだったのかを考えたら、正社員は10年20年かけてやるべきではない、という結論になりました」

自分の将来を考えに考え抜き、YouTuberとして貫き通すことにしたのです。

チャンネル登録者数の目標の立て方

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一般的には、YouTubeにおいて収益が伸びる人はチャンネル登録者数も伸びていきます

動画のジャンルやテーマによって異なりますが、チャンネル登録者数が増え、動画の再生数が増えることで、広告収入が上がるからです。

高稲さんは、チャンネル登録者数の目標を3万、10万、20万、50万、100万、1000万と目標を立て、増やし続けています。

「3万人を達成したときは、10万人、100万人のときよりも嬉しかったです。

当時はフィットネス系の動画もはやっていませんでした。

YouTuberの世界では10万人からが一人前と思っていたので、それを次に目指しました。

10万人を超えたあたりから、YouTubeがチャンネルを取り上げてくれたり、Google本社で『Muscle Watching』のファンイベントを開催できたりするようになりました。

20万人を超えたところで、良い生活ができるほどの広告収入を得られるようになりました」

と、順調に登録者数を増やす高稲さん。

しかし、ここで目標が途切れます。

「生活はできるようになるし、100万という目標は遠すぎます。そこで、とりあえず50万人を目指したのですが、あまりモチベーションがあがりませんでしたね」

しかし高稲さんは2021年の4月にあっさり100万人の壁を突破します。

目標設定の仕方を変えたからです。

目標を1000万人という大きな数に設定したことで、100万人超えを達成することができました。

50万人の状態から100万人を目指す場合、今までと同じやり方をすることで到達できる可能性があります。

しかし、50万人の状態から1000万人を目指すとなると、やり方を変えないといけなくなるんです」

と語る高稲さんは、視聴者の属性が変わるような工夫を始めました。

フィットネスの動画という前提は変えないものの、日本語による説明を省き、音楽と身体の動きだけで表現する部分を増やすことで、海外からの視聴者するを増やすことに成功します。

動画を始めた当初の登録者は日本人ばかりでしたが、今は日本人のアクセスはおよそ35%。将来はそれを10%くらいにまで下げる予定でいます。

パーセンテージが下がるといって、視聴者数を下げるわけではありません。

海外からのアクセスを伸ばすことによって、相対的に日本人の比率が下がるという計画なのです。

YouTubeのチカラを伸ばす

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動画には「バズる」という現象があります。

有名人が取り上げたり、自然発火的に人気が出たりすることで、突然、ある動画の再生回数が爆発的に伸びることがあるのです。

しかし、バズに頼ることを高稲さんは勧めません。

運で伸びた人は、後で悲惨なんです。

実力がつかないまま上のレベルに行った人は、そこから伸びることができません。

自分の実力にあった扱いを受けていて、少しずつ伸ばしたほうがいいんです。

損をしたり、だまされたりするようなことがなくなりますから」

では、どのように力を伸ばしていけば良いのでしょうか。

YouTubeは、仮説を立て、その仮説に基づいた動画を投稿し、投稿の結果再生数などをチェックする検証作業をする、の繰り返しです」

動画の長さや視聴者の性別や国籍・言語など、どういう人に見てもらいたいかを意識して動画を作ることは、仮説を立てた動画づくりの一つです。

そうした工夫をしながら、仮説と検証をひたすら繰り返します。

また、高稲さんは変化に対応する際に先手を打つことを意識しています。

「新たなジャンルの動画づくりをするときに、二番煎じになると本来得られたはずの収入の10分の1ほどしか得られなくなることもあります。

もちろん次に何がはやるかは分かりませんが、だからこそ余裕をもって準備し、次々とチャレンジすることが大切なんです」

そうしたチャレンジにも仮説が必要になってきます。

しかし、仮説はやみくもに立てればよいわけではありません。

「ほかのYouTuberとコラボして他者の考え方を知ること、YouTubeアナリティクス(アクセスなどの分析ツール)を使って視聴者の属性や動画の再生時間の情報などを確認することが大切です」

仮説を立てる際には、できるだけ確かな根拠を持つようにしていました。

一人で動画を撮影し、編集し、アップロードすれば仕事として成立するYouTuberですが、データや第三者から得る冷静な情報が必要になるのですね。

先輩紹介

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長時間にわたって熱いトークを繰り広げてくださった今回の先輩はYouTubeで200万人ほどのチャンネル登録者を持つ高稲達弥さん。

チャンネル開設から15年ほど経っていますが、日々変化の工夫を考えている姿が印象に残りました。

YouTuberですら、変わり続けていないとだめになる可能性が高いと思います。

環境に適応していかないと置いて行かれます。置いて行かれてから追いつこうとするのは大変です。

とりあえず何かを始めておく。仮説を立てて検証しながらチャレンジを続けることが大切ですね」

と危機感を持って仕事をされています。

仮説を立てて検証する。

理科や化学の授業で、みなさんも経験したことがあるのではないでしょうか。

SNSを活用して情報発信をする仕事はインフルエンサーに留まらず、自分でお店を持つ人や企業の広報担当者などにも広がっています。

高稲さんから頂いたアドバイスは、YouTuberになりたい人だけでなく、様々な仕事を目指す人に役立つヒントでした。

ぜひ、動画をチェックしてみてください!

好きなことを活かしてみよう

好きなことを仕事にしている人は、好奇心や向上心も旺盛できらきらと輝いていて、とても充実した人生を過ごしています。

そんな先輩が現役の中高生に対して、大切なメッセージを動画で講義してくれました。

好きなことで生きていくためのソーシャルオンラインスクールNowDoと進研ゼミ高校講座のスペシャルコラボとして動画をお届けします。

\人気YouTuberの裏の努力を知ろう!/

動画を観てみる

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<NowDoとは>

NowDoは、好きなことで生きていくためのソーシャルオンラインスクールです。
https://nowdo.net/

 

コメント(3

たこらいす

2021年6月 5日 23:16

夢はYouTuber兼ボカロPになって稼いだお金で世界中の障害者や困っている人を助けること!!だから勉強頑張る!(O゚皿゚O尸

Re:ぴ から たこらいす への返信

2021年6月 9日 16:42

ボカロp!!
私もなりたくてDTMとかMIDI勉強中です!

Re:たこらいす から  への返信

2021年6月29日 17:38

すごよ!( ゚□゚)それ本格的な勉強じゃないですか!!頑張って下さい!

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