【文系】科目選択で迷わない&失敗しない3つのルール

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進研ゼミ高校講座

科目選択3つのルール 文系編

高2になると、入試に使う科目を絞り込んで対策に力を入れていくことになります。また、多くの高校では、高校2年生の12月までに、高3で履修する科目の選択希望を提出します。

文系の場合、英語国語に加えて、勝負科目を地歴・公民か数学から選ぶ必要があります。

そこで選択した科目が、志望大の入試科目になっていなかったとしたら、受験できる大学が限られてしまうということも...。

そのため、高1あるいは高2の早い時期に、どんなことを選択しなければいけないのか何を考えて選択すればいいのかを知っておくと、勉強計画にも役立てられます。

この記事では、文系志望者に向けて、科目選択で迷わない&失敗しないための3つのルールと、そのための考え方を紹介します。

【文系】科目選択3つのルール

①大学で学ぶ内容をベースに必要な科目を見極める

②地歴・公民の2科目は、相性のよい組み合わせを選ぶ

③共通テストで理科を受ける場合は、「基礎」科目を選ぶ

大学で学ぶ内容をベースに必要な科目を見極める

大学で学ぶ内容をベースに必要な科目を見極める

大学や学部によって入試科目が異なるのは、高校でとくに勉強しておいてほしい科目が違うから。

実際に大学で学ぶときに、その土台や前提知識として必要となる科目が入試科目になっていることがほとんどです。

例えば、文学・語学・国際関係学などは歴史の知識が必要となるので日本史や世界史、法学や経済・経営学などは関係性のある政治・経済といった傾向があります。

大学で学びたいことが決まっていれば、その内容に近い科目を選択しましょう。その際、国公立大と私立大では、異なる傾向があることに注意。

【国公立大】
国公立大の中には、公民では個別試験の受験ができない学部や、共通テストで公民を「倫理、政治・経済」でしか受験できないところもあります。

【私立大】
私立大では①英語、②国語、③地歴・公民の3科目受験が基本となるため、ハイレベルな戦いになります。そのため、科目選択のミスは致命的な事態になりがち。

私立大では地理で受験できない大学が意外に多いので、日本史または世界史を選択しておくと、受験できる大学の選択肢が増えます。

先輩の中にも、大学で学ぶことを視野に入れて入試科目を選択したという人が多くいました。

法政大文学部 S・S先輩

大学で西洋史を学ぼうと考えていたため、その予習にもなる世界史を選択しました。

九州大経済学部 M・I先輩

センター試験の公民は「倫理、政治経済」にしました。大学で経済学を学ぶ際に知識を活用できると考えたからです。

地歴・公民の2科目は、相性のよい組み合わせを選ぶ!

地歴・公民は、相性のよい組み合わせを選ぶ!

国公立大の文系学部では、大学入学共通テストで地歴・公民から2科目を選ばせるところが多いです。

初めて実施された2021年度の共通テストでは、地歴・公民の中で日本史Bの受験者数がもっとも多く、次いで地理Bが多いという結果になりました。

令和3年度 大学入学共通テスト 地歴・公民の受験者数
出典:大学入試センター令和3年2月18日公表資料

だからといって、受験者数の多い科目を安易に選択しないように!実は、相互作用で理解度があがる科目の組み合わせもあるので、各科目の相性を考えましょう。

例えば、内容が重なる点を考えて、「世界史」と「倫理、政治・経済」を選んだ先輩も。

京都大法学部 G・A先輩

まず世界史を選び、もう1科目は「倫理、政治・経済」に。世界史と内容がかぶること、志望する法学部で役立ちそうなことが決め手でした。

ここでは例として、4つの組み合わせを紹介します。

日本史×政治・経済or現代社会

日本史の近・現代の内容は政治・経済や現代社愛と重なる部分が多く、勉強しやすいです。

世界史×倫理

世界史の文化史の中には、倫理の漂流思想や西洋思想が含まれるので、効率よく学習できます。

世界史×日本史

とりあえず、この2科目を選択しておけば多くの文系学部を受験できますが、内容が重なることが少なく、どちらも必要な知識量が多いため、負担が大きくなってしまいます。

世界の歴史の中に日本の歴史を位置付けることができるので、歴史の学習としては意義のある選択。

地理×政治・経済or現代社会

地理で学ぶ各国・地域の産業や経済は、政治・経済や現代社会の内容と重なる部分が多いです。

共通テストで理科を受ける場合は、「基礎」科目を選ぶ

共通テストでの理科の選択はどうなる?

ほとんどの国公立大では、大学入学共通テストで理科の受験が必要になります。

共通テストの理科には基礎科目専門科目(基礎を付さない科目)があり、各大学・学部によって必要な科目数などが異なります。

【基礎科目】
・物理基礎
・化学基礎
・生物基礎
・地学基礎

【専門科目(基礎を付さない科目)】
・物理
・化学
・生物
・地学

初めて実施された共通テストでは、理科の各科目受験者数がこのようになりました。

令和3年度 大学入学共通テスト 理科の受験者数
出典:大学入試センター令和3年2月18日公表資料

理系志望者も多くいるため、これがそのまま文系志望者に当てはまるわけではありませんが、基礎科目の中では生物基礎がもっとも多く、次いで化学基礎という順になりました。

高2の段階で、理系科目についても選択をする必要があることを頭に入れておきましょう。

迷ったらコレ!科目選択3つのルール

最後に、ここまでのことを踏まえて、文系の科目選択3つのルールを振り返ります。迷ったときは、これを参考に科目選択を考えてみてくださいね!

【文系】科目選択3つのルール

①大学で学ぶ内容をベースに必要な科目を見極める

②地歴・公民の2科目は、相性のよい組み合わせを選ぶ

③共通テストで理科を受ける場合は、「基礎」科目を選ぶ

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※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

 

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