法学部でも学科の違いでどう変わる?リアルな違い教えます

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同志社大学 法学部  マーゴ先輩

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    こんにちは!

    同志社大学の先輩チューター マーゴです!

    大学進学は人生における大きなターニングポイントの一つ。

    どこにするかを選ぶにあたって4年間学び続けるものだからこそ、学部選びが特に大事です。


    とりあえず大学に行ければ良いと思って選んだり、大学名で決めて後から後悔するなんてもったいない!!

    高校1年生にとっては、まだ受験には遠い先のことと思えるかもしれませんが、大学や学部を決定するうえで第一の関門「文理選択」が控えていますよね。

    文系・理系を決定すると受験できる学部が変わってきますから、文理選択の前に学部を知っておくことが、後悔しないキャリアを築くためには重要です。

    それと、学部を考えるときにイメージだけで捉えてしてまうとミスマッチが必ず起こります。

    今回は、文系学部の中でも「法学部」の実態を知っていただくために、インタビューをしてきました!

    最後までぜひ読んでみてくださいね!

    そもそも法学部って?

    法学部とは、法律のイメージがあるかもしれませんが、実は法律学と政治学の二つを総括した学部です。

    大学によって、入学当初から法律学科と政治学科で分かれていたり、2年次以降にどちらかのコースの選択だったり混合だったり、様々な形があります。

    そして、大学によって法律学科や政治学科の中でもさらにコースが分かれていて、学べることが全然違っていたりします。

    大学入学前に意外と気づきにくいポイントなのですが、自分の学びたいことがそれぞれの大学でどのようなカリキュラムになっているのかを、大学のシラバス等で確認してみるとミスマッチがなくなる
    のではないかと思います。


    今回は、同志社大学法学部を中心に両学科について知っていきましょう!

    法律学科とは

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    はじめに法律と聞くと、憲法や民法、弁護士や裁判官が頭に浮かぶのではないでしょうか。

    法律とは、昔から「社会あるところに法あり」といわれるほど当たり前に存在してきたもので、国の統治のための指針のようなものを示したものを言います。

    法律学では、社会で起こった複雑な問題に対しての対処の方法を、過去の事例から法律がどのように解釈されて対処されたのかという研究を深めます。

    同志社大学法律学科での学び方は、参考となるモデルコースが用意されているようです。

    法律学科の中では、卒業後のキャリアをイメージしたコースが用意されていますね。

    大学で学んだことが仕事に直接生きるような学部は、文系では特に少ないといわれているので、法務職や法曹などキャリアに直接結びついたキャリアプランが立てやすいのも法律学科の一つの特徴だと思います。

    政治学科とは

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    政治と聞くと、国会や政治家、ニュースや新聞のイメージが頭に浮かぶかもしれません。

    政治学科では、社会で起こっていることや社会のシステムをいろんな視点を持って分析していきます。

    本来、政治とは社会の「人々の利害対立の調整を行うことで、社会の秩序維持していく行為」のことを指します。

    政治学を大学で学ぶことで、「価値観が違う人同士がどうやったら共存できるのか」を将来のために、過去の外交や政治家のコミュニケーションから学ぶことができます。


    同志社大学政治学科での学び方として、2年次以降は自分の興味のあるコースを選択して学びを進めていきます。


    政治学科であっても法律学科の授業を受けることができますし、その逆もできるのも面白い特徴だと思います。

    卒業までの必要単位数が決まっているので、学科ごとに他学科の講座ばかりとることはできませんが、比較的自由がききます。

    そして、コースを見てもらうとわかるようにグローバル○○学部のようなことが国際関係コースで学べたり、文学部のようなことが政治哲学・思想コースで学べたり、学部横断的なことを学べるのも魅力だと思います!

    時間割で比較してみよう!

    法律学科ってどうやって学んでいくの??

    時間割法律.png

    法律学科の授業は概論という基礎にあたるもので、総則のような全般に通じる絶対に守らなければいけないよねというようなことを学び、その後に、総論とか各論という発展にあたるもので、個々の事象に対して、この場合は...と細かく見ていくという学びをします。

    政治学科の場合は?

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    政治学科の授業は、1年次に政治学を幅広く学べる基礎科目を受講し、その後は日米外交、官僚、現代政治思想など自分の興味を持った科目を中心に選んで学んでいきます。


    この時間割は3回生前期と4回生前期のものなのですが、法律学科と政治学科でとっている授業が全然違うってことが伝わるでしょうか。

    大学生は卒業必要単位に合わせて好きに授業が取れるので、前期に沢山授業を取ったり、前期と後期でバランスよくとったり、自分の都合に合わせられます。

    法学部で良かったことは?

    法律学科

    【良かったこと】

    ①ロジカルシンキングが身についたこと。

    法律は原理・原則・基本の後に判例という流れで学ぶので、段階を踏んだ思考ができるようになりました。


    ②社会の変化がわかるようになった。

    「社会あるところに法あり」といわれるように、社会に何かしらの問題があるから法律というものが必要になるので、社会問題とか政治の知識をおのずと身につけることができました。

    ③複合的なものの見方が養われる

    それぞれの立場の言い分を知って考えるようになったので、「これが悪い!」と決めつけるのではなく、本当の正義とは何なのかと一度立ち止まって考えられるようになりました。

    政治学科

    ①意見をまとめる力が身についた

    実生活において何かしら対立が起こった場合にも、利害調整の事例を沢山学んできたので、立場によって違う主張をどうやって調整していけば良いのかを考えられるようになりました。

    ②様々なバックグラウンドを受け入れる力がついた

    国際政治コースでは地域研究で様々な国や地域の歴史や政治、社会問題を学ぶので、これまで当たり前すぎて考えたことがなかったと思うようなことによく遭遇します。

    当たり前が当たり前ではないことに気づけたことで、より柔軟に物事を考えることができるようになりました。

    入学前に知っていてほしいこと

    ①法学部でも専門的な職業に就く人はほんの一部!

    よく、弁護士になるの?とか、政治家になるの?といわれるのですが、ほとんどの法学部生は目指していません。

    むしろ、法学部を卒業した後の進路は本当に多様なので、ぜひこの記事を読んでみてくださいね!

    ②大学で学ぶこと以上のことを質問されがち

    政治学科

    「今の政治どう思う?」って聞かれることもあるのですが、政治学は、今までの政治を分析する学問だから、リアルタイムで起こっていることを学んでいるわけではありません!

    法律学科

    警察条項改正とか法律改正わからんから解説して!!とか。法的にどう解決できる?って聞かれることがあるけれども、全般的に学んでいるわけではないからわからない...。

    こういう質問をされると実は非常に困るんです。

    なぜなら、法律学も政治学も学ぶ中で、多様な価値観や考え方に触れるので、情報が少ないなかでも、様々な考え方を尊重しようと思うからです。

    そして、物事は複雑に絡み合っていることを学んだからこそ、安易に答えてしまうことが憚られるようになってしまいました。

    おわりに

    いかがだったでしょうか。

    今回扱ったのは同志社大学で、特徴としてスクールカラーを含めて講座の取り方は自由度がかなり高いです。

    新島襄の考え方として、「自由」を尊重するというものがあるから、新島マインドが浸透している証拠だと思います!

    大学が違えばまた違った特徴があると思うので、ぜひマナビジョンのような入試情報が集められているサイトで調べてみたり、公式のHP(学部別でホームページがある大学もあります!)をみてみてくださいね!


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    <この記事を書いた人>

    マーゴ

    ※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

     

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