【大学教授に聞いた!】進路に悩む高校生からのメールはあり?書き方は?

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九州大学 農学部  ベリー先輩

  • 先輩チューターに相談する

    【大学教授に聞いた!】進路に悩む高校生からのメールはあり?.PNG

    こんにちは!皆さん、大学の情報集めは順調ですか?

    九州大学農学部の先輩チューター、ベリーです!

    今年は直接大学を訪れたり、大学生や大学の先生と話せるイベントが少なくなったりしそうで不安に思っている人も多いのではないでしょうか。

    しかし!!
    大学に直接行けなくても、大学の中の生の声を聞くことができるワザがあるんです!!

    それは、大学にメールをすること。

    今知った!という人もいれば知ってはいるけど踏み切れないという人もいると思います。

    と、いうわけで......。
    今日は「一体どうやって?」「送っても怒られない?」などなど、皆さんの気になっていることを私が解決しちゃいます!

    大学に直接メールをするとは?

    実は大学や各研究室・ゼミのホームページには問い合わせ用のメールアドレスが書いてあるって、知ってましたか?


    メールアドレスは窓口役をしている事務員の方や先輩たち、そして先生方に繋がっています。

    大学生が授業の質問や研究の相談をするのに使うのはもちろん、用がある人が自由に問い合わせをすることもできるんです。


    メールによる問い合わせは大学の外の人はNG!というわけではなく、誰でもできます。
    高校生でもOKなんです!


    大型のイベントへの参加が難しい今、これは貴重な情報集めの手段の一つと言えます。


    そうは言っても大人、ましてや話したこともない偉い先生にメールをするなんて気がひける。
    というか、SNSばかりでメールなんてほとんど書いたことがない!


    ......って思っているあなた、大丈夫です。
    私が代わりに、大学の先生にずばりそこのところどうなのか聞いてきました!

    突撃インタビュー!高校生からのメールをどう思いますか?

    今回お忙しい中取材させてくださったのは、私が所属している九州大学農学部園芸学研究室の尾崎行生教授。

    もちろん取材のやりとりも、先生のメールアドレスを介して行わせていただきました。

    ベリー
    もし高校生から学部や研究室について知りたい!とメールがあったら、先生ならどう対応されますか?

    また、どう思われますか?

    尾崎先生
    高校生から「学部・研究室について知りたい」というメールが届きましたら、まずは具体的にどのようなことを知りたいのかを確認させていただきます。

    最初の問合せの際に尋ねたいことを具体的に説明しておくと、必要な情報を教えていただいたり期待通りの回答をしていただけるのではと思います。

    各大学の研究室情報や研究者情報につきましては、ホームページ等で紹介されていますが、説明の詳しさ・わかりやすさは大きく違いますので、なかなか必要な情報が得られないこともあると思います。

    多くの先生方は、高校生からの問い合わせを歓迎してくれると思いますよ。

    〇〇先生に問い合わせを行おうと思った動機、きっかけなどについても述べていただいた上で、問い合わせをしていただくと、高校生の皆さん方にとって満足度の高い回答が得られそうです。


    ベリー
    良かった、安心して高校生が問い合わせをしてもよさそうですね。

    ちなみに、これまでに高校生からあった問い合わせにはどんなものがありますか?


    尾崎先生
    福岡県内のある高校の生徒さんが少人数で取り組んだ課題研究の結果や考え方について、高校の先生を通じて相談を受けたことがあります。

    ベリー
    進路の相談以外にも、高校の課題についての問い合わせが来ることがあるんですね。

    それでは次に、メールを使い慣れていない高校生に、先生が「これだけは守ってほしい!」反対に「これができていたら大丈夫だよ!」と思うメールマナーのポイントを教えてください!

    尾崎先生
    SNSツールを利用することが多くなるにつれて、メールで文章を書く機会が少なくなる傾向にあるのかもしれません。

    大学の先生に限らず、大人に対してメールを送る際には言葉遣いや文字変換に気をつけましょう。

    敬語の使い方にも気をつけて。

    また、相手には毎日沢山のメールが届いていますので、用件をわかりやすく、できるだけ簡潔に伝えるように心がけましょう。

    「メールを書くときのマナー」と検索すれば、沢山の情報が得られますよ。

    ベリー
    園芸学研究室のHPには電話番号も書いてありますが、先生は電話・FAX・メール、どの方法での問い合わせが良いと思いますか?

    尾崎先生
    一般的にはメールの方が時間に拘束されずに自分のタイミングで返信できるので、メールで問い合わせるのが良いように思います。

    ただ、沢山のメールの中に埋もれてしまいがちで、なかなか返信してもらえないこともありますので、1週間ぐらい待っても返事が来ない場合にはリマインドメールを送ると良いかもしれません。

    用件によってはメールでの説明が困難な場合もありますし、メールで受け答え(いわゆる「キャッチボール」)をすると時間と手間がかかる場合もありますので、必要に応じて電話やビデオ通話サービス等も利用すると良いでしょうね。

    ベリー
    進路決定ぎりぎりではなく、時間に余裕を持ってメールをやり取りするのが良さそうですね。

    ありがとうございました。最後に、新型コロナウイルスの影響で休校やイベント等の縮小が発表され、「ほかの年の先輩たちに比べて情報が少ないんじゃ?進路研究が遅れているんじゃ?」と不安に思っている高校生たちに、何かメッセージをいただけると嬉しいです!

    尾崎先生
    今の時代にはパソコンやタブレット、スマホなどがあり、それらの端末を駆使すれば、いろいろな情報に触れることができます。

    例えば、大学で行われている研究や興味のある企業や業種の情報を検索したり、日ごろ感じていた「なぜ?」や「どうして?」といった疑問について調べることもできそうです。

    家族といろいろな話をする時間も大切にしたいですね。

    高校生活は、人生の基盤となるとても大切な時期です。

    「人間万事塞翁が馬」の言葉を心に留めつつ、充実した高校生活を送っていただければと思います。

    できる高校生のメールはこれだ!

    尾崎先生へのインタビューから、情報収集をするためにどんなメールを書けば良いのか見えてきましたね。


    ポイントは、

    ・具体的に聞きたいことを整理しておく!
    ・失礼な言葉遣いや誤字脱字をしないように気をつける!
    ・用件をわかりやすく簡潔に伝えるよう心がける!


    それでは早速、私と一緒にメールを書いてみましょう!

    メール解説1.PNG


    まずは件名から。

    メールにはSNSのダイレクトメッセージなどと違って、「タイトル」をつける欄があります。

    ここはメールを受け取った先生が最初に見る場所。

    「誰からの何のメールだ?」ということがはっきりわかるようなもの
    をつけましょう。

    今回のように情報収集が目的なら、「〇〇研究室で学べることについての質問」「〇〇大学〇〇学部進学後のカリキュラムについてのご相談」のようなタイトルが考えられますね。


    メール解説2.PNG

    次に宛名と、挨拶です。
    と言っても、国語便覧に載っている手紙の書き方みたいな時候の言葉を考える必要はありません。笑


    「突然のメール失礼いたします」と一言ことわったり、「初めてメールさせていただきます」のようにメールであっても「初めて会う大人の人に挨拶をしているんだ」という気持ちで書き出すと、いやな印象になりません。


    挨拶のあとには「〇〇高校の〇〇です」としっかり自己紹介
    をしましょう。誰から送られてきたメールかわからないと、迷惑メールと思われてしまうかもしれません。

    メール解説3.PNG


    自己紹介が済んだら、いよいよ本題です。

    自分が聞いてみたいことを、できるだけシンプルでわかりやすい言葉で書いていきます。

    箇条書きにしたり質問に番号を振ると、どの部分に答えれば良いかわかりやすくなるのでおすすめです。

    《たとえば、こんな質問!》

    ・入学してから卒業するまでにどのような授業が準備されているのか? どれぐらいの数の授業を受けなければいけないのか?
    ・入学後のコース・分野配属、研究室配属はどのように行われるのか?
    ・どのような研究室があるのか? それぞれどのような研究が行われているのか?
    ・自分自身が興味を持っていることや研究をしてみたいことがあるのか?
    ・卒業研究はどのように行われているのか?
    ・卒業後の進路は就職が多い?進学が多い?
    ・卒業後の就職先は?などなど


    ちょっと面倒な作業かもしれませんが、質問がちゃんと伝わらなければ「せっかくもらった答えだけど、欲しかった情報とズレてる......」なんてことも起きてしまいます。

    自分に必要な情報をゲットするためにも、質問はしっかり練りましょう!


    質問を書き終えたら「お忙しいところ申し訳ありませんが、お時間のあるときにお返事くださると嬉しいです」など、受け取った先生が負担に思わないように書き添えておきましょう。


    お仕事の合間にわざわざ答えてくださるわけですから、「遅い!」とイライラするのは×。

    本当に連絡が来なくて不安になったとき、インタビューで尾崎先生に教えていただいたように「先日メールをした〇〇ですが、届いていますでしょうか?」と確認のメールを送るぐらいにしましょうね(^ ^;


    メール解説4.PNG


    そうそう、忘れちゃいけないポイントが最後の最後にありました。

    連絡先として自分のメールアドレスや電話番号を書いておくと、先生が皆さんにお返事を書くときにスムーズです。


    メールの最後に添えるこの「名前と所属・メールアドレス・電話番号」のセット。

    まだあまり見慣れないかもしれませんが、「署名」と言って大学生や大人がメールをするときの必需品です。

    ぜひ大学生になったら使っていくことになるこのセットをつけて、周りと差のつく「できる」高校生になりましょう!

    情報収集に、新しい選択肢を

    どうですか?

    これなら書けるかも!と思ってもらえたらとっても嬉しいです。

    進路選択を成功させるカギは、不安なことや納得いかない部分を抱えたままにしないことです。

    今は別に書かないよ〜という人も、後悔しない志望大・学科選びのために、こんな手段もあるんだよということをぜひ覚えておいてください。

    それでもやっぱり、大人である先生にメールをするのはちょっと緊張する...

    そんなあなたには年の近い大学生の先輩に直接質問ができる「先輩ダイレクト」があります!

    私ももちろん相談に乗りますので、九州大のことや農学部のこと、この記事についてなど何か悩みがあったら送って来てくださいね。


    あなたの進路選びを応援しています!

    <この記事を書いた人>
    九州大 ベリー

    ※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

     

    コメント(1

    匿名希望

    2021年6月 2日 22:44

    私もメールで聞いてみようと思いました。

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