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【高1向け】ニガテな教科がある人向け、文理選択の3つのコツ

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進研ゼミ高校講座

文理選択のコツ3つ

高校1年生のこの時期、文系と理系どちらに進むかを考えはじめる頃ですね。

文理選択で最初に考えるのは、得意な科目と苦手な科目。「受験で有利になるから、得意科目を選んだほうが得じゃん!」って思ってる人、正解はそれだけじゃないかも!?

そこで、文理選択をするときの3つのコツを、先輩の体験談とともにお伝えします。参考にしてみなさんも後悔しない文理選択をしましょう!

\先輩100人の進路選択ストーリー/



文理選択のコツ1:将来の夢から逆算して、苦手と向き合う

文理選択のコツ 将来の夢から逆算

もし、将来の夢、将来なりたい自分が決まっているなら、そこから逆算して文理選択をしましょう。

苦手に挑戦する選択は将来の目標のため!

 

私は、中学時代に薬剤師になることを考え始めていました。

 

でも、1番得意な国語を大学でもっと深く学びたい気持ちも...。また、数学や物理が苦手だったので「理系に進んでも苦労する」という不安もありました。

 

たくさん悩みましたが、「将来やりたい仕事は資格が必要」「もし学部を変える場合でも視野を広く持ちたい」ということで、得意科目への興味や苦手科目への不安を超えて理系・物理選択に決めました。

 

(九州大/薬/臨床薬 あんず先輩)

理系科目が苦手でも薬学部に合格できた理由

「やってみたいこと」重視の選択

 

得意科目は国語と生物。苦手科目は数学。「できる」分野で言うなら文系だけど、興味があるのは科学的な話。ただでさえ進路にまつわる噂は色々あるし、この話題は高校の間ずっと胃が痛いものでした。

 

でも、悩むうちに先に何があるかはわからないけれど、「今、やってみたいこと」を優先させたくなり、苦手と向き合う理系を選択しました。

 

(九州大/農/生物資源環境 ベリー先輩)

「地元」にとらわれない進学先探し。

「将来の夢のためには理系を選ばないといけないけど、理系科目は全部苦手...」そんな悩みをもっている人も多いかもしれません。

でも、将来なりたい自分がはっきり決まっている人は、それが原動力になります。

たとえ苦手科目だったとしても、勉強はモチベーションが大事なので、心の支えになるものがあると乗り越えることができる!

その苦手を乗り越えて合格を掴んだ先輩たちもたくさんいます。そして、大学受験は得意科目を伸ばすことよりも、苦手科目の克服がカギ

なぜなら、得意な科目をさらに伸ばすよりも、苦手科目を引き上げるほうが少ない勉強量で済むからです。

それだけ伸びしろがあるということなので、苦手科目に向き合うことは大学受験では欠かせません。得意・不得意で決めることよりも、将来なりたい自分を大切にして、苦手科目に挑んでみてください。

文理選択のコツ2:『得意・苦手』よりも『好き・嫌い』で決める

文理選択のコツ 好き・嫌いで決める

将来なりたい自分が決まっていないときは、好き・嫌いで決めたという先輩たちの体験談が参考になると思います。

好きな科目と夢を考えると理系だった!

 

私は、物理と化学が好きな高校生でした!科目の得手不得手より好き嫌いで決めた方がいいと思っています。

 

また、父が研究者であったため、私の夢も研究者でしたが、食べることに興味があったので、食品研究者になりたいと思うようになりました。その夢への近道として理系を選びました!

 

(大阪大/工/応用自然科 なーひろ先輩)

運命の大学に出会うことは夢への近道!

「得意不得意」よりも「好き嫌い」

 

高1の時点ですぐに勉強に躓き、とくに数学・英語・物理の成績が赤点を取るレベルでした。

 

苦手科目を見ると明らかに文系を選んだ方が良さそうですが、自分が好き(面白い)と思えた科目は理科でした。

 

自分の得意・不得意で選ぶよりも、好き・嫌いで選んだ方が今後の勉強も大学生活も楽しいかなと思って、理系を迷わず選択しました!

 

(九州大/理/地球惑星科 クルトン先輩)

苦手でも「好き」なもので決める進路選択!

文系科目or理系科目が得意で好きというのが一致していれば、素直にそちらを選んでも問題ないと思いますが、得意だけどつまらないとか、苦手だけど面白いと感じているなら要注意。

やはり大学でもその分野の勉強を続けることになりますし、将来的に自分がなる職業にも大きく影響してきます。

だからこそ、将来ずっとつまらないと感じることを続けるよりも、自分が好きとか楽しいと思えることを続けたほうがいいですよね。

高校1年生だと、将来なりたい自分が決まっていない人も多いと思うので、そういうときは自分の好き・嫌いを整理してみて、文理選択をするのも1つの手です。

文理選択のコツ3:文転より理転のほうが難しい

文理選択のコツ 理転のほうが難しい

悩み続けて、どうしても決まらない!という人に、頭の片隅に置いておいてほしいのが、文系から理系に変更する場合、理系から文系に変更する場合です。

やりたいことは決まっていたはずだった

 

私は幼いころから「大きいものを作りたい!」という夢を持っていました。高校入学前から建設業に興味があり、理系に進むことを早い段階で決めていたはずでした。

 

ところが、進路選択の時期の苦手科目はすべて理系。不安が募り文系にするか悩んだ時期もありました。

 

しかし、理系から文系へ変更する文転はできても、理転は厳しいことを知り、苦手ともう1年戦ったうえで考えようという思いで理系を選択しました。

 

(九州大/工/地球環境工 きょうやん先輩)

文理選択からあいまいだった私が九州大を選んだワケ

先輩の体験談でもあるように、進みたい道が苦手科目だった場合、どうしても不安になると思います。

そこで、もし大学受験までの間に、変更することを考えたら。その場合は、文系から理系に変更するのが一般的に難しいと言われています。

例えば、数学は積み上げ型の科目と言われます。これは、順番に単元を勉強していって、その積み重ねがないと次の単元の内容もわからないから。

つまり、後から理系科目を勉強する場合、一から勉強する必要があり、追い付くのが難しいということです。

そんなデメリットを覚えておいて、どうしても迷ったときには理系を優先すると考えると、最後の決め手になるかもしれません。

先輩たちの体験談にも、たくさんヒントがある!

文理選択をするときの3つのコツをお伝えしてきましたが、「進研ゼミのWEBオープンキャンパス」では、100人を超える先輩が進路選択の体験談を語ってくれています!

また、大学の様子がわかる「先輩100人のキャンパスライフとマナビ」というコンテンツも!今のうちから気になる大学を見ておくと、勉強のモチベーションもアップするかもしれませんよ!?

ぜひご覧ください。

\100人の先輩たちが待ってる/



<この記事を書いた人>
上智大学大学院卒 クロロ

国語(とくに現代文)が大の苦手ですが、文系学部に進み、今は文章を書くお仕事をしています。好きって気持ちがあれば、苦手は乗り越えられる!

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

 

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