【大学生のリアル】意外!?国際系の就職事情とは?

  • 進路
  • /digitalmyvision/shinro/000433/

この記事を書いた人

国際教養大学 国際教養学部  まち

サムネイル

「国際系の大学を卒業したらどんな仕事に就くんですか?」

私まちが先輩チューターのお仕事をしている中で、こんな質問を高校生からよく頂きます。

そこで国際教養大学の4年生2人にインタビューを実施!

インタビューイー2人

写真むかって左:Sさん・国内ベンチャーアパレル就職予定
写真むかって右:Oさん・国内大手飲料メーカー就職予定
インタビューアー: 先輩チューター・まち

大学でのオールイングリッシュでの学びや、1年間の交換留学を経験した2人が語る、国際系のリアルな就活事情とは?

大学入学前の将来の目標

海外で働くんだろうなっていう感じ

--国際教養大学(以下AIU)入学前、2人は卒業後の職業の目標とかあった?

: 私将来の夢とか小さい頃から全くない!笑

AIUに入ったのは英語を身に着けたいっていうのがあって、英語を使った仕事、外資とか海外で働くんだろうなっていう感じ。

具体的な仕事より、むしろAIUはいろんな道への入口が広いと思ってた。

話をするインタビューイー

S:私も大学選ぶときに将来何がしたいっていうわけではなくて...。

英語を勉強するのは好きだったし、小さいときから海外の人と関わる機会があったから、英語や海外について勉強できる機会があればいいなって大学を選んだな。

あと入学したときは英語圏に留学しようと思っていたの。

理由は企業で働きたいというより国際機関で働きたいと思っていたから。

中学から高校ではめっちゃJICA(国際協力機構)について調べてた!

大学卒業後を考え始めたきっかけ

自分にしかできない特別なことを

--大学在学中に、卒業後のキャリアについて考えるきっかけになったことはあった?

S: 一番の就活を考えるきっかけになったのがボスキャリ*の準備だったと思う!

*ボストンキャリアフォーラム:米ボストンで開催される留学生向け日本企業説明会兼選考会

まず、私留学前は留学することが一番の大きな目標になっていたから、それ以降のことは考えていなかったな。

ボスキャリに参加して内定をもらった大手企業が、自分が思っていたのと違うなって感じた。

それが、自分のことを見直すきっかけになったかな。

話をするSさん

O: 私の場合、本当に本格的に卒業後のことを考えだしたのは留学から帰国した後かな。

大学で「(就活)やらざるを得ない」雰囲気に囲まれてからだった。

最初は大学内での企業説明会に行きながら、「この仕事は違うな、この仕事はちょっと興味あるな」と絞っていったな。

-- その中でも「メーカーで働きたい」と思ったのはなんで?

O: 自分が働く姿が想像できて、何やっているのか想像できるから!

もともと身近な商品が多いBtoC(*消費者向け)の企業を探していた。

他も聞いてみたけど「自分が何をやるか想像できない、こういうのは向いていない」っていう感じで絞っていって、最後までBtoCメーカーへの興味は変わらなかった。

話をするインタビューイーの手元

S: 私は初めBtoB(*企業向け)の方に興味があったかもしれない。

1つの商品を売るのに一生を捧げたくなくて、せっかく今まで勉強してきたのに、ものを売るのに完結させるのは寂しいなって。

想像しやすいのはメーカーだったけど、いろんな業界で自分が仲介枠になって形を変えて使ってほしいと思っていた。

--さんの内定先はアパレルだけど、なんでそこを目指したの?

S: 内定先は結局BtoCだったけど、そこはあんまりみんながやらないこと、自分にしかできない特別なことをやりたいと思って受けたの。

--自分がやりたいことができるかは、難しいけど大事だよね。
さんが言ってたけど、大学には本当にいろいろな企業が説明会に来ているよね。

O: 私はメーカー志望よりだったから、メーカーがたくさん来てくれている学内説明会はありがたいと思っていたよ。

S:そういう学内説明会の機会は、卒業して働いている先輩たちの頑張りに支えられているって気づいたな。

国際系での学びがどう活かせるか

練習の場として授業がある

国際教養学部のカリキュラムチャート

※国際教養大学のカリキュラム

-- 大学で学んできたことをどう活かしたい? 国際教養学部の強みはなんだと思う?

O:  AIUの授業は、学問的な内容より、経験に大事な学びがあると思うな。

私がBE(基盤教養課程*)の科目をとっている中で、疑問を抱いている時期があったの。

※基盤教養課程(BE): 専攻を学ぶ基礎として、英語で人文学、社会科学、理数系など幅広い学問分野を学ぶ課程。

「日本語だったら理科も数学も理解できるのに、なんで英語でやっているんだろう?」

この疑問を先輩にぶつけたときに、

「学問の内容を学ぶことより、英語を使う能力や文化背景が違う人とコミュニケーションをとる能力の練習の場として授業がある」

って言われて、なるほどなって。

S: 確かに!

-- 「コミュニケーションの練習の場としての授業」っていうのはすごく納得!

O: それで前向きにAIUの勉強を頑張ろうって思ったの。

確かにBEで勉強した生物のミトコンドリアみたいな専門的な英語はもう使わないけれどね(笑)

あとAIUの授業は留学のいい準備になったよね。

留学は私の中では一番いろいろ伸びる場だったけど、日本でも英語で授業を受けてきたから、授業でいっぱいいっぱいで外に遊びに行けないっていうわけではなく、その下積みが活かせたな。

授業の課題を見せるOさん

O:学内アパート生活では、意外と日本人同士の生活もみんな全然違うことを認識できたのも大きな収穫だった。

将来学生だけでなくいろんな人と出会う中でも良い経験だと思う!

--日本人も留学生もいっしょに住むAIUの学内アパートは、個室だけどキッチンは共有という微妙な距離感がいいよね。

O:ほんとに「洗い物放置してる!」とか小さいことでもトラブルになりがち。

ちょっとした不満は留学生との間でもあるけど、意外と日本人同士の間でもある。

S:あるある!

O:違う国籍の人だけじゃなく、同じ文化の中でも違うことがある」と知れたのは社会に出ても役に立つはず。

-- 確かに企業の中では、他の社員や取引先の人とか色んな人がいるからね。
SちゃんはAIUでの学びは卒業後どういう強みにできると思う?

: 私の場合は直接外国の人と関わる機会が多分多い仕事だから、「外国の人にはそもそも日本で通用している考えかたが通用しない」っていう考えかたは活かせると思う。

外国人の取引先とは、締切に間に合わないとかのトラブルがめちゃくちゃ多いって、内定先の人から聞いてる。(笑)

それを許容することが大事だと思う!

O:妥協点を見つけないといけないよね。

時間を決めて約束するとか。

S:語学面での経験も活かせるかなって考えている。

内定先は台湾やシンガポールに支社があって、そこに直接行けるチャンスがすぐにあるかも知れない。

--Sちゃんは中国語もだいぶ話せるし、そこは強みだよね。

:海外支社で語学を活かして働けたら良いなとは思っている。希望としては...

O: 直接的に活かせる能力もあるけど、そうじゃない目には見えないものもあるよね。

引き出しを増やしておけるのはすごい良いと思う。

--「経験の引き出しを増やす」ことは、私も大事だと思う!

O:大きく回り回って帰ってきたりする。

気づかないときもあると思うけど、なんだかんだ無駄じゃないよ。(笑)

S:その知識を持っているか持っていないかで、仕事で付き合う人との接し方が変わるかもしれないよね。

O:授業は分かんないことでも、練習の場だし!

国際系大学を目指すあなたへ

自分の興味のあることを見つけて

-- 最後に、国際系の大学を目指す高校生にメッセージをお願いします。

O: 一個小さい興味があったら、それに向かって進んでいったらいいと思う。

でもやりたいことがないことには焦らなくていい。

少しでも興味があることに進んだらいいよ!

S: 大学受験をゴールと考えないほうが良いかな。

一通過点として大学受験があって、入ってみたら想像と全然違ったってなるし、計画通りにならないかもしれない。

でも、どれも無駄にならないから、4年間の中で自分の興味のあることを見つけて、頑張れたらいいと思う!

インタビューイーのメッセージ

まとめ

このように、国際系の卒業後のキャリアは実はかなり人それぞれ!

お2人もおっしゃっているように、大学での経験は様々な形で社会の中でも活かせるはず。

国際系の進路を考えるあなたも、ぜひ大学で自分の将来の目標を見つけてくださいね◎

<この記事を書いた人>

国際教養大国際教養学部 先輩チューター まち

この大学に入って興味の視野が広がりました!

※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。

 

コメント(1

ミッちゃん

2020年5月12日 13:12

ありがとうございます!高校生活で自分が本当にやりたいことを探していきたいと思います。

記事にコメントする

【コメント送信前に必ずお読みください】

このコメント欄では、質問や相談はできません。

  • ※学習・進路の質問は、「高校講座アプリ」の画面一番下の「質問・相談」のタブからお願いします。

コメントを送信

ハンドルネーム(入力なしでもOK)

今月のオススメ記事

進路カテゴリ よく読まれている記事ランキング