教員にならない!?教育学部の意外な実態

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この記事を書いた人

東北大学 教育学部  みーやん

教員にならない!?教育学部の意外な実態

突然ですが、「教育学部」と聞くと、どんなイメージを持つでしょう??

「将来は学校の先生になる!!」

「教員志望の人がたくさんいる!」

こんなふうに、「先生」と直結した学部のイメージが強いかもしれません。



しかし...そんなことは全くありません!!

むしろ、先生になる人の方が少ない場合も。

東北大就職状況H29.png

私こと先輩チューターみーやんの所属する東北大学教育学部では、卒業後に教員になる人は、たった1%でした。(平成29年度)

え、私もびっくり!!

想像以上に少なかった!!

では、卒業生はどんな職業に就いているかというと...

公務員、教育・学習支援業、製造業、金融、サービス業、大学院進学など、本当に様々です。

こんな感じで、私の大学の教育学部の場合は、自由な進路選択ができます。

「教育」に囚われない、選択肢の幅広さが特徴です!

実はみーやんがこの大学の学部を選んだのも、「教育には興味があるけど、教員になる決心はつかないな...」と思っていたから。

「将来なりたい職業が決まっていない」でも「教育は楽しそう!」

こう思って学部を選びました。

「先生になるため」の教育学部との違い

私の所属する教育学部は、教員養成(先生になるための教育をすること)を目的とはしていません。

代わりに、教育学や心理学の研究・教育を目的としています。

例えば、

・教育制度の変遷

・教育政策

・教育に関するもの(学校行事、校歌など)の歴史

・認知機能に関すること

・教育現場のいじめ問題

・教育効果の分析(研究として実際にデータを取って、教育の効果を分析する。)


こんな感じで、「教育関連の様々なことを学ぶ」というイメージです!

教育学部いろいろ

ちなみにみーやんの研究室は「人間形成史」という歴史の研究がメインのところです。

卒論のテーマには、キャリア教育の歴史を選びました。

教員にもなれる!けど...

もちろん、教員養成を目的としていない私の大学の教育学部のような場合でも、教員免許を取って、教員になることは可能です。

でも、文学部の授業を取るなど、必修科目以外の授業を取るから、とにかく勉強が大変!

「とりあえず英語教員の免許は取っておこうかな...」と思ったみーやんは、大学2年生の授業が週18コマになり、勉強が追いつかずに断念してしまいました...。

時間割

どの科目の先生の免許を取るかによっても変わりますが、教員養成課程じゃない場合は、勉強の負担が増える覚悟が必要です。(泣)

カウンセラーになるチャンス!?

カウンセラーの1つに、「臨床心理士」というものがあります。

この資格を取るには、決められた大学の大学院を修了することが必要と決められています。

私の大学は教育学部ですが、実はそれに当てはまるのです!

なので、東北大学教育学部の大学院に進学し、「臨床心理学コース」を選択すると、カウンセラーになるチャンスができます。

私の友人にも、カウンセラーになりたくて、東北大学教育学部に入学した人がいました。

「教育学部」からカウンセラーは想像しにくいですが、こんな進路もあります!

まとめ

同じ「教育学部」という名前でも、大学によって特色は様々です。

私は教員養成課程ではない学部を選びましたが、好きなことを学びながら、最終的に納得のいくような進路選択をできるのがこの学部のいいところだと思います!

ゆっくり時間をかけて、将来の進路選択をしたい人にもおすすめの学部です!!

※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。

<記事を書いた人>

東北大学教育学部 先輩チューターみーやん

ちなみに私が教育に興味を持ったのは、母親が教育関係の会社で働いているからです!実は母親も大学の教育学部を卒業した後、教員にはならないという道を選びました。

 
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