皆さん、こんにちは!
受験勉強は順調に進んでいるでしょうか?
...ふむふむ。「第一志望とのレベルの差が大きくて、志望大を変えなくて良いか不安」?
確かに、受験までの日が短くなってきている中で、成績が伸びないと辛いですよね...!
私自身、高3のこの時期に受けた最後の記述模試で、第一志望がD判定と、決して合格に近いとはいえませんでした。
ですが、自分で決めたことを最後まで曲げたくなかったので、志望大を変えることなく、勉強を続けました。
こうして思い切ってハイレベルな大学へ挑戦できたのは、「うまくいかなかったパターン」を考えて併願校を決めていた、というのが一つの要因としてあります。
そこで今回は、「挑戦のための出願大戦略」として、私がどのように出願大(本命+併願)を決めたのか、ご紹介したいと思います!
果たして、その選び方とは...?
「挑戦校・目標校・安全校」の3つを考える!
私は出願大を考える時、大学を「挑戦校・目標校・安全校」の3つに分類して、それぞれのグループにおいて、2~3校ほど大学を選ぶようにしていました!
これは今後の勉強で、「想像以上に成績が伸びた!」というような大成功パターンから、「全然成績が伸びない、何なら少し落ちたかも...」というような大失敗パターンまで、どのような成長の道筋を描いても良いようにしたためです。
特に「うまくいかなかった時」まできちんと考えたことで、「仮に第一志望がダメでもこの大学には行けるはず」と、精神的な落ち着きを得ることができ、第一志望に向けた勉強に集中することができたと思います。
ここからは「挑戦校・目標校・安全校」のそれぞれについて、より詳しくお話ししていきますね!
挑戦校:「行きたい」という気持ちを最優先!
まずは一番上の「挑戦校」。
私の場合、第一・第二志望がこれに当てはまっていました。
(現在通っている東工大も、もちろんこの「挑戦校」でした。)
このグループの大学は、もう決まっている方も多いと思います。
もしまだ決まっていない方がいれば、「行きたい、目指したい」という気持ちを大事に選んでみましょう!
こうした気持ちがあれば、今の学力より多少上のレベルの大学を選んでも良いと思います。
(私は「ここから勉強が上手くいけば手が届くかも...?」くらいを基準にしていました!)
目標校:自分の実力に見合ったレベルを
挑戦校の一つ下のグループが、「目標校」です。
私の場合、第三~第五志望がこれに当てはまっていました。
ここからはいわゆる「滑り止め」の意味合いが強くなるので、現在の自分の学力レベルなど、現実的な要素も踏まえて考えます。
私は「この調子で勉強が進めばまあ戦える」くらいを基準に選びました。
(模試で言うと、A~C判定を行き来しているような大学です。)
このグループをしっかり考えて、進学しても楽しめそうな大学を選んでおくことで、安心して上位校に挑戦できると思います!
また、挑戦校との科目の兼ね合いも考えましょう。
「挑戦校で使わない科目を受験で使う...」といったことは、なるべく避けたいところです。
安全校:余裕を持って合格できる大学を
最後のグループは、「安全校」です。
私の場合、第五志望以降がここに当てはまっていました。
このグループでは、目標校よりさらに「滑り止め」としての役割が強い大学を選びます。
私の場合、「この調子で勉強できれば余裕持って合格できる」くらいを基準にしていました。
(模試で言うと、ほとんど常にA判定を取れているような大学です。)
こちらも目標校と同じく、しっかり選んでおくことで、挑戦校へ向けての勉強に集中することができると思います。
また、このグループの大学の対策には、あまり時間をかけないのがベストです。
そのぶんの時間を、より上位の志望大の対策にあてるようにしましょう!
私の場合、対策の時間を削減するために「共通テスト利用形式」で受験できる大学を選びました。
このように、入試形式を工夫できないか考えるのも良いと思います。
おわりに
改めて、今回の内容をまとめたものがこちらです!
繰り返しになりますが、「うまくいかなかった時」のこともしっかり考えておくことで、安心して上位校に挑戦できると思います。
併願校も本命と同じくらい、じっくり考えてみてくださいね。
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<この記事を書いた人>
東京工業大・すい
模試の志望大学・学部書く欄狭すぎ問題
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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