新しい年度が始まり数週間たちましたね!
授業を何回か受けて、どうノートを取っていけばよいかで悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
今回は日々の授業を受験に生かせる、「受験に役立つノートの取り方」をお伝えしようと思います。
ノートは主に「まとめ用ノート」と「演習用ノート」の二つの種類に分けられると思います。この種類別におすすめのノートの取り方を紹介したいと思います。
まとめ用ノート
板書の丸写しじゃなくて、自分の言葉で
まとめ用ノートについて全教科にいえる事は、板書をただ写すのはNGという事です。
先生が書いた事をそのまま書くと、ノートをとるのが作業になってしまいがちです。
それを防ぐために、「自分の言葉で」という事を意識して授業を聞くとより集中できますし、身につきます。
(例えば物理なら覚えるべき公式を書くだけでなく、その公式が意味する物体の運動のイメージを自分なりにメモするなど)
また、先生が授業中に話していた豆知識や雑談もメモしておくと、ノートを見返したときに授業の記憶を呼び起こし、思い出しやすくなるのでお勧めします。
自分なりのルールに基づいてノートをつくる
私は高校の頃、気分で見出しの書き方などがばらばらになってしまい、見返した時にわかりにくい、という経験をしました。
なので、みなさんには自分でルールを作り、それに基づいて見出しや書き始める位置、マーク、色などを一定に保ってノートを取っていく事をお勧めします。
装飾をカラフルにすると、本当に重要な部分が目立たなくなってしまうので、大事な箇所だけ色をつけるようにしましょう。
演習用ノート
自己分析をメモする
数学や理科などの演習用ノートの場合、自分が間違えた理由を分析し、メモすると良いでしょう。
この際、自分の間違えを消しゴムで消さず、赤ペンで直すのがポイントです。
自分の間違えの癖に気付きやすくなりますし、忘れてしまいがちな知識や公式を洗い出し、集中的に覚えたいときにそのノートが救世主になります。
類題を見つけ、メモする
理科や数学は、学校で軸として使っている問題集が一つあると思います。
(私の場合物理はリードα、化学はニューグローバル、数学は4STEPという問題集でした)
その問題集で扱った問題の類題をゼミや共通テストの過去問からみつけ、ノートにメモしていくのもお勧めです。
そうすると、見返して類題を解きたいときにすぐ取り組めるので勉強の効率が上がります。
数学と物理は特に、どの解き方をすればよいかを判断する力が重要で、類題を見つけるという行為自体が力になるのでぜひやってみて下さい。
今回は私の経験から受験に役立つノートの取り方について紹介しました。
人それぞれ見やすい、と思うノートは違うので、この記事に書いている方法をたたき台にして自分なりに見やすいと思うノートの取り方を確立してみて下さい。
応援しています!
<この記事を書いた人>
北海道大学 すいか
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
- #予習復習
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