2021年7月某日。
セピアはレポートを仕上げるべく東大図書館へ向かった......
.....とその前に、まずはご挨拶から。
こんにちは。
先輩チューターのセピアです!
今回の記事は......
「私の通う東京大学の魅力をお伝えしよう!」
ということで、
独断と偏見で「図書館」にフォーカスしてお届けしたいと思います!
事のはじまり~期末レポート~
これは前期の学期末のお話しです。
「ことばと文学」という講義の、期末レポートを書くことになりました。
お題は、
「授業で扱った作品から一つ選んで論じなさい。4000字程度、論文形式で」というもの。
「論文形式」ということは......
(場合にもよりますが)
先行研究を調べて、根拠にしたり、反論したりしながら、自分の考えを打ち立てていくんです。
つまり、いいレポートを書くには、先人の書いた資料が必要。
よし。
手に入るだけ、全部借りよう!
というわけで......
私の、図書館探検が始まりました!
駒場図書館の地下へ!
まずは、駒場キャンパスにある「駒場図書館」から。
1年生のうちは、ここを使うことが多いです!
ところで、本を探すときには......
まず、OPACというシステムで、パソコンから検索をかけます。
探すのは、昔の文芸雑誌。
調べると、「地下1階」と出ました。
そこで、地下に降りていくと......
そこには、巨大な本棚がずらりと並んでそびえていました。
見た目だけで言うと、スーパーコンピューターみたいな感じです!
ちょっと怖いくらいの量でした......
目的の雑誌がある列までたどりつくと、そこには押しボタンが。
押してみると......
本棚ごとガーーッと動いて、棚の間に通路ができたんです!
これには私もびっくり。
資料が多いから、普段は本棚が隙間なく並んでいます。
その都度、利用する場所を自分で開ける仕組みなんです。
「大学の図書館って、スゴイ......!」
と、思いました。
とにかく資料は無事ゲット。
1階から4階をめぐり、他の書籍も借ります。
さて、いざ研究しようと読んでみると......
あれ?
参考書籍のところに、知らない本がある。
これも関連資料のはず。
......また、借りに行かなければなりません!
憧れの総合図書館へ
その本をOPACで調べてみると......
「総合図書館」に在庫があるということでした。
そこで、総合図書館のある本郷キャンパスへ向かいます。
あまり行ったことがないのでドキドキ......!
友達から、「総合図書館はスゴイよ!」と聞いていたこともあり、期待が高まりました。
総合図書館のゲートをくぐると......
思わず、立ち止まって見上げてしまいました。
「高級ホテルかな?」というくらい、立派なんです。
目の前に伸びるのは、赤いじゅうたんの敷かれた階段。
天井は高くて、白いアーチ状です。
ところどころに彫刻もある。
心の中で「わあ~」と歓声を上げつつ、資料をゲットしました。
このときは、受付の学生スタッフさんが手伝ってくれました!
貸出禁止の資料だったので、その場でコピー機を使ってコピー。
せっかくなので、広々とした勉強スペースで作業してから帰りました。
周りには本棚がたくさん、本もたくさん。
インテリアも重厚感があって素敵でした!
こうして、資料を存分に集めた結果......
無事、満足のいくレポートを書き上げられました。
(後日談ですが......このレポートはかなり良い成績をいただきました!)
大学図書館って、楽しい!
期末レポートを書いたことで、はじめて、そう実感できました!
おわりに
東京大学では、ほかにも......
各学部ごとに図書館があり、専門的な資料が集まっています!
なかには貴重な史料もあるそうで、これから先の研究で触れられるのが楽しみです。
でもこれは、東大に限ったお話ではありません。
大学生になったら、皆さんを待っているもの。
それは、先人に学び、新たな学びを打ち立てる、知の営みです。
大学の図書館は、高校の図書館と比べて、蔵書数も種類もグッと増えます。
まだ知らない言葉や知識が、みなさんを待っているはずです!
ぜひ、大学生になったら、学校の図書館に行ってみてください。
学ぶ大変さも、楽しさも、めいっぱい知ることができると思いますよ!
「大学生活について、詳しく聞いてみたい......!」という人は、
先輩ダイレクトで相談してみてね!
<この記事を書いた人>
東京大 セピア
桜が咲くのが楽しみです。
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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