友達がいて、部活に恋愛に大忙し、勉強は大変と言いながらも何だかんだ言って成績は良い方で...
中学生の頃思い描いていた高校生活。
あれ?どこいっちゃった??
どうも、東北大学経済学部のいろはです。
高校生活が始まって早1年・2年。
入学時に思い描いていた「理想の高校生活」とのギャップは、ありますか?
※2022年1月先輩チューター34人を対象にアンケートを実施。
7割超の先輩チューターがギャップを感じていたという結果に。
ギャップを感じているのはある意味「普通」なのかもしれませんね。
今でこそ先輩チューターとしてこんな記事を書いている私ですが、高1のスタートは友達いないし最初の定期考査では下から5番目、「理想と真逆の高校生活」を送っていました。
ですが、ひょんなことから一念発起し、底辺生活から這い上がり「成績学年上位10%」「行事もクラスも大充実」という理想を超えた青春を掴み取りました。
垢抜けてイメチェンした訳でもなく、部活で大活躍して人気者になった訳でもない「超平凡高校生」がなぜ青春謳歌系高校生になったのか...
そして、今回は「14人の先輩チューターの逆転エピソード」も大公開!
きっとあなたと同じ悩みを抱えていた先輩チューターがいます。
「高校生活を変えたい!」という方、必見です。
はじまり:思うようにいかなかった高1の春
「勉強も頑張りたいし、友達とワイワイして"青春"っぽいことがしたい!」
淡い期待を抱いて第一志望に入学した私。
しかし、入学式は雨、先行きが怪しいです...
いよいよ授業が本格的に始まり、高校生活がスタート。
思い描いていた理想の高校生活に対して、現実は...
○最初の定期テストではクラスで下から5番目。授業は何いってるかわからない。
○仲良しだと思っていた子達が私の知らない「おそろいアイテム」を身につけている...(なんで?)
○自分の机は他の子に使われるので教室の隅で一人でお昼ごはんを食べる毎日。
「こんなはずじゃなかったのに!!!」
何か自分を見ているみたいで心が痛い...という方、安心してください。
大丈夫です。ここからちゃんと巻き返せます。
転機:ゼミのイベントでイケメンチューターに出会う
面白いくらい悲しい高校生活のスタートを切り、本気で転校を考えた私ですが「このまま高校生活終わるわけにはいかねぇよ」と思うきっかけが訪れます。
それは高1の夏。
1学期で疲弊しすぎて気分転換に参加した進研ゼミのイベントで、イケメンキラキラ大学生の先輩チューターと出会います。
このキラキライケメン大学生の先輩チューターさんも同じ境遇だったなんて!
...やるしかないなと思いました(ちょろい)。
「できそうなこと」を「ちょっとずつ」がんばる
高1の夏に出会った先輩チュ-ターに「できることからちょっとずつやってみよう」と言われその気になったちょろい私、環境に左右されず一番手っ取り早く出来そうという理由で「勉強」を始めます。
それも、定期テストは板書から出ることを察した「世界史」のたった1科目。
1科目だし暗記勝負だと思ったら、ちょっと出来る気がして、9月に学校が再開してから無我夢中で世界史を勉強しました。
その結果。
42点だった世界史が94点に化けます。
たった1科目の成績が伸びただけの私ですが、その「1科目」をきっかけに高校生活が変わり始めます。
そして、ちょろい私はこう思います。
「これ、他の科目も勉強したらいけるんちゃう?」
ちょろいので(3回目)その気になって、古典はゼミの授業理解サポートシリーズ(今の予習復習効率UPアプリ)で予習してみたり、苦手な数学は授業で扱った問題に特化して何回も解いたり...
夏に出会ったイケメン先輩チューターさんに言われた「できることをちょっとずつ」を頑張ります。
その結果、12月の考査ではクラスで上から5番目に、1月の模試では学年上位10%に...信じられないですよね、わたしも信じられないですね。
理想と現実のギャップは埋まるのか
ここまで読んで「そんなのレアケースでしょ」と思ったあなた。
そんなことはありません。
こちらはギャップがあったと答えた先輩に聞いてみました。
なんと!9割近くの先輩が「埋められた」と回答!!
最初から思い通りにいくことだけが大切なのではなく、「逆転を懸けて挑戦し続けること」が大切なのかなと思います。
勉強面のギャップはこう乗り越えた
あずる先輩
中学よりも宿題や模試が増え、高1の春からかなり大変だった...
→1日1時間でも勉強する習慣をつけてそれに慣れれば乗り越えられた!
あつぼー先輩
高校の予習がきつすぎてついていけなかった...
→仲間と一緒に勉強したら頑張れるようになった
くるみぱん先輩
予習量が思っていたよりも多くて投げ出したくなった...。
世界史で、最初は王国がこれでもかというほど出てきて、覚えられる気がしなくて本当に絶望した。
→チャレンジの予習アプリにも適度に頼れるようになって効率も上がった!
図説や自作の地図で変遷を簡略化することで、テストにもなんとか対応することができた!
さくらぎ先輩
入学当初から授業についていけず、特に数学の苦手は受験生になるまで引きずった...
→無事大学生にはなれた!
まいなん先輩
電子黒板(プロジェクターみたいなもの)を使って授業が行われたのですごく授業が早く、授業の受け方がわからなかった...
→ダイレクトで質問してどうすればいいかを聞いて解決できました!
今思えば大学の授業のやり方と似てる部分があるなと思います!
友達関係のギャップはこう乗り越えた!
さーや先輩
最初は友達が出来なかった...
→部活に入ったりしたら友達が出来た!
はりちゃん先輩
勉強はしんどいしみんな真面目で最初はきつかった...
→過ごしていくうちに、結果として最高の友達ができる3年間になりました!
ほうれん草先輩
最初は友達ができず、同じ中学に通っていた人としか話していなかった。
→その友人の紹介を通して、友達を増やすことができた。
とある先輩チューターA
人見知りなので最初は友達作りに苦労した...
→遠足を通してクラスメイトと仲良くなれた。
学生生活のギャップはこう乗り越えた!
さんさ先輩
放課後にはカフェやカラオケに行く、週末には友達とお出かけする...というのが理想でしたが、実際は部活と勉強と習い事でいっぱいいっぱい。
→でも、部活の仲間と本気で吹奏楽に取り組めたことは青春でした!
はーなる先輩
部活と勉強の両立が想像以上にしんどかった...
→どちらも妥協せず全力投球したことで、楽しめるようになった。
バク先輩
行事が思ったより不活発だった...
→部活に入ったり、自分で学外のイベント(英語のキャンプなど)に参加したりして充実した時間を過ごせた!
雪羽先輩
部活と行事ではじめはてんてこ舞いだった...
→夏を過ぎたら慣れてきて、他のことも楽しむ余裕が出てきた!
とある先輩チューターB
思ったよりも忙しかった...
→手帳を使って予定を管理することで乗り切ることができた
そして、こんな声も!
とある先輩チューターC
あれをやりたい、と口に出して、実際にやってみてから高校生活は一気に面白くなった実感があります。
今でこそキラキラ大学生(かもしれない)な先輩チューターですが、みなさんと同じ高校生の時は、等身大で悩みながら、必死に生きていた「高校生」だったのかもしれませんね。
高校生活はリスタート出来るのか
ほぼ全ての先輩チューターが「逆転可能」と回答!
高校生活、遅すぎることなんてありません。さぁ、挑戦だ!
ということで、リスタートのコツを聞いてみました。
新しいことに挑戦してみる
くるみぱん先輩
思い切ってやりたい委員会に立候補してみる。
ラジオ英会話を聞くなど、学校の課題を受動的にこなすだけでなく能動的に勉強してみる。
さんさ先輩
今までとは違うジャンルの部活に入ってみる。
部活ではなく、外部の団体などでもいいと思います!自分が夢中になれるものを探してみる!
さーや先輩
自分が挑戦したいと思ったことに、失敗しても良いからやってみる。
バク先輩
部活動や生徒会活動、行事の実行委員や係をやるなど、学校に関わる何かに取り組む。
もしくは学校外で、習い事をしたり好きなことを見つけて打ち込んだりする
はりちゃん先輩
文化祭スタッフなどの部活以外の役職にチャレンジしてみる
実は私も、クラス内の人間関係から飛び出したくて、高1の夏に生徒会に入りました。
そのお陰で、先輩とも仲良くなれましたし、他クラスの同期もできて、ちょっと世界が広がりました!
迷ったら「どうしてもダメだったら辞めたって良い!」くらいの気持ちで飛び込んでみるのもオススメです!
チャンスを最大限活用する
はーなる先輩
手帳をつけて日々の自分の生活を振り返って改善してみる。
雪羽先輩
イベント直後は切り替えのチャンス!
やってみたかったことをイベントの次の日から始めるのがおすすめ
通りがかりの先輩チューターA
行事の時に友達に積極的に話しかけてみる、定期テストのタイミングでしっかり勉強時間をつくってみる、など何かしらのタイミングに合わせてやるといいと思います!
高校生活、リスタートするチャンスは意外と転がっています。
私も高2の球技祭をきっかけに、クラスのキラキラ高校生と仲良くなりました(私はキラキラ系じゃなかったのですが...)
日頃の自分を振り返ると共に、イベントなどに便乗してみるのもいいですね!
まずはひとつやってみる
あつぼー先輩
まずは「やりたいけどできてないこと」に向き合うことが大切だと思います。
1つでも実現できると、自信につながりますよ!
ほうれん草先輩
勉強については、簡単に復習できる勉強を習慣付ける。
友達については、委員会や係などの役割を持ってみる。
通りがかりの先輩チューターB
通学時間を勉強に当ててみる
通りがかりの先輩チューターC
小さくてもいいので何かしらの目標を立ててみる。
例えば、朝決まった時間に起きるとか小テスト満点狙うとか定期テスト学年順位一桁入り目指すとか。
まさに私が出会った「先輩チューター」と同じ回答!
やはり、「まずはひとつやってみる→結果が出る→また頑張ろうと思う」というのは黄金サイクルな気がします!!!
高1の夏に先輩チューターさんに出会って勉強を頑張るまで、友達もいないし、勉強も出来ない、何をやってもダメでもう終わりだと本気で思っていました。
でも、たった1科目だけど本気で頑張ったら結果が出て、そのお陰で高校生活すべてが変わりました。
クラス替え後の高2は「勉強できる子」としてリスタートを切り、同じクラスの友達がたくさんでき、どこか憧れだった成績上位層の子達と当たり前のようにテストの点数で勝負して、クラスでも行事に授業にワイワイガヤガヤ過ごして、高1の頃とは全く違う高校生活を送ります。
「高校生活、思っていたよりも上手くいっていない」と思っている人、まだまだ間に合います。
勉強でも、部活動でも、行事でも、「自分ができそうなこと」を「ちょっとずつ」頑張ってみたら、きっと高校生活は変わります。
大丈夫!キミならできる!
\困ったときは相談してね/
<この記事を書いた人>
東北大 いろは
「変えたい」という想いさえあれば、誰だって、高校生活は変えられます。
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
たらたん
2022年4月15日 22:04
高校デビューしようと思い、リーダーをやってこなかった私が重要な役割を担う委員会に立候補し、クラスでも班長に立候補しました!初めて「堂々としているね」と言われ、褒められたことが嬉しいと感じました!高校生活を謳歌するために、3年間リーダーのお仕事を全てやりたいと思いました!いつか苦手な体育でもリーダーになろうかなと検討しています!失敗を恐れる進学校を変えるべく、まずは私がなんでもやってみて、失敗を積み重ねて経験値を高めたいです!
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