こんにちは!専修大の先輩チューター、このめです。
夏休みも終わり秋が近づいてきました。
ここでいきなりですが、「〇〇の秋」といえば何を思い浮かべますか?
食欲、スポーツ、芸術と色々あると思いますが、今回は「読書」について読書好きのこのめがお話していきたいと思います。
読書というと堅いイメージがあると思いますが、実際読んでみると楽しいし、普段の勉強にもつながっていくんです!
とはいっても何を読めばいいのか迷ってしまうという人も、読書するなら勉強したほうがいいのでは感じる人もいると思うので、今回は「読書おすすめポイント」と「みなさんにおすすめしたい本」を紹介したいと思います。
では、いってみましょう!
○読書おすすめポイント
・ストレス解消につながる
読書は家にいながらして、違う世界を感じることができる、最高のストレス解消法と思います。
自分の興味のある本を選ぶのが、ストレス軽減のコツです。
・すきま時間の有効活用
ちょっとしたすきま時間はだらだら過ごしてしまいがちですが、読書をするとすきま時間が有効活用できます!
単語帳を開く気分じゃないけど少し時間がある......というときは本を開いてみるとのもいいかも?!
私は読書をし始めてから電車が来るまでの待ち時間などのちょっとしたすきま時間も楽しめるようになりました。
・知識がつく
漢字や熟語など色々な知識がつきます!!
私は普段本を読むときもわからない言葉が出てきたらすぐ調べるようにしていました。(たまにノートにまとめたりしています)
受験生になると漢字の読み書きを勉強すると思いますが、本を普段読んでいるとその勉強に割く時間が結構減るので勉強面でも本を読むのはおすすめです。
・文章を読むのが速くなる
1つ前と同じく勉強面に関するおすすめポイントなのですが、文章を読むのが速くなったりするという面でもおすすめです!
本を読むと、自分なりの文章の読み方のコツみたいなのがつかめたり、小説の問題では登場人物の心情がつかみやすくなったりするので文章を読むスピードが速くなっていくと思います。
○おまちかね、おすすめの本紹介!
ここでは私が高校生のうちに出会いたかった、そして高校生の皆さんに今読んでほしいなーと思う本を紹介していこうと思います。
おすすめ本紹介のフローチャートも用意したので時間があまりない人は該当する部分だけ、時間がある人はどの本もおすすめのなのでぜひ最後まで目を通してほしいです!!
①十二国記シリーズ(小野不由美)
我たちが住む世界と、地球上には存在しない異世界とを舞台に繰り広げられるファンタジー作品です。
2019年に18年ぶりの新作書下ろし長編が話題となったこのシリーズ、内容が濃すぎてうまく説明できないのですがとっても面白いです!!
私はこの作品にもっと早く出会いたかったです笑。
普段見ない漢字も出てくるので漢字の勉強にもなるかも?!
ちなみにEpisode1の『月の影 影の海』で登場する陽子はみなさんと同じ高校生です。
②たゆたえども沈まず(原田マハ)
次は最近新作の『リボルバー』を出されたことで話題の原田マハさんの作品。
『たゆたえども沈まず』はアート小説でひまわりなどの作品で有名な画家のゴッホと林忠正という日本人画商が登場人物となっています。(歴史的事実とフィクションを織り交ぜた感じの作品になっています。でも本当にあったことみたいに感じてしまいます。)
美術に興味のない人でも読みやすい作品で、私はこの作品を読んだあと、美術館に行ったりするのが趣味になりました笑。2018年本屋大賞ノミネート作品です!
③図書館戦争シリーズ
図書館の自由に関する宣言をテーマに書かれた作品で、検閲により情報が制限され、自由が侵されつつある世界で図書隊が活躍していくというお話です。
この本を読んでみて、好きな本を自由に読めることにありがたみを感じました。
戦闘シーンもありますが、高校時代に出会った"王子様"を追い求める主人公の笠原郁にまつわる恋愛要素もたっぷり!!ぜひ別冊シリーズも読んでみてください(キュンキュンしちゃうこと間違いなし!)
映画化もされているのでそちらの方もみてみてくださいね!
また、表紙や人物紹介のイラストは本を読み終わってから見返すと、「あれは○○だったんだー!」とすごく納得できます。ぜひ実際に本を手に取って確認してみてください。
④『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ(三上延)
映画化もされた人気作品!鎌倉のビブリア古書堂という古本屋が舞台となっていて、店主の栞子さんがお店に持ち込まれる古書にまつわる謎と秘密を解き明かしていくというお話です。
この本を読むと古本屋さんに行きたくもなるし、普段読まないような近代文学作品とかも読みたくなっちゃいます笑。
意外と対策しにくい「誰がどんな作品を書いた」というような受験で問われる文学の知識もつくのでおすすめです。
⑤『浜村渚の計算ノート』シリーズ
義務教育の内容から数学など理系科目が大幅削減された世界が舞台となっていて、数学大好きの主人公浜村渚が黒い三角定規という組織と戦っていくというお話です。
作品の中で円周率のこと、ド・モルガンの法則など高校の数学で習うことが取り上げられていたり、ところどころ図が入っていたりしたので数学が苦手な私でも楽しく読むことができました!
章や節の番号のこだわり具合もすごいので、目次ページも必見です。
⑥本日は、お日柄もよく(原田マハ)
こちらも原田マハさんの作品。『本日は、お日柄もよく』は衝撃的なスピーチに出会った主人公の二宮こと葉が、そのスピーチを書いた伝説のスピーチライターのもとに弟子入りするというお話です。
ところどころの文章がすごく心に響き、「ことば」の大切さがよく感じられる作品となっています。
ちなみに私の一番好きな言葉はこの本から見つけました。
スピーチの極意も学べるのでおすすめです!
○さいごに
いかがでしたか?
この機会に本を読んでストレス解消&勉強につなげていってみてください!
色々な作品を紹介しましたが、どれもおすすめの作品なので、すこしでも読みたいなーというものがあればぜひ読んでみてくださいね。
<この記事を書いた人>
専修大 このめ
本好きということもあり、小中高いずれも1回は図書委員を担当していました笑。
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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