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GWは気分一新!高校生が推す思いーっきり笑える&泣ける本・小説まとめ

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進研ゼミ高校講座

GWは気分一新!笑える&泣ける本

今日からはじまったゴールデンウィーク。今年はカレンダー通りなら3連休×2、学校によっては10連休になるところもあるのでは?

高1生にとっては、新生活がはじまって慣れないことが多かった中で、一息つける期間になりそうですね。

高2・3生にとっては、授業に部活にと忙しかった中、ちょっと余裕ができる期間になるはず。

夏休みまで駆け抜けられるように、このゴールデンウィークにしっかりと気分転換をしてみませんか?

時間に余裕ができる今、お家で気分転換ができる5つの本を紹介します!高校生がオススメの笑える&泣ける、気分転換にぴったりの5冊です。

東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』

東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』

©東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』
小学館/定価:814円(税込)

1冊目は推理小説『謎解きはディナーのあとで』。

あらすじ

国立署の新米刑事、宝生麗子は世界的に有名な「宝生グループ」のお嬢様。「風祭モータース」の御曹司である風祭警部の下で、数々の事件に奮闘中だ。

大豪邸に帰ると、地味なパンツスーツからドレスに着替えてディナーを楽しむ麗子だが、難解な事件にぶちあたるたびに、その一部始終を相談する相手は"執事兼運転手"の影山。

「お嬢様の目は節穴でございますか?」――暴言すれすれの毒舌で麗子の推理力のなさを指摘しつつも、影山は鮮やかに事件の謎を解き明かしていく。

ミステリー小説でありながら、個性的な登場人物のコミカル&ユーモア溢れる掛け合いで、しっかり笑えるのがポイント!

初めて読むミステリー小説としてぴったりな作品です。

しろ

今まで分厚い本を読んだことがなかったのですが、分厚くても堅苦しくなく、面白いと気付きました。読める本の視野が広がりました。

この1冊だけでも楽しめますが、2作目と3作目も発売されています。また、約8年ぶりの新章となる『新・謎解きはディナーのあとで』が2021年3月に発売されたばかり。

この作品を気に入った人は、シリーズを通して読んでみると、世界観にハマるかも!?

東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

伊坂幸太郎『アイネクライネナハトムジーク』

©東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
KADOKAWA/定価:748円(税込)

2冊目はミステリー小説『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。

あらすじ

あらゆる悩み相談に乗る不思議な雑貨店。そこに集う、人生最大の岐路に立った人たち。過去と現在を超えて温かな手紙交換がはじまる......張り巡らされた伏線が奇跡のように繋がり合う、心ふるわす物語。

1冊目と同様ミステリー小説になりますが、こちらはタイムトラベルをテーマにしたファンタジー寄りの作風となっています。

時空を超えた存在となったナミヤ雑貨店を通じて、過去と現在の人々との交流や生き様が語られます。

ツユ

中学校の朝読書の時間や休憩時間など、3回くらい読み直していました。一度読み始めると、ストーリーにのめり込んで、読むのが止まらなくなります。

りんご

読んだあとの考え方が変わりました。

張り巡らされた伏線が最後につながっていく面白さから、何度読んでも飽きない作品。複雑に絡み合う物語を読み解く面白さを、ぜひ味わってみてください!

伊坂幸太郎『アイネクライネナハトムジーク』

東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

©伊坂幸太郎『アイネクライネナハトムジーク』
幻冬舎/定価:660円(税込)

3冊目は連作短編集『アイネクライネナハトムジーク』。

あらすじ

妻に出て行かれたサラリーマン、声しか知らない相手に恋する美容師、元いじめっ子と再会してしまったOL......。人生は、いつも楽しいことばかりじゃない。

でも、運転免許センターで、リビングで、駐輪場で、奇跡は起こる。情けなくも愛おしい登場人物たちが仕掛ける、不器用な駆け引きの数々。明日がきっと楽しくなる、魔法のような連作短編集。

6作品が収録された短編集でありながら、それぞれの物語・登場人物がつながっていく、『人と人とのつながり』をテーマにした作品になっています。

わくわくさん

沢山の人がお互い気づかないところで関わっていて、その様子がコミカルに描かれているのが好きです!

意外なところでの『つながり』にワクワクしたという声が多い作品です。

人々の日常や小さな幸せを描いた作品なので、落ち着いていて堅苦しくない、リアリティある物語を読んでみたい人にぴったり!

菊川あすか『はじまりと終わりをつなぐ週末』

菊川あすか『はじまりと終わりをつなぐ週末』

©菊川あすか『はじまりと終わりをつなぐ週末』
スターツ出版/定価:682円(税込)

4冊目はファンタジー小説『はじまりと終わりをつなぐ週末』。

あらすじ

傷つきたくない。だから私は透明になることを選んだ――。

危うい友情、いじめが消せない学校生活...そんな只中にいる高2の愛花は、息を潜め、当たり障りのない毎日をやり過ごしていた。本当の自分がわからない不確かな日常。そしてある日、愛花はそれまで隠されてきた自身の秘密を知ってしまう。

親にも友達にも言えない、行き場のない傷心をひとり抱え彷徨い、町はずれのトンネルをくぐると、そこには切ない奇跡の出会いが待っていて――。

人間関係に悩む高校2年生の少女が主人公となっている本作。高校生のみなさんにとっては年が近くて、その悩みに共感して感情移入しやすい作品かもしれません。

未来

この本の中に出てくるパン屋さんをあまりにも好きになりすぎて、将来は「"食"に関する仕事に就きたい!」と思うようになりました。

それに、主人公の初めの姿が自分にすごく重なって見えて、その主人公がだんだん変わっていく姿を見て勇気をもらえました。ラストはまさかの展開で自然と涙が出てしまいます...「なんでこんなことに...」と本の中の話なのに悔しくてたまらなくなります(泣)

面白くてページをめくる手が止まらなくなるので時間を忘れて読めてしまいます!私は高校受験の勉強をしないといけないのについ読んでしまってました...(笑)ぜひみんなにも読んで欲しいです!

やや重苦しい雰囲気の話が続きますが、最後は感動を与えてくれる『泣ける』作品。

柳田理科雄『空想科学読本』シリーズ

柳田理科雄『空想科学読本』

©柳田理科雄『空想科学読本』
KADOKAWA/定価:1320円(税込)

最後の5冊目は変わり種『空想科学読本』シリーズです。

内容

本書がいう空想科学とは、特撮番組やアニメなど、身近な夢の世界を指す。そこでは、巨大な怪獣が火を吹いて暴れまわり、ヒーローは変身・巨大化して、超音速でこれに立ち向かっていく。

こういったお馴染みの風景は、果たして科学的にどこまで正しいのか?無理にでも実現したら、いったいどんなことが起こるのか?誰もが一度は感じた素朴な疑問に、現実的な科学で迫ってみたのが本書である。

爆笑と感動のうちにあなたは、夢と科学が生み出した空想科学の素晴らしさを、きっと再認識する。

マンガやアニメなどに登場する現象を、現実で再現したら?そんな疑問に対して、科学的に徹底分析したのが、この『空想科学読本』シリーズ。

1996年に1冊目が発売されて以降、多くのシリーズ本が出版されており、ポケモン、マーベル、スター・ウォーズ、進撃の巨人など、特定の作品をテーマにしたものも!

レジェンド

中学の時に図書室にあったので読んでみたら、アニメのシーンに科学的な考察を取り入れて解明しようとしているところが面白くて、時間を忘れて読みふけってました!

ここまでやる!?とつい思ってしまうくらい徹底的に分析されたその内容に関心しつつも、つい笑ってしまう面白い作品です。

科学に興味を持つきっかけにもなると思うので、気分転換にはピッタリの1冊です。


新生活の慌ただしさも落ち着き、まとまった時間がとれるこのGWこそ、しっかり気分転換をして、心と身体の疲れをリセットしておきましょう!

<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

 

コメント(2

みーみー

2021年4月30日 05:49

参考になりました。

大庭葉蔵

2022年5月 1日 15:08

さよならドビュッシー
硝子の塔の殺人
真夏の方程式
が、おすすめなのでよかったら読んでみてください

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