冬休みも終わり、久しぶりの学校はうれしいような眠たいような...。
休み気分が抜けないうえに、ポカポカと暖かい教室の授業はまさに眠気との闘い。
いつの時代も学生の天敵である眠気、先輩たちはどうやって乗り越えていたのでしょうか。
簡単に試せるものばかりなので、ぜひ自分に合う眠気撃退法を見つけてください!
先生やクラスメイトを観察する
まずは先生やクラスメイトなど、ほかの人を観察することで眠気を紛らす方法。
東北学院大 N・O先輩
先生が「ね!」とたくさん言う人だったので、「ね!」を何回言うか数えていました。先生の口癖を数えるためには、授業をちゃんと聞く必要があるのでおすすめです。
口癖に集中しすぎると、だんだんその言葉しか聞こえなくなってくるので、やりすぎには注意です!笑
岐阜大 M・N先輩
友達を観察して1人実況していました。「今、鉛筆を持ちました! おーっと赤ペンに持ち替えた! 何か大事なことを書いているようだ!」という感じで。
1人実況とは面白い!
1年が終わる頃には、クラスメイトマニアになっていそうですね。
広島大 M・T先輩
後ろの席の時は、クラスの中で寝ている人を探していました。ほかの人が寝ている姿を見ると、逆に眠くならなくなっていました。
わかります。なんなんでしょうね、あの優越感...。
後ろの席から寝ている人を数えて、勝手に「この列ビンゴだ!」と楽しむのもおすすめです。
そのほかにも、とにかく先生を見つめて大げさに相づちを打つ、などもありました。
せっかくのクラス授業なので、可能な限り周りの人の助け(?)を借りて乗りきりましょう。
何かしら不自然な動きを取り入れる
授業中に眠たくなるのは、同じ姿勢で動けないからというのも理由の1つですよね。
それが原因ならば、自分で不自然な動きを取り入れてみましょう!
日本大 K・A先輩
机の中や脚など金属でできている部分は季節を問わず冷たいので、そこに手のひらを当てて冷やしていました。眠気でポカポカしている手を冷やすと気分がシャッキリします。
机の裏の金属板に素肌(特に太もも)を当てると、手のひら以上に「ひぇっ!」となって目が覚めます。
大阪府立大 S・H先輩
落としても音の鳴らないもの、例えば消しゴムやプリントなどを落として動く口実をつくっていました。
なるほど、体を動かしたり席を立ったりする正当な理由をつくれるので、賢い方法ですね〜。
東京都立大 M・k先輩
太ももの間に辞書を挟んでいました。足がつらくて眠れないし、眠ってしまったら辞書が床に落ちてしまい恥ずかしい思いをするので眠ったらいけない!という気持ちで目を覚ましていました。
よく足を浮かして筋トレするといった話は聞きますが...、それよりもレベルが高い!
挟むものがプリントやノートではなく辞書という点が、究極に自分を追い込んでいる感がありますね。
ほかには、眠気覚ましのツボを押したり、手をつねったりと、痛みで眠気を覚ますという声も多かったです。
ノートを必要以上に工夫して書く
眠たい時って、ノートに書く文字もミミズのようになっちゃいますよね。
だったら、眠たくならないように工夫して書けばいいんだ!ということで、その具体的な案をご紹介します。
北海道教育大 S・S先輩
ノートの字を工夫して書いていました。丸文字やレタリングしたような字を書いたり、教科書のお手本のような字をめざすことで、授業に集中して寝ることはなくなりました。
ノートが豪華になっているページの授業ほど、眠くなりそうだったんだな、とわかりますね。
神戸女学院大 M・K先輩
先生の話をマンガふうにしてメモを取っていました。眠くなるということは、自分がその話に関心を持てていないことが原因の可能性があるので、興味を持てるようにしていました。
独自のイラストをつけるというのは、絵心がある人のみに許された技...!
いや、絵心がない人も、眠くなるくらいなら下手でも絵を描いてみましょう!
東京大 K・N先輩/p>
利き手でない、左手で板書を取っていました。書くことに集中するので、あまり授業には集中できませんが、眠気は飛んでいきます。寝てしまって板書が取れないよりはマシだろうという次善の策です。
利き手じゃない手を使うと脳が活性化するという説もあるので、意外といいかもしれません。
ちょっとイレギュラーなものを紹介しましたが、ノートに関してはとにかくメモを取りまくって、手を動かし続けるという意見が一番多かったです。
まとめ
授業中に眠たくなったという経験は、ほとんどの人があるのではないでしょうか。
とりあえず今回紹介したものをかたっぱしから試してみて、それでも眠たい場合は睡眠時間が足りていない可能性大です。
あと1時間早く布団に入る、もしくは休み時間に仮眠を取るのも手ですよ!
皆さんも実践しているものがあればぜひ教えてくださいね!
<この記事を書いた人>
「進研ゼミ高校講座」 ライター 前出早織
私は横を向いて、先生と反対側の目だけつぶって、片目で寝るという技を身につけていました。そのおかげでウインクがうまくなりました。
※この記事は2020年10月に実施した、大学生のアンケートをもとに作成しています。
※この記事は公開日時点の情報に基づいて作成しております。
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