こんにちは。津田塾大学先輩チューターのだふです!
今回は定期テスト対策ではあまりなじみのない「あきらめ法」について、私が苦手だった物理基礎の科目を例にしてご紹介します。
「あきらめ」は悪いことととらえがちですが、うまく使えば効率的な勉強ができますよ!
応用を「あきらめ」基礎で確実に点を取る
1つ目は、応用問題をあきらめて基礎を徹底的に固める「あきらめ」です。
そもそも、あきらめるかあきらめないかにかかわらず、基礎を固めることはとても大切です。
その大切な基礎固めをしたうえで、そのあとの応用の勉強に進むのか進まないのかを決めることが「あきらめ」の有無を決めることになります。
私の場合は「物理基礎」がとても苦手でした。そのためテスト範囲の基礎的な部分のみを勉強して理解をして試験に臨みました。
基礎が理解できていない状況で応用の勉強に進むのはとても大変ですし、それが苦手教科ならなおさらです。
あえて応用には触れない、つまり「応用問題をあきらめた」ことにより、基礎的な部分だけでもしっかり定着させ基礎の問題は正確に回答して点を取れるようにしたのです。
〇高得点を「あきらめ」て平均点をめざす
そして2つ目は高得点の「あきらめ」です 。
応用問題の勉強をあきらめると、テストで基礎問題だけが出題されることは少ないはずなので、おそらく高得点を取ることは難しくなります。
しかし苦手科目で高得点を取る目標を立てると、どうしても焦りが生まれて基礎がおろそかになりがちですし、勉強に時間がかかってほかの科目の勉強にも影響が出かねません。
だからこそ私は苦手科目で高得点を取るのではなくて、「平均点をめざす」「赤点は何が何でもとらない」という目標を立てていました 。
基礎で確実に点を取る学習に切り替えたことで、一番の苦手科目だった物理でも基礎の問題で点を稼げたので、平均点越えのことも何度もありました!
〇最後に
「あきらめ」をどう利用するかは皆さん次第です 。
今回は「苦手科目」で例を挙げましたが、苦手科目ではなく、入試で使わない科目などで考えていただくのもOKです。
うまく使えば効率的に勉強が進むし、間違えて使うと期待した結果につながらないこともあります。
ニガテ科目に固執せず、伸びしろがあるところに時間を掛けるようにすれば、「あきらめ」が成功につながります。全部を「あきらめない」ためのポイントをつかみましょう!
今回の内容でもっと聞きたいこと、気になることがあればいつでも先輩ダイレクトに相談してくださいね。
以上だふでした。
<この記事を書いた人>
津田塾大学学芸学部 だふ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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