こんにちは!
東京大学法学部、先輩チューターのピーチです。
新しい年度が始まるタイミングということで、気持ちを新たにしている人もいるのではないかなと思います。
今回は、新学期が始まる今だからこそ見直したい「予習復習」「ノートづくり」をテーマとしました!
教科は「漢文」。
私自身、漢文は特にノートに書く内容が多く、ごちゃごちゃしてしまって困っていたことがあります。
そのため、私が実際にどう試行錯誤し、ノートづくりを工夫したのかをご紹介したいと思います!
実際に今回ご紹介するポイントを押さえたノートをフル活用して勉強したことで、学年一位を何度もとったこともあります...!
それくらいおすすめのポイントが詰まっているので、是非参考にしてみてくださいね!
【ルール1】ノートを4段に分ける
ノートを縦にして4段に
漢文ノートがごちゃごちゃしてしまう1番の原因は「白文、書き下し文、現代語訳を書く」ところにあると思っています。
私もこれを全て1つにまとめようとした結果、かなり見にくいノートになり、悩んだ経験があります。
そこで、すっきりとしたノートにするために「大学ノートを縦向きに」使い、この「4段に分けて書く」ようにしていました!
・白文
・書き下し文
・現代語訳
・重要なポイント、メモなど
見やすく、わかりやすいノートになること間違いなしです!
各段の内容が対応するように書く
「できるだけ各段の内容が対応するように、行を意識して書く」と、より復習しやすいノートにつながります!
例えば、書き下し文を隠した状態で白文だけを見て、書き下し文や現代語訳が言えるかを確認してみましょう。
このように「復習やテスト勉強の際に、各段を隠しながら他の段の内容が理解できているかチェックする」こともできます...!
【ルール2】予習はシャーペン、授業では色ペンで
私は1つのノートに、これら全てを書きたいという想いがありました。
・板書の内容
・予習時に自分が考えた書き下し文・現代語訳
・正しい現代語訳
しかし、なんとなくノートにすべて書いてしまうと、乱雑になってかなり見にくくなってしまって...。かなり困っていました。
そこで、使うペンについてのMy ルールを作りました。
・予習時はシャーペン
・授業では色ペン
まず、「予習で自分が調べたこと、自分で考えた現代語訳は、シャーペンで書く」ようにしました。
他方、授業では、色にもルールを決めつつ書くようにしていました。
・現代語訳を訂正するときは、予習時の自分の現代語訳に、緑のペンで書き加える
・重要な句法などは赤・オレンジペンで書く
マイルールを決めたことで見やすさが増しました...!
また、予習の時に自分が考えたことも消さずにノートに残すことで、自分の疑問を解消しながら効果的に復習できたように思います。
【ルール3】余白をたっぷりとる
ルール3つ目は「余白を十分に確保する」ということです!
ごちゃごちゃを回避するにあたって、すぐ簡単にできます...!
私の場合、白文、書き下し文、現代語訳において「各行の間を2行ずつ空けながら書く」ようにしていました。
最初は「ええ!2行も!」と驚かれる方もいるかもしれませんが、授業や復習で書き込むことを想定して、十分に余白をとっておくのがおすすめです!
おわりに
ここまで読んでくれてありがとう!
少しでも参考にしていただけたら嬉しいです...!
今回は漢文ノートを取り上げましたが、他の科目においても復習のしやすさ、見やすさを考えながら試行錯誤し、自分なりに工夫を重ねてみてくださいね!
わかりやすいノートづくりで、いいスタートダッシュを切りましょう!
<この記事を書いた人>
東京大 ピーチ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
酔墨
2023年1月11日 16:37
今月より、高校で20数年ぶりに国語を教えます。漢文『完璧』からスタートです。ノートの作り方、生徒に伝えます。参考になりました。
時間講師 男性 66歳
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