こんにちは!先輩チューターのだふです。
今回のテーマは、英語の力をググっと上げる魔法の勉強法「多読」についてご紹介します!
「多読」のポイントは、簡単に!楽しく!英語力を磨けてしまうこと!!
まさに魔法のように、気づいたら英語力が上がっていた...なんて効果があるんです!
私はこの「多読」の勉強法で英語力をつけ、速読では周りの友人に負けない自信があります(笑)。
高校では、コミュニケーション英語でクラス1位、学年3位という成績をとりました。
でも、「多読」という言葉、初めて聞く方も多いかもしれません。
「多読」とは、文字通り多く読むこと、英語の本をたくさん読むことで、速読力や読解力、単語力や文法力など幅広い英語の力をつけていく勉強方法です。
英語で書いてある本なんで読めるのかな...と不安になる方も大丈夫!
この記事を読めば、多読に挑戦したい!と思うこと間違いなし!!
多読の方法やお勧めの本も紹介するのでぜひ最後まで読んでいただけたらなと思います!
多読の始め方
多読と言われても何をしたらいいかわからない...そんなあなたに、多読の始め方をお伝えします!
方法は...ズバリ!本を選んで読むだけ!
いやそれだけかい!と突っ込みたくなるのはわかるのですが、英語の本を読むのは日本語の本を読むのと同じ。
あまり固くなりすぎず、いつも読書をするときと同じ感覚で読んでみましょう。
本探しのポイント
英語の本をもっとも簡単に入手できるのは、学校です。
もし学校にない場合は、書店や地域の図書館で探してみましょう。
洋書は少し高いので、たくさん読むためには図書館のほうがお勧めです。
本を選ぶポイント
英語の本を選ぶときのポイントは、自力で読めるレベルの本を選ぶことです。
子供向けの絵本でも全然構いません。
そして、自分が興味があるもの、おもしろそう!と思ったものを選びましょう。
興味がない本を無理して読むのもつまらないですよね(しかも英語ですし...(^^;)
また、レベル別になっている本のシリーズもたくさんあります。
私がよく読んでいるのは、MACMILAN READERSやOXFORD BOOKWORMSなどのシリーズです。
出てくる単語数などでレベル分けされているので、自分のレベルに合ったものを選べますよ。
有名な本を少し簡略化した本が多いので、原作で読むのは難しい名作でも読みやすくなっていて挑戦しやすいです。
「多読」のポイントとは?
英語の本を読むときは、以下の2つを意識して読んでみましょう。
① 3分の1読んでつまらない、わからないと思ったらほかの本に変えましょう
つまらない本だと、絶対に読むのが嫌になってしまいます。
最初はつまらなくても、続きを少し読んでみたら意外と面白くて一気に読んでしまったという本もあるので、3分の1程度は読んでみるようにしましょう。
そして、やはり自分に合わないと思ったら、本を選びなおしましょう。
② わからない単語や構文で止まらない
本を読んでいると、わからない単語や構文にはよく出会います。
わからない単語や構文が出てくるのは当たり前なので、まずわからない単語や構文が出てきても、調べずにそのまま読み進めましょう。
多読は逐語訳をしながら読むものではなく、私たちが日本語の本を読むように、楽しみながら話の流れや大体の内容をつかむものです。
何を言っているのかを大まかにとらえることを目標にして読んでみましょう!
どうでしょうか?結構簡単に読めそうではないですか?
お勧めの本
では最後に私からのお勧めの本、そして私の友人からのお勧めの本を紹介します。
Roald Dahl作 「The BFG」
まず、私からお勧めする本は、Roald Dahl作 「The BFG」。
あの有名な「チャーリーとチョコレート工場」を執筆されたRoald Dahlさんの作品です。
BFGとはBig Friendly Giant の略。
その名の通り巨人だけど、巨人の中でも優しい巨人で、夜中に街にやってきて寝ている人間に良い夢を吹き込むのがお仕事です。
ある日、ソフィーという女の子がBFGを夜中に見てしまい、BFGは彼女を巨人が住む場所へさらってしまいます。
そうして2人の生活が始まり、ソフィーとBFGはだんだんとお互いを信用する関係になっていきます。
そんな中、人食い巨人が子供たちを食べに行くとの知らせが...!!
2人は協力して人食い巨人を倒しに出かけていきます。
子供たちそしてソフィーとBFGの運命やいかに...!?
少し長めの本ですが、難しい単語はあまり使われておらず内容もファンタジーで面白く、わかりやすいと思います!
また、BFGが使う英単語や表現が少し巨人仕様にアレンジされているので、そこも面白いポイントです。
NHK 「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」
次に私の友人のSさんがお勧めする本を紹介します。
彼女がお勧めする本は、NHK出版の「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」です。
NHKラジオの教材で、1話たった5分で読めてしまうお話が何個も掲載されています。
また、ラジオでは実際の音声を聞くことができるのでリスニング対策としても使える優れもの!
そして、とても簡単な英語を使っているので読みやすいことが特徴です。
Sさんも、短い時間で読めるので学校の登下校のちょっとした時間に読んだり、寝る前の5分で読んだりしていたそうです。
ラジオ講座の教材なので毎月新しいお話が読めることもお勧めポイント。
私自身も高校生の時よく読んでいましたが、内容も物語から伝記、ミステリーまで幅広いのでとても楽しく読んでいました。
ぜひ私たちからの本も参考にして、自分に合った本を探してみましょう!
まとめ
多読挑戦したくなりましたか?
英語の本をたくさん読むだけで、本当に力が付くのか心配になる方もいるかもしれません。
たしかにすぐには結果は出ないかもしれませんが、確実に速読力や読解力がアップします!
自分では無意識のうちに英語力が上がっている...魔法みたいですよね!
実は、私は大学生になった今でも毎日のように英語の本の多読をしています。みなさんに素敵な本と出合いが訪れますように。
何かわからないことがあればいつでも先輩ダイレクトに質問してくださいね!
以上 だふでした!!
<この記事を書いた人>
津田塾大学 学芸学部 だふ
実は津田塾大学にもExtensive Readingという多読の授業があります!
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
たこらいす
2021年9月25日 09:18
多読によって英語力が上がりそうですね!教科書を読むのもいいのかなって個人的に思いました( =^ω^)
このコメントに返信する >