【お茶の水ゼミナール講師直伝! 文法講義④】 仮定に必要なのはif...じゃなかった!? 過去形の助動詞の深い意味 ~助動詞・仮定法~

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お茶の水ゼミナール 英語科 堤

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こんにちは。お茶の水ゼミナール英語科講師の堤です。

お久しぶりの第4回目は「助動詞・仮定法」。

実は、相手の気持ちを理解し、自分の気持ちを正確に伝えるためには助動詞の正しい理解が必要になってきます。

そして、助動詞を正しく理解しないまま、「仮定法」という分野の学習に入ると、英文を見たときに「実際にありえる話」なのか「実際にはありえない話(仮定)」なのか、どんどんわからなくなってきてしまう...とい
う落とし穴があるのです。

・・・というわけで!

今回は助動詞の正しい理解から仮定法への導入のお話をしていきます。

仮定のニュアンスを醸し出すのは助動詞の過去形!?

みなさんの中には仮定の意味を表すには if がゼッタイ必要だと思っている人はいませんか?

例えばこの文のように。

I would fly if I were a bird.
(私が鳥なら空を飛ぶのに。)

確かにこの文ではifが使われていて「私が鳥なら」という仮定の話をしています。

では、次の二つの英文の違いがわかるでしょうか。

(1) I will not do it.
(2) I would not do it.

(1)は「私はそれをしない。」と自分の話をしています。

ところが(2)は「私ならそれをしないだろう。」という意味。

他人への批判のニュアンスが入って、意味が大きく変わっています。

ここで大事なのは助動詞willの過去形wouldには「...なら~だろう」という仮定の意味があるということです。



同様にcanの過去形couldには「~しようと思えばできる」という仮定の意味が、mayの過去形mightには「下手をすれば~の可能性がある」という仮定の意味があります。

例文を見てみましょう。

(3) He could beat Tom.
(彼はトムを倒そうと思えば倒せる。)

(4) Don't play with that tool. You might get hurt.
 (その道具で遊ぶな。下手をするとけがをするぞ。)

(2)(3)(4)の文では if が使われていませんが、それぞれ助動詞の過去形が仮定の意味を表しています。



もうみなさんならおわかりですね。

実は仮定の意味を表す目印は if が使われているかどうかではなく、would、 could、 might だったのです。

ではもう一度最初の例を見てみましょう。

I would fly <if I were a bird>.

この英文はまず I would fly の部分のみで「私なら飛ぶだろう」と仮定の意味を表しています。

I would fly だけでもいいのですが、if I were a bird「私が鳥ならば」と、ここでは情報を追加しています。

この時にwouldは助動詞の過去形なので、それにあわせてifの中身もwereと過去形にしています(※)。理解できたでしょうか。

※if+S(主語)+過去形の述語動詞の部分にbe動詞が来る場合、主語がI、 he、 she、 itでもwereが使われることが正式。was を使ってもよい。

「 if があるから仮定を表す」のではなく、 「 would、 could、 mightが先にあり、そこにif S V(過去形)の文を必要であれば追加する」という発想の転換をみなさんにはしてほしいのです。

ここが理解できればいわゆる「仮定法」という分野は非常にスムーズに、一貫した考えで勉強することができます。

理解した内容を定着させて、使いこなせるようにするには、自分で訓練していくのが一番です。

僕がおススメするトレーニングは理解した文法事項(例えば、今回の例ならば助動詞・仮定法)を使った英作文をたくさん書くことです。

実際に手を動かして何度も何度も反復することによって、より理解が深まり、「英語を書く」力も身につけることができます。






このような「文法事項の理解+英作文によるトレーニング」が効果的にできるのがお茶の水ゼミナール英語monogrammarシリーズになります。

このシリーズは牧秀樹教授監修の元、生徒のみなさんがひとつの文法項目を徹底的に理解し、書き、解くことを目的とした英文法参考書・問題集になっているので、ぜひ手にとって英語力をどんどんアップさせていってください!

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<この記事を書いた人>

お茶の水ゼミナール 英語科 堤
お久しぶりです!「モノグラマー」を使って勉強してくれた人はいるかな...? 英語は繰り返しが大事! 一日10分、15分からでいいので、英語を書く練習をしていこう!!

※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。

 

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