模試を受けたあと、判定だけ見て放置。
イイ判定がもらえなくて、見返すのがイヤになっている人も多いのでは?
「頑張っているのに、偏差値が上がらない・・・」
「判定が思っていたより悪かった」
勉強の成果が出ないと、諦めたくなることもありますよね。
そんなみなさんにおすすめしたいのが、模試を使った「振り返り」。
実は、模試の振り返りをするかしないかで、大きな差ができるんです。
そこで今回は、難関大に合格した先輩が実践していた【模試を使ったお手軽振り返りテク】をご紹介します。
実践すれば、次こそはイイ判定をゲットできるかも?
判定・偏差値は気にしない!結果の受け止め方と活かし方
模試の結果を見て、「自分は合格できるのか」気にしてしまうことがあると思います。
それ以上に大切なのが、模試を使って自分の伸びしろを知ること。
先輩チューターのまちさんは、模試を使って自分の「伸びしろ」を探したそうです。
まち先輩
(チューターの先輩52人にアンケートをとったところ)第一志望に合格した先輩の約2人に1人は、高3の6月の模試でD~E判定でした。
模試の結果で落ち込んでいるのはもったいない!
特に、積み重ねが必要な科目の国語・英語は成績が上がるまで数か月かかることもあります。
挽回のチャンスは十分あるので、模試判定を勉強に力を入れるきっかけにすることが大切です。
受験勉強は長期戦。
まずは「成績アップには、時間がかかって当然なんだ」と割り切っていきましょう!
模試の結果に一喜一憂せず、できるところからコツコツ対策していくことが大事なんですね。
まち先輩直伝!模試の振り返り活用法
国際教養大 まち先輩
① 大問ごとの自分の正答率から伸びしろを調べる。
=点数の取れていない分野はこれから伸びる可能性がある部分!
分野ごとの得意・苦手を洗い出しておく。
② 小問ごとの全体の正答率と照らし合わせる。
=周りとの差を元に、復習する部分を決める。
全体の正答率が低いところはしょうがない!と割り切ってOK。
みんなが解けているのに、自分が解けなかったところは重点的に復習する。
模試結果を分析して、今後の勉強配分を決めましょう。
効率的に復習することが合格への近道です!
解けなかった問題=「伸びしろ」と考えたという、まち先輩。
でも、すべてしらみ潰しに復習するのは大変。
時間がないからこそ、全体の正答率と照らし合わせることが大切なんだそう。
みんなは解けているけど、自分ができなかった問題は「解ける可能性が高い問題」。
これならピンポイントに復習できて、効率的!
模試の結果をポジティブにとらえて、次に結びつけましょう。
結果が出なかった時の模試の振り返り方法
高2でしっかり基礎を固めて、準備万端で受けた模試。
受験を意識して勉強してきたはずなのに、判定は以前とかわらないまま...。
「勉強した意味あったのかな・・・」
と落ち込んだクアシス先輩は、模試の振り返りをすることで次に繋げたそうです。
クアシス先輩
たった数か月の勉強で、模試の判定が上がらなくても気にしないことが大切です。
判定が上がらない=勉強しても意味がない、と短絡的に考えるのは危険。
まずは、模試の結果から自分の勉強がうまくいっているかを判断しましょう!
一生懸命勉強したはずなのに、思うような結果が出なければガッカリしてしまいますよね。
「あんなに勉強したのに、もっとやらないといけないの?」
と、心が折れそうな人もいるはず。
クアシス先輩は効率的に勉強するため、模試の結果から「今するべきこと」を考えたそうです。
大問の1と2に注目!基礎を基準に判断してみよう
九州大 クアシス先輩
① 模試の大問(1)(2)が解けているかで、基礎力をチェック。
=大問(1)(2)が解けている人は基礎が身についている人。
② 「合格への100題」の過去問を使って応用問題にチャレンジ
=基礎→応用を繰り返して対策すれば一気に伸びる。
③ 模試の大問(1)(2)が解けなかった人は総復習をする
基礎をしっかり見直すことが得点アップのコツ。
今まで溜めた「ゼミ」教材や夏の総復習がまだ残っている人は、少しずつ進める。
ニガテ分野を見つけるきっかけになります。
模試は自分の弱点を映す「魔法の鏡」。
判定だけで一喜一憂せず、結果を使って次に繋げましょう。
模試の判定結果を直視できなくて、現実から逃げたくなる・・・。
先輩たちもみなさんと同じで、何度も心が折れそうになっていたんですね。
模試の結果を見ると「あれもこれも全部やり直さなきゃ!」
なんて焦ることもあります。そしてそれは、当然のこと。
ただし、あれこれやるのは、とても大変です。
まずは、「みんなが解けているのに、自分が解けなかった問題」や、「大問(1)(2)で特にできなかったところをやる」など、やり直すところを賢く絞っちゃいましょう!
先輩が実践したお手軽テクを使って模試の結果を振り返れば、「自分のやるべきこと」も見えてくるはず。
復習する時間を日々に組み込んで、ルーティン化してしまうのもオススメ。
まずは15分からでも、コツコツ取り組んでみてくださいね。
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
たこらいす
2021年11月 6日 08:31
復習出来るように頑張りますね!( ・ε・)
このコメントに返信する >