テストや模試に向けて猛勉強。
「いっぱい勉強したのに、いい結果が出なかった...」という人も多いと思います。
全力投球しても、思うような成果が出なくてツラくなることもありますよね。
そこで今回は、「テスト・模試でいい結果が出なかった時の打破法」を先輩に聞いてみました!
難関大に合格した先輩も、みなさんと同じような気持ちを味わってきました。
先輩が実践した方法で、落ち込んだ気持ちを吹き飛ばしましょう!
対策しても点数が伸びないのはなぜ?不安打破方法
模試で「しっかり対策してワーク問題もできたのに、なぜか点数が伸びない...」
という経験をした「たまめし先輩」に打破法を聞いてみました。
大阪大 たまめし先輩
模試の問題は、ワークや問題集より1ランク上のレベルにあると思っています。
ワークの問題が解けるようになったら模試でも解けるというわけではなく、私も結果に伸び悩みました。
しっかり対策したつもりでも、模試はレベルが高くて思うような点数が出にくいようです。
望んだ結果が出なければ、勉強へのモチベーションが下がってしまうことも。
そこでたまめし先輩は、模試の結果への考えを変えることで、不安を打破しました。
模試の4択問題→最後の答えがわかるようになるまで対策する
大阪大 たまめし先輩
知識のヌケが無くなるまで諦めずに対策を続けました。
模試で点数が伸びないのは、「まだ伸びている最中」だから。
勉強を続けているうちに、「何を問われているのかわからない」から「問いがわかって答えが2択まで絞れる」ようになれば、前回よりも伸びている証拠。
・問題文・用語の意味が理解できる
・4つのうち3つの選択肢の間違っているところがわかるようになる
この2つができるようになれば、点数も伸びてきます。
模試の点数に固執しがちで、「伸びていない」と感じるかもしれませんが、努力と結果にはタイムラグがあります。
諦めずに挑戦し続けてくださいね。
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「模試の結果に不安になっても、勉強を諦めなければまだまだ伸びる。」
というたまめし先輩。
模試の答えは1つなので、正解しなければ点数には加算されません。
でも、模試で大切なことは点数ではなく「自分がどこまで理解できているか」です。
地道に一歩ずつ進んで行けば、ある日ビックリするくらい、成果が感じられる日が来ます...!
点数ダウンはニガテ克服のチャンス!
3年生になって、定期テストや模試で「自己最低点」を取ってしまったコジマネ先輩。
点数が下がってしまった原因を冷静に分析して、伸び悩みを打破しました。
弘前大 コジマネ先輩
ある時から、定期テストの点数がどんどん下がりました。
テスト内容を調べたところ、記述量が多くなり暗記だけでは太刀打ちできなということに気づきました。
3年生になると、受験を見据えて入試に近いかたちでの出題が増えてくるそう。
テストや模試の点数が下がると気持ちは落ち込みがちですが、コジマネ先輩は前向きにとらえるようにしました。
点数ダウンは自分の実力!自分の立ち位置を振り返るところから始めよう
弘前大 コジマネ先輩
2年生までは模試である程度の点数が取れていた。という人も多いはず。
しかし、3年生になると本格的に対策をしている人や予備校生も増えてくるので、順位が下がってしまうことがあります。
・高2とは違うと割り切る
・自分の立ち位置を確認する
・カバーする範囲を広げる
この3つを心に留めておいてください。
点数の低下は、自分の弱点を知るチャンス。
学校で質問したり、ゼミや動画学習を取り入れるのもおすすめです。
ニガテな問題を繰り返し解くことで、しっかり伸びてくるはずです。順位が下がっても自分を信じて、いっぱい勉強していきましょう!
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テストや模試で、点数や順位が下がると焦ってしまいがち。
そこで諦めずに、踏ん張る姿勢が大事なんですね。
できなかったところは、「どの科目の、どの分野ができていなかったのか?」をはっきりさせるのがキモ。
次の模試やテストまでに、その1分野だけでもしっかり対策をしておけば、できなかった分点数が伸びやすいです。
ニガテを潰して、コツコツ勉強を続ければ、基礎が定着します。
成績がぐんぐん伸びる日が、来るはず...!
定期テストや模試の結果から着実に伸ばす!
定期テストや模試は、結果が点数としてハッキリ出ます。
判定が悪ければ、上がっていけるか不安になることもありますよね。
ホーリー先輩は、3つの心がけを実践してテストや模試の結果から点数を着実に伸ばしました。
大阪大 ホーリー先輩
定期テストや模試の成績は振り返りたくない人もいると思いますが、自分の立ち位置を知る良いきっかけになります。
しっかり分析をすれば、成績アップを目指すことができるので、しっかり活用しましょう。
一喜一憂する前に!結果を分析しよう
大阪大 ホーリー先輩
成績アップのカギとして実践していたことは3つ。
定期テストや模試は、より入試に近い実戦の場。実戦で得た成績が、自分本来の姿だととらえましょう。
①結果を分析する
・間違えた問題の出題形式を分析する
自分が苦手な出題傾向の対策をしましょう。
・偏差値50と平均点をひとつの目標にして自分の成績を分析する
偏差値は50を真ん中として、自分がどの層にいるかを教えてくれる数値です。平均点は、模試の難易度を知るために活用しましょう。また、大問ごとの平均点と比べることも大切です。
②確認して解き直す
間違えた問題をどの程度理解しているか、〇、✕、△の3つで評価。自分の現状を視覚化して、基礎を強化。模試は難問も多く出題されるので、△以上の理解度を目指そう。
③ニガテ分野はゼミを活用して演習を積む
ゼミの教材は、基礎から丁寧に書かれているのでニガテ教科克服にピッタリです。
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テストや模試は、受けて終わり...ではなく、結果を自分なりに分析して活用することが大事なんですね。
誰しも、自分の弱点には目をつぶりたいもの。
結果を見て一喜一憂するだけで終わりたいもの。
だからこそ、弱点から逃げずに現実を見て、ニガテをつぶしていった人とそうでない人に、差が出るのです。
模試の成績表や、テストで間違った問題には、成績を上げるための宝が眠っています!
今すぐ模試やテストを復習...が厳しいときには、「一番できなかったニガテ分野」など対象を絞るだけでも、効果はあります。
小さな努力の積み重ねは、必ず実る日が来ます。
自分を信じて、一緒に頑張りましょう!
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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