【高1向け】記述問題で得点力UPを狙う方法とは

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見たことがある問題なのに、定期テストや模試では得点できなかった、ということはありませんか?

添削課題で出題されるような「思考力」や「読解力」を必要とする問題は、単純な暗記問題や計算問題とは違います。

問題と解答を覚えただけでは得点につながりません。

そこで、添削課題のような記述問題が多い定期テストや模試で得点するための方法をお伝えしたいと思います。

問題を解いた後にするべきことは?

問題を解いた後に学ぶべきことは「正しい解答」ではなく、「正しい解答への導き方」です。思考力問題なら問題のとらえ方や思考の仕方、読解問題なら読解の仕方です。

『チャレンジ』の解説を丁寧に読んだり、解説動画を見たりして、正解を知るだけでなく、正解に至るための方法を身につけましょう。

「記述問題」では、「思考の仕方」や「読解の仕方」がわかっただけでは、得点としてはまだほぼ0点です。

記述問題は、答えだけでは満点にならず、解答を答案として完成させて点数が得られます。

そして「解けている答案」は完成度が問われ、満点「うまく書けている答案」の他に、部分点「どこかがうまく書けていない答案」が存在します。

単純に「問題を知っていれば解ける」と考える人は、例えるなら、「目玉焼きはつくり方を本で読めばつくれて当たり前だから、練習なんてイラナイ」と言っているのと同じです。

覚えただけで上手につくれるなんてどんな天才料理人だ、と思うでしょう?

知った後にするべきことは?

答案を書く作業は、料理など実際の技術を伴う作業と同じで、目玉焼きの作り方という正解がわかったとしても、満点の目玉焼きと0点の目玉焼きの間に、無数の部分点の目玉焼きが存在します。

知っただけの人が目玉焼きをつくっても、いきなり上手にはつくれないですよね。

料理にはいくつものコツや技術が必要ですから。

そして自分がつくった料理の善し悪しはわかったとしても、どうすれば上手にできるかは、自分一人ではわからないのが普通です。

自分の料理を料理の先生に見てもらって、直すべきところやうまくつくるためのコツを教えてもらうことが、うまくなるための近道です。

ひとりで何度も料理して工夫していくよりも早いはずです。

まとめ

まとめ

記述問題の答案作成も同じで、自分だけではどのくらいできているかは意外とわからないものです。

出来上がった答案が上手でも下手でも、仮に完成していなくても、とにかく提出することが大切です。

提出すれば様々なアドバイスがもらえますから。

戻ってきた添削課題の答案の○や×の数に一喜一憂するのではなく、書かれている「答案を書くためのコツ」や、答案を書く前に必要な「思考の仕方」「読解の仕方」などをしっかりと読み込み、答案の書き直しをしてみましょう。

「問題の解き直し」というのは問題を覚えた正確さを競うものではありません。

よりよい答案をつくる方法を身につけるために行うものです。

記述問題のより上手な答案のつくり方を身につけるには、教わったコツを生かして目玉焼きを焼いてみるのと同じように、添削されたアドバイスを生かして同じ問題の答案を書き直してみることです。

まず提出をしてアドバイスをもらうことが、記述問題の答案作成上達の近道です。

<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座編集室 増野

※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。

 

コメント(2

(^-^

2020年8月27日 23:05

二学期から勉強の仕方などを変えていきたいと思った!

匿名

2020年9月27日 03:13

ありがとうございます

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