定期テストで高得点を取ろうと、がむしゃらに問題集を何周もしたけれど、点数が伸びなかったこと、ありませんか?
僕は、高2の1学期の数学のテストで高得点を取ろうと、問題集を必死に3周しました。そんなに準備して迎えたテストだったのに、点数はなんと58点。驚愕の点数...。
このテストで悔しい思いをした僕は、数学の担任に相談して、問題集の解き方を変えました。
その結果、2学期には数学のテストで学年最高点の94点を取ることができました。
今回は、僕が実践した問題集の解き方を紹介します。
理系科目は「しっかり理解する」ことが大切
テスト前には、より多くの問題を解くことが大切だと思っていませんか?
問題を多く解くことばかり考えている人は、要注意。問題の解法の理解や自分の弱点に気づけないことがあります。
たしかに、問題をこなすことは重要ですが、
「自分の取り組んだ問題で、なぜその解き方をするのか」
「自分はなぜ間違えた解答をしてしまったのか」
の2点を、じっくりと頭の中で整理することの方がより重要です。
僕の場合は、問題集を1周じっくり解くようにしました。
自分自身に解説をする気持ちで問題を解く
問題集を1周じっくり解く際には、「解いた問題で、なぜその解法を使って解くのか」を整理するようにします。
例えば、「2次方程式 x2-2ax-a+2=0 が、異なる2つの正の解をもつaの範囲を求めよ」という問題に取り組むとします。
ノートの左側には、普通の問題を解く上での途中式や考えの過程を書きます。
そして、大切なのは右の部分!
この問題を解く上で、
「なぜこの式変形をするのか」
「なぜこの条件をつけなければならないのか」
を、詳細にノートに書くようにします。
問題を解いている自分自身に、問題を解説してあげるようなイメージで問題に取り組むことが、大切です。
僕は、この問題集の解き方にしたことで、問題の理解度が格段に上がりましたし、それに伴って点数も上がっていきました!
その結果が、2学期中間テストでの学年最高点なのだと思います。
理系科目でも通用するので、応用してみよう!
今回は数学の問題を例にとりましたが、この問題集の解き方は、理系科目全般に言えることです。
理系科目のテストで悩んでいる方は、是非参考にしてみてください。
<この記事を書いた人>
横浜市立大学 国際総合科学部 先輩チューター なっち
紹介した解き方をするようにしてから、数学がより好きになりました!
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
れもも。
2020年6月14日 20:01
参考になりました。よくケアレスミスでわかる問題でも、点数を落としてしまうので、是非実践してみようと思います。
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