「世界史の期末テストの範囲、教科書50ページ分!?」
社会科の中でも世界史は範囲が広くて覚えることも多いので、対策に苦労している人も多いのではないでしょうか。
世界史対策のポイントは丸暗記するだけでなく「歴史の流れ・つながり」のイメージを掴むことが大切です。
流れやつながりを理解するのにおすすめなのが、授業の【まとめノート】をつくること。
絶賛テスト期間前の人に向けて、今回は先輩チューター・まちとっておきのまとめノートの作り方と活用法を紹介していきます!
これを作って活用すれば、学年1位も夢じゃない!(実証済み)
【使うもの】
教材・A5ノート・オレンジペン
私がまとめノートに使うのはこの3つ!
※ペンはオレンジがなかったので代わりに青を置いています
教材は普段授業で使っている教科書類とノート・プリントを。
小さめのA5サイズは持ち運びにちょうどよいので、外出先でも暗記に使えます◎
ノートがなければルーズリーフ等でももちろんOKです!
【作り方】
授業ノートを基に歴史の流れを整理
基本的には教科書の1節/ページを目安に、授業ノートに沿ってまとめていきます。
まず基本的な作り方としては、大事なポイントが一目で分かるように整理していきます。
「ドイツでは1555年のアウクスブルクの宗教和議で....」
と教科書的に文章で書くのではなく、
このように、
「1555 アウクスブルクの宗教和議→領邦教会制」
と必要な要素だけを簡潔に書くことで、この単元でおさえたいポイントが目で見てわかりやすくなります。
加えて、途中で人名や重要単語が出てきた場合は、後で暗記しやすいようにオレンジペンで記入します。
そして世界史あるあるなのが、
場所や国同士の関係性などがごちゃごちゃしていて分からない...
という悩みですよね。
そのような情報をまとめるために、図・絵・表を基本の流れの間に差し込んでいきましょう。
例えばこのページでは、ドイツ三十年戦争の起こる流れについて、
【新教徒側】VS【旧教徒側】
に勢力図を整理して、どこの国がどっちについたのかをフローチャート図にしています。
これ以外にも、
地図など絵を書いてみたり、
表にしてみたり、
ややこしい歴史上の出来事を自分で見やすく、わかりやすく、整理してみましょう。
更に、授業中で先生がぼそっと言っていたジョーク、資料集に書いてあった豆知識など、
面白い!なるほど!と思った情報を隅っこに添えてみてください。
これをメモしておくことで授業の記憶が一気に思い出しやすくなります◯
【使い方】
赤シートで隠しながら書いて覚える
世界史のような暗記が多い科目はくり返し覚えることでどんどん内容が定着します。
せっかくまとめたノート、そこで満足して使わないのはもったいない!
定期テスト直前までこのノートを使い倒して暗記を進めていきましょう。
私の場合はかなりアナログですが、赤シートで隠しながら何度も紙に用語を書いていました!
こんな感じでひたすら書くことで、
・ぱっと見て間違いやすい用語(例:ドヴァーラヴァティ)
・中国史で漢字が難しい用語(例:羈縻政策)
もしっかり覚えることができます。
また書きながらまとめたノートをじっくり見直すことで、
歴史の出来事や人物同士のつながりのイメージが自分の頭の中にできてきます。
ちょっとやりすぎると手が痛くなる作業ですが、
目で見て覚える+体で覚えることでより定着度がアップするのは間違いなしです◎
世界史は丸暗記するだけでなく、自分で流れやつながりを理解することでより知識が頭に入りやすくなります!
ぜひまとめノート作りをして、テストで良い点を取りましょう◎
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
<記事を書いた人>
国際教養大国際教養学部 先輩チューター まち
まとめノートは受験まで使い倒しました。
hh
2020年3月28日 10:06
参考になりました。私もアナログ派なので真似させてもらいます!
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