~まだ知らない自分に出会う場所~

プラントハンター

プラントハンターの仕事内容は?

プラントハンターとは世界中から探してきた珍しい植物を届ける仕事


プラントハンターは植物園のプロデュース、庭園の施工など、様々な植物のイベントやプロジェクトも手がける

プラントハンターの歴史



プラントハンターとはプロの植物収集家のことで、依頼主の注文に応じて、珍しい植物を世界中で探して届ける仕事です。

主に18世紀〜19世紀ごろの欧米では、植物の収集家が大活躍していたと言われています。当時の王や貴族、政府は、植物の栽培に詳しい人を世界中に派遣して、食料、香料、薬、繊維などに利用できる有用植物や観賞用の植物を集めていました。また王侯貴族たちの間では、自宅の温室で植物や果物を栽培する園芸がブームだったとも言われています。

世界遺産で知られるイギリスの「王立キュー植物園」は、18世紀に多くのプラントハンターが世界中から持ち帰ってきた植物でつくられていることは有名な話です。王立キュー植物園では、世界中の珍しい植物の移植、育成、研究が行われていました。
プラントハンターは日本にも来ていた記録が残っており、ペリーが黒船で来日した際に、植物学者を2名同行させていました。そして日本の植物を持ち帰ったと言われています。


現代のプラントハンター



現代でもプラントハンターは活躍しています。
現代では輸送技術が発達して、従来とても不可能だった巨木まで運べるようになっています。
現代のプラントハンターは、国内外の企業や行政機関などから依頼を受け、世界中から収集した珍しい植物を届けています。
また植物園のプロデュース、庭園の施工など、様々な植物のイベントやプロジェクトを手がけています。
プラントハンターはどんな働き方をするの?

プラントハンターは世界中、熱帯雨林から高山、砂漠まで出かける

現在のプラントハンターは、昔のプラントハンターと同様に、顧客の希望通りの植物を探しに、世界中、熱帯雨林から高山、砂漠まで出かけます。
命がけで植物を採取することもあります。
依頼主に届ける植物以外にも、国内や海外から採取してきた植物を、自分の庭や温室に移植して栽培し、管理しています。
プラントハンティングだけでなく、造園業や、樹木や花をテーマにしたイベントをプロデュースして暮らしています。
プラントハンターはどんな人に向いているの?

プラントハンターには植物が好きで専門知識を持っている人に向く

・無類の植物好き /植物の専門知識

プラントハンターは、植物が好きで専門知識を持っている人に向いています。海外の遠い場所から運んできた珍しい植物を元気に育てるには、植物の生育風土や生態を熟知していなければなりません。

・地理学と冒険心、体力

また世界中に珍しい植物を探しにいきます。地理の知識と冒険心のある人に向いています。プラントハンターの仕事は命がけの仕事なので、体力も必要です。

・語学力

世界中に植物を探しにいくので語学力が必要です。

・リスク管理と法律の知識

植物の輸入は空港でその国の検疫をパスしなければいけません。虫が1匹ついていただけで苦労して運んできた樹木の上陸が許されないことも。リスク管理と法律の知識が欠かせません。

・造園 /施工の技術

また珍しい植物を使った美しい造園やイベントを行うためには、造園の知識や技術、デザインのセンスも必要です。
プラントハンターの将来展望は?

プラントハンターの将来性 環境保護の観点から緑化プロジェクトが進み ニーズは高まる

現代はガーデニングがブームで、インテリアショップや花屋では様々な珍しい観葉植物が売られています。多くの現代人は植物を求めているようです。

環境保護の観点からも、都会では緑化プロジェクトがさらに進むと考えられます。
プラントハンターはそのようなニーズに応じて、今後も活躍し、世界中に植物のファンを増やしていくことが予想されます。
プラントハンターにはこうすればなれる!

プラントハンターになる決まったルートはない

プラントハンターには決まったルートはありません。

高校を卒業後、専門学校や短大・大学・大学院などで造園、または生物学科で植物について知識を深めることが仕事に役立ちます。
卒業後は、植物園、造園会社、花の卸し店などに就職して植物についての知識を深めて独立するか、プラントハンターのアシスタントとして働いて仕事を学んでいく方法が考えられます。
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