モデル

モデルの仕事内容は?

ファッションショーや雑誌などで最新流行の服を紹介するのが仕事です。

一口に「モデル」といってもいろいろな種類がありますが、代表格は、なんと言ってもファッションモデルです。
ファッションモデルの仕事は、ファッションショーや雑誌、テレビなどでオリジナルの、あるいは最も新しい流行の服を着こなし、世の中に広く紹介することです。
しかし、歩き方や着こなし、ファッションセンス、プロポーションのよさが求められるほか、衣装の仮縫いの時にはデザイナーのOKが出るまで何時間も立ったままでいたり、ショーでは長時間気を引きしめていなくてはならなかったりと、体力や忍耐力も欠かせない厳しい仕事です。
長く続けるために、体型を保つための肉体的な自己管理を行うなど、華やかに見える一方でたいへんな努力が必要になります。

モデルはどんな働き方をするの?

モデルプロダクションに所属し、歩合制で働きます。

ファッションモデルはふつう、モデルプロダクションに所属しています。
ファッションショーのモデルなら、高身長が有利です。必ずしも高身長でなくても、テレビのコマーシャルや雑誌などのモデルの仕事があります。
収入はモデルのランクや仕事の内容によって変わる歩合制であることが多く、世界をまたにかけて活躍するスーパーモデルともなると、ワンステージが数百万円に及ぶこともあります。

モデルはどんな人に向いているの?

ファッションモデルの基本的な条件の一つは、背が高くてプロポーションがよいことですが、それだけでは一流にはなれません。
特に現代ではファッションの幅が広がり、いろいろな個性のモデルが求められています。
魅力を際立たせる個性を持つ人であることが必要です。
また、生活が不規則になりがちなので、肉体的にも精神的にも自己管理が十分にできない人は、仕事を続けることが難しいでしょう。

モデルの将来展望は?

モデルの活躍の場は広がり、マルチタレントなどへ発展する可能性もあります。

BSデジタル放送やCS放送など、電波メディアは各地に広がっています。
また、雑誌や商品の広告などでの写真の重要性が増しており、モデルの活躍の場は確実に広がっています。
名前が売れて人気が出ればマスコミに登場する機会も多くなり、仕事の量や収入も増えるでしょう。
能力によっては、モデルに留まらず、マルチタレントの道も開けます。

モデルにはこうすればなれる!

モデルプロダクションに所属することが、キャリアの糸口になります

モデルに学歴や資格はいりません。容姿、センス、チャームポイントなど、自分自身がもっている性質や才能が資本です。キャリアの第一歩は、モデルプロダクションに入ることです。スカウトや紹介、売りこみなどによりモデルプロダクションに登録し、オーディションを受けるなどして仕事をするのが一般的です。モデルプロダクションは数多くありますが、その内容や実績、規模はさまざまなので、業界の研究をしっかりしておく必要があるでしょう。