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獣医になるには 大学ではどんな勉強? 布川獣医師 インタビュー

きみはペットを飼っているかな?
犬でも猫でも、ほんとうにかわいいよね。
以前は犬は家の外の犬小屋で飼う、みたいなイメージがあったけれど、今は室内飼育が多いそうだ。そのように飼育環境が改善され、また、ひんぱんに獣医にかかる習慣もできて、犬の寿命は一般社団法人ペットフード協会の昭和58年の独自調査で犬の平均寿命は7.5歳、現在は犬種にもよるけど、だいたい14歳くらいなので30年で倍近く伸びているんだ。
その長寿化に貢献している動物病院は、いまやコンビニと同じくらいの数があると言われるくらい人気の職業なんだ。
そこで今回は横浜市の「ぬのかわ犬猫病院」中田分院の分院長を務める布川智範先生にお話を聞いたよ。
さっそく観てみよう!



どうだったかな?
獣医師っていいな、と思ったきみにさらに少しお話をしよう!

獣医師

獣医師の仕事内容は?


獣医師は動物専門の医師で、病気やけがの治療や予防、人工授精や出産の立ち会いなどをします。
身近なところでは、動物病院で犬やねこ、小鳥などのペットを診察する獣医師がいます。
ほかに、牛やブタ、馬、ニワトリなどの家畜や、動物園・水族館の動物などの健康管理や命を守る獣医師がいます。
保健所や空港で食肉などの食品の衛生をかん視したり、家畜伝染病を予防したりすることに努める獣医師もいます。

獣医師はどんな働き方をするの?


動物の命を預かる責任が重く、いそがしい仕事です。
動物病院では、おもにペットの診察をしています。
動物は言葉が話せないため、病気の特定は簡単ではありませんよね。
飼い主から聞いた話をもとに観察したり検査したりして判断していくのです。
病院によっては夜間や休日の勤務もあります。
家畜を専門とする獣医師は、農業共済組合や農業協同組合などの家畜診療所に勤めて、担当する市町村の農家や牧場をまわって診療や病気の予防にあたります。
担当する地域が広かったり、早朝や深夜も緊急対応にかけつけたりするなど、いそがしく働いていますよ。
もちろん、生産者に飼育のアドバイスもします。

獣医師はどんな人に向いているの?


動物が好きなことは第一の条件ですが、それだけで務まる仕事ではありません。
動物は体調を言葉で伝えられないので、人がつねに動物を観察し、変化を見のがさないようにします。
獣医師は人間のように内科医や外科医、産婦人科医などに分かれてはいないうえに、あらゆる動物を診療します。
病気やけがの手術、出産の立ち会いも行います。
動物が治療をいやがってあばれ、獣医師を傷つけてしまうことも起こりえます。
獣医師には、向上心や情熱があり、がまん強さや体力が備わっていて、観察力に優れている、手先が器用であるなど、総合的な力が求められますね。





動物好きなきみなら、動物看護師になるには獣医の先生を助ける「動物看護師」はどうだろう?

動物看護師

動物看護士の仕事内容は?


動物看護師とは、動物病院などで働き、獣医師の補助や動物のお世話をする仕事です。職場によって仕事の領域は異なりますが、動物看護師のおもな仕事内容を紹介します。

診察補助
「診療補助」の仕事は、獣医が診療するときに、動物をじょうずに押さえる仕事です。
動物病院にくるペットは、診療台の上から逃げようとすることがほとんどです。
獣医が診療を安全に行えるように、ペットが動かないように保持します。
なお動物看護師は、医療行為を行えないことになっているので、あくまでも獣医さんのサポートが仕事になります。

手術のサポート
動物病院では手術も行います。動物看護師は、手術室の器具の準備や麻酔器の点検などを行います。医療行為は行えないので、必要な器具を手渡しするといった形で、獣医の手術をサポートします。

受付と会計
動物病院の受付や会計も、動物看護師が任されることが多いです。動物のカルテの整理も行います。また薬が処方されているときは、飼い主に薬の与えかたや保管方法の説明をすることも必要です。このとき飼い主に声をかけて安心させてあげたり、容態を聞いたりするのも動物看護師の仕事です。
預かっている動物のお世話
入院中のペットのお世話をします。トイレで糞尿の量やフードの減り具合を見て、健康チェックを行い、フードを食べていない子には、動物看護師が食べさせてあげます。寝たきりの動物の場合は、床ずれをしないように数時間おきにカラダの向きを変えたり、容態を気づかってあげたりします。ペットホテルとして預かっている元気なペットの場合は、散歩なども行います。
清掃
動物病院の院内を清潔に保つため、まめに掃除するのも動物看護師の仕事です。診療後の診察台や器具の清掃なども担当します。

動物看護士はどんな働き方をするの?


動物看護師はペットビジネスの広がりとともに活躍の場が拡大しています。
動物看護師の活躍の場は、動物病院がメインです。
しかしペットビジネスの広がりとともに、ペットホテルやペットショップ、しつけ教室、ペットケアセンター(ペットの介護施設)などにも活躍の場が広がっています。
ただし動物看護師としての専門知識や経験を最も活かせるのは動物病院です。その次がペットケアセンターなどの介護施設といえます。
ペットショップやペットホテル、しつけ教室では、主にショップや教室のスタッフとしての仕事がメインとなり、主に動物の健康状態のチェックや、爪切りなどで専門知識と技術を生かせるようです。
動物病院によっては24時間のシフト制で、動物看護師に夜勤があることもあります。
給与水準は、ペットショップよりも動物病院で働いた場合の方が一般的には少し高めになるようです。

動物看護師には動物が好きな人に向いています


動物看護師に向いているのは第一に犬や猫などの動物が好きなことです。
でも具合が悪くて苦しむ姿や、死を見ることもあるので、動物が大好きでも、そうした面に耐えられる人が向いています。
そして飼い主に声をかけたり、会計や薬の説明などをしたりすることも多いので、安心感を与える対応のできる、接遇能力やコミュニケーション力のあることも必要条件です。
また人間の病院の看護師同様に、立ち仕事が多いので、体力があることも重要な適性です。
もちろん動物看護師に必要な知識や技術を積極的に学ぶ気持ちがある人が向いています。






動物好きな人が一度は夢見るのが、動物園、水族館などの飼育係ではないじゃないかな?

動物飼育係、トレーナー

動物飼育係、トレーナーの仕事内容は?


動物飼育係、トレーナーは、動物園などの施設で動物の世話や訓練をする専門家です。
動物飼育係は、動物園やサファリパーク、水族館、牧場などさまざまな場所で仕事をしていますが、ここでは動物園の飼育係を例に紹介します。
開園前の8時ごろに出勤し、担当している動物にえさをやり、飼育小屋の掃除をします。
動物たちの健康チェックも重要な仕事で、毛のつや、動作、えさの食べ残しやフンの状態などで判断します。
そのほか、建物の修理や点検、動物のしつけ、入園する人たちへの説明など、することはたくさんあります。
1日の終わりには、飼育日誌もつけます。

動物飼育係、トレーナーはどんな働き方をするの?


公立もしくは民間の動物園や水族館に勤務します。
地方公務員として採用する自治体による公立動物園の動物園や水族館の多くは、定期的に決まった人数を採用するわけではなく、欠員を補充するときだけ募集するため、採用は少ないのが現状です。
そのため、就職するのはかなり難しい職業のひとつといえるでしょう。
動物園は夕方には閉園するところが多いですが、土日も開いているため、必ず週末に休みをとれるわけではありません。
また、動物たちが病気や出産のときなどは泊まり込みで対応することもあります。

動物飼育係、トレーナーはどんな人に向いているの?


動物飼育係は、動物と生活をともにするので、動物が好きなことは基本条件です。
さらに動物に対する責任感をもち、フンの世話なども含めて愛情をもってできなければつとまりません。
また、えさを運ぶなど体力が必要とされます。

動物飼育係、トレーナーの将来展望は?


野生動物の保護や繁殖での活やくも期待されています。
動物園の数や、動物飼育係の採用人数があまり多くないという状況は、この先も大きくは変わらないと思われます。
しかし、自然環境の破壊などで野生の動物が滅びてしまうおそれはさらに高まっているため、飼育係として身につけた知識が動物保護や繁殖に対しても役立つと期待されています。






犬や猫が家族のように一緒にいるようになってきた現状では、トリマーも人気の職業になっているよ。

トリマー

ペットの美容と健康管理をする、ペットの美容師


トリマーはおもに犬の美容をあつかう仕事です。
最初に飼い主の希望を聞いてペットに似合うスタイルを考え、シャンプーや毛のカット(トリミング)、ブラッシングなどを行うほか、つめ切りや耳そうじ、皮膚の状態をチェックするなどの健康管理も行います。
ネコではカットはあまりしませんが、シャンプーやつめ切りなどの手入れは行います。

トリマーはどんな働き方をするの?


ペット美容室ではとくに高いカット技術が求められます。
ペットショップやペット美容室、動物病院などに勤めていることが多いです。
飼い主に喜んでもらえるよう、カットの練習をしたり先ぱいトリマーから教わったりして技術をみがいています。
美容師と同じように経験を積んでから独立して店を持つ人や、店は持たずに出張して仕事をするスタイルの人もいます。
収入や勤務時間は働き方によって変わり、土日にお客さんが多くなる店では平日しか休めないこともあるでしょう。

トリマーはどんな人に向いているの?


トリマーは毎日動物と向き合う仕事であるため、動物が好きなことが第一の条件です。
同時に飼い主相手の仕事でもあるため、飼い主との会話から要望をうまく聞き取って飼い主が喜ぶスタイルに仕上げます。
飼い主との信頼関係を築くコミュニケーション力、美的センスや手先の器用さは大事な資質になるでしょう。
動物を飼育した経験があれば仕事でも役に立ちます。
ときにはシャンプーやカットをいやがって、ほえたりあばれたりするペットもいます。
動かないようにだきかかえる技術は慣れや経験も必要ですが、立ちっぱなしで仕事をしたり、大型の動物をあつかったりすることもあるため、我慢強さや体力がいります。



どうだったかな? 動物をポイントに考えてもいろいろな職業があるね。
まだまだたくさんキミの知らない職業があるはず。気になったら「ミライ科」で調べてみよう!

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