~まだ知らない自分に出会う場所~

左利きの日 芸術家やスポーツ選手に多い?

左利きのイラスト

8月13日は「左利きの日」って知っていた?
世界の人口のうち約10%の人が左利きといわれている。この割合は、実は約50万年前から変わっていないといわれていて、遺跡から発掘される骨や、書かれた文字、絵などの様々な調査からわかっているそうだ。
さて、そんな「レア」な存在の「左利き」だけど、生活する中では結構苦労が多いみたい。
なぜなら、世の中の道具や設備は「右利き」の人に便利なように作られていることが多いんだ。
そんな、左利きの人が生活しづらいことの多い社会の中で、左利きの人が少しでも暮らしやすくなるように、安全に使えるグッズや設備を広めよう...そんな考えで制定されたのが「左利きの日」なのだそうだよ。



左利きの不便とは


きみの利き手はどっちだろう?家族や友達に、左利きの人はいるかな?
身近にいる左利きの人と接したことがあれば、その不便さを少しはわかるかもしれない。
「あまり知らない」という人のためにも、「不便なコト」を少し紹介してみよう。
「お玉」...ファミレスなんかのスープバーや給食などで、スープなどをすくうときに使うよね。よそいやすいように先がとがっているものを見たことある?それを左手で使ってみると...どう?注ぎ口が反対側!!
「ハサミ」...最近は両利き用のものが出てきているけれど、右利き用に作られているハサミを、左手で使ってみてごらん。あまりの切れなさにびっくり。
「駅の改札」...自動改札の、ICカードをタッチしたり切符を入れたりする機械は右側にあることがほとんど。これも、右手で入れることを想定して作られている。利き手じゃない手を使おうとするとやりにくいよね!左利きの人は、腕をクロスさせて通過しているとか...。
「勉強机の引き出し」...最近は、左右に移動できるものが増えているよね。でも、机と一体化している場合は右側に引き出しがあることが多い。これも、右利きに便利な形だ。
「テストやアンケートの解答欄」...国語は縦だけど、その他の教科は左に問題、右側に解答欄があること、多いよね?右利きなら何の違和感もないけれど、左利きだと問題文を読みながら回答するのが大変...!
どう?身の回りにあるものの多くが、「右利きの人の使いやすさ」を考えて作られているって気づくでしょ。
身近に左利きの人がいたら、大変さを少しは想像できそうかな。



左利きに芸術家やスポーツ選手が多い?


「左利きには芸術家やスポーツ選手が多い」といわれることもよくある。
確かに、野球選手は10人に2~4人くらいが左利きだといわれるから、全人口の10%に比べると割合が少し高いよね。
そのひとつの理由として考えられるのは、野球のように直接の対戦相手が存在するスポーツでは、人数の割合が少ない「左利き」の選手への対策を立てた練習はやりづらい。だから有利になりやすい...ということだ。
反対に、ゴルフのような対戦系ではないスポーツ選手には、左利きが少ないという。
「芸術家に左利きが多い」というのはどうだろう?
これもよく言われることだけれど、いろいろな説がある。
有名な「ピカソ」は、左利きの代表として良く名前が挙がるけれど、絵を描いている映像は右手で描いているものもあるんだ...。
「右脳=物の立体的な形を理解する役割」で「左脳=言葉を話したり理解したりする役割」といった、脳の働きから出てきた説ではないか?とも言われているから、一概(いちがい)には言えないというのが正直なところ。



左利きが天才とは言えない


どちらにしても、確実に言えるのは「利き手によって能力が決まるのではない」ということ。
左利きの人の割合が少なくて、存在自体が目立つから、その人になにか得意なことがあると理由としてつなげて考えたくなるもの。
「左利きは頭がいい」
「左利きはスポーツができる」
「左利きは芸術的センスがある」
こう決めてかかるのは、ちょっと待ってほしい。その人がスゴイ努力をした結果であることの方が多いんじゃないかな。
きみだって、すごい努力をした結果なのに、それが「左利きだから」と努力以外のことが理由だと思われたら、悔しくないかな?
「利き手」は、はしを持つころでも、鉛筆を持つころでもなく、実は、遺伝子によって決まるといわれている。だから、それによって優劣が決まることは決してないこと、覚えておこう!

「左利きの日」に興味を持ったキミにぴったりな仕事
左利きの人は不便な思いをしていることがある、それを解消したい!といったことに興味があったら、「インダストリアルデザイナー」の仕事がおすすめだよ。
自分自身が左利きで、スポーツをやっているというきみは、「プロ野球選手」や「サッカー選手」などの対戦相手がいるスポーツに挑戦してみてはどうかな?
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