『関谷英里子さん カリスマ同時通訳者 国際的な会議で活躍!』

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おしごと/先輩
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#将来
2021.07.01
今回は、英語を使ったお仕事に興味のあるキミにぜひみてほしい同時通訳者のお仕事を紹介するよ。
「同時通訳」とは、発言者が話しているタイミングからほんの少し遅れて通訳を即座に行うこと。通訳にはそれ以外にも発言者がいくつかの文章を話してからまとめて通訳を行う「逐次通訳」、複数人での会話に役立つ「ウィスパリング」(通訳者が聞き手の側につき、近くで通訳の内容をすぐに伝える。ささやくようにつたえるので「ウィスパリング」といわれているんだ)などがある。
英語で話したことを日本語に、日本語を英語に即座に翻訳するなんて、すごいよね!
どうやったら同時通訳者になれるのかな?どんなことに注意しながら通訳しているのかな?
プロの同時通訳者のお仕事のウラガワが気になるね。

今回のオトナの本音はこちら!

関谷 英里子さん(同時通訳者)


今までたくさんの著名人の同時通訳をされてきた関谷さんから、通訳のお仕事に向けて、中学生の今からやっておいたほうがいいことも聞いているよ。  さっそく動画を見てみよう!




ここで「通訳・翻訳」という仕事をきちんとまとめておこう。

通訳・翻訳とは外国語を日本語に、日本語を外国語に訳す仕事


外国語を日本語に、日本語を外国語に訳すよ。
通訳は、異なる言語を使う人のあいだに入り、それぞれの言葉を訳して会話を成立させる仕事。
国際会議や商談、テレビ番組の放送通訳や、日本にやってきた外国人観光客の通訳ガイドなどで活やくしているんだ。
一方、翻訳家という仕事も聞いたことがあるのじゃないかな? 翻訳家は、通訳と同じように異なる言語を訳す仕事だけど、訳した言語を文章として書き起こすことが求められる仕事なんだ。
文学作品を訳す場合は文学の知識や表現力が必要となり、ビジネス文書や専門書の場合は簡潔で正確な文章を書くことが求められるね。

専門の会社から仕事を受けることが多い


通訳は仕事があるごとに求められた場に出向き、翻訳家は机に向かって仕事をする。
どちらの職種も、通訳の人材派けんや翻訳の仕事をうけおう専門の会社を通して仕事をもらうことが多いようだ。
仕事を得られるさまざまな人脈を大切にしなくちゃいけないね。
通訳は技能レベルに応じて報酬が変わることが多いよ。
翻訳家は決められた原こう料のもとに仕事をし、本を出版すると印税を受け取るけど、ベストセラーにならない限り印税はそれほど大きな金額ではないそうだ。

通訳・翻訳家はどんな人に向いているの?


通訳は、言葉を正確に訳すだけでなく、話し手の意図を的確に読み取り、その場ですばやく言語変換しなければいけない。
相手の国の文化や風習などをはば広く理解し、日本についても教養のあることが求められるよ。
一方、翻訳家は高い文章力が必要。
たとえば文学作品の翻訳であれば、その本のおもしろさや魅力が伝わるような文章を書ける、作家のような感性やセンスが求められるんだ。
ビジネス文書などの実務の翻訳では、専門用語の知識やわかりやすい正確な文章を書く力などが必要になる。
どちらも集中力や根気、向上心が欠かせないね。得意な分野を持っていると活やくの場が広がると言われているよ。

どうだったかな? 同時通訳者について、もっと知りたくなったキミは、ココから通訳・翻訳家のお仕事について詳しく知ることができるよ!
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2021.07.01

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