南スーダンの子どもたちの衛生啓発に、社員が教材制作の知見を活かして協力

  • SDGs教育

2014.02.14

特定非営利活動法人 日本紛争予防センター(JCCP)様が、南スーダンの子どもたちの衛生啓発に使われる紙芝居やイラストをメインとした教材を制作しました。
この制作には、ベネッセコーポレーションの社員も関わっています。

南スーダンにおいて衛生は大きな課題となっており、JCCP様では将来にわたって健康に生きていくための基礎知識を子ども達に提供する活動に取り組まれています。
これまでは、現地スタッフの方々が、子どもたちに内容をより分かりやすく伝えるために、手書きの絵を使ったり、他の資料を参照したりするなど、様々な工夫をされていたそうです。

ご縁があって、そのお話をうかがった際、ベネッセから、イラストやストーリー仕立ての紙芝居の作成をすることで、衛生啓発の教材制作に協力できないか、と提案しました。それをきっかけに、実際にイラストや紙芝居の制作にご協力させていただくことになりました。
そして、現地のスタッフの方々も交えて、現地の習慣、服装や建物などの様子について、何度もやり取りを重ねて、写真のような教材が完成しました。
教材は、手洗いや歯磨きの大切さを教える衛生啓発のイラスト、HIV AIDSを予防するために気をつけるべきことなどを描き表したものなど、全部で27点になります。

先日は、JCCPの南スーダン代表の中嶋様はじめ皆様に多摩本部をご訪問いただきました。制作にかかわった社員や今回の活動に関心を持った社員たちが集まり、活動状況をご報告いただくとともに、現地の状況についてさまざまな質疑応答をさせていただくことができました。
今回の活動は我々にとっても貴重な学びの機会となりました。JCCP様には、あらためてお礼を申し上げます。

*日本紛争予防センター様での紹介記事 :http://www.jccp.gr.jp/side/benesse_donation.html

最終更新日:2022年09月13日