ベネッセコーポレーションでは、東日本大震災直後、進研ゼミ編集部に届いた「今の自分にできる支援がないか」という会員の声から2012年度より「努力賞募金」制度をスタートしました。
「努力賞募金」は進研ゼミで勉強して課題を出すことで得られる「努力賞ポイント」を、会員が"被災地支援コース"として申し込む募金です。被災地の同じ年代の仲間たちを支援したいという思いと共に会員から届いたポイントを、進研ゼミが支援の形にし、被災地の子どもたちに届けます。
活動2年目となる今年は、津波で大きな被害を受けた陸前高田市内のすべての小・中・高校(計13校)へ、さまざまな運動用具を届けていきます。
市内の学校には、グラウンドに仮設住宅が建っていて、体育の授業や部活動では畑をつぶしてつくった仮設グラウンドを使っている学校も多くあるそうです。こうした環境のなか、子どもたちのより良い運動環境の整備は大きな課題です。
11月には活動の第一弾として、気仙中学校にフットサルゴールを届けました。
震災から3年経った今も、市内の仮設住宅等からスクールバスで山間部の学校に通う気仙中学校の生徒の皆さん。思い切り運動を楽しめる施設のひとつである体育館の充実に、「進研ゼミ」の会員が届けたゴールが役立っています。