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6月3日(金) 第9回ベネッセ賞をヴェネチアにて決定いたします

~第54回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 参加アーティストを対象に~

株式会社ベネッセホールディングス(以下、ベネッセ)は、2年ごとに開かれる国際的な美術の祭典であるヴェネチア・ビエンナーレにおいて、1995年より、次代を担うアーティストの支援を目的に「ベネッセ賞」を授与しております。 この度、第54回ヴェネチア・ビエンナーレにおいて、既成概念にとらわれない実験・開拓精神に富んだアーティスト1名(1組)に、第9回ベネッセ賞を授与いたします。審査員に、エルヴェ・シャンデス氏(カルティエ現代美術財団総合ディレクター)、キャロリン・クリストフ=バカルギエフ氏(ドクメンタ13、アーティスティック・ディレクター)、ル・ジェ氏(ロングマーチ・プロジェクト、チーフキュレーター)、北川フラム氏(瀬戸内国際芸術祭総合ディレクター)を迎え、すべてのビエンナーレ参加作家・作品から、受賞者を選考いたします。 受賞者については、6月3日(金)に現地にて開催する、授賞式およびレセプションにおいて発表いたします。

【 ベネッセ賞について 】

ヴェネチア・ビエンナーレは、1895年より開催されている国際的な美術の祭典です。美術、建築、音楽、映画、演劇などのジャンルから構成され、美術展では参加国がそれぞれ自国のパビリオンで展覧会を開催することから、美術界のオリンピックとも言われています。
人々の「よく生きる」ことの実現を、すべての事業を通じて支援するという企業理念を持つベネッセは、既成概念にとらわれない実験・開拓精神に富んだ傑出したアーティストの芸術活動を評価、支援する目的で、1995年第46回ヴェネチア・ビエンナーレ以降「ベネッセ賞」を授与してまいりました。ベネッセは20年以上にわたり、「ベネッセアートサイト直島」でのアート活動をはじめとする、現代アートを通じた地域創造など先駆的な活動に取組んでおり、本賞の提供もその活動の一環です。
第1回ベネッセ賞は、国際交流基金と福武学術文化振興財団が共催した「トランスカルチャー」展の出品作家を対象に選出しました。第2回以降は、審査対象を拡大し、ジャルディーニ本会場内のパビリオンや特別企画展を含むすべてのビエンナーレ参加作家・作品を対象としました。さらに、第3回以降は、賞の性格を「既存の枠組みを超えて新しい地平を切り開こうとする実験・開拓精神に富んだ若手アーティストであること」とし、受賞作家には、ベネッセアートサイト直島における作品制作の機会を提供することといたしております。

【第9回ベネッセ賞について】
新しい地平を切り開こうとする実験・開拓精神に富んだアーティスト1名(1組)に授与いたします。賞金100万円を授与するとともに、ベネッセアートサイト直島に招待します。作品制作については、後日、受賞作家とベネッセとの協議によって決定します。
主催:株式会社ベネッセホールディングス 協力:財団法人 直島福武美術館財団

最終更新日:2018年03月29日