ベネッセグループ社内提案制度「B-STAGE」をスタート
―新規事業提案・業務改革提案の 2 部門を設置―
グループ社員が参加可能、かつ社外メンバーを交えたチーム参加OK の
新・社内提案制度へとリニューアルして開催、1,700 件超の応募を得て1次審査開始
株式会社ベネッセホールディングス(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長 COO:小林 仁、以下:ベネッセ)は、今年度、グループ社員全員が参加可能な新しい社内提案制度「B-STAGE(ビーステージ)」をスタートしました。
当社では、創業以来、「現場発」でお客様の課題解決、業務課題の解決を実現する組織風土を大切にして、1970 年代からその時々の課題解決のために社内提案制度を開催してきました。
今回の「B-STAGE」は、これからのベネッセの課題解決に向けて恒常的に取り組んでいけるようにリニューアルして、経営のシステムに組み込んだベネッセグループの新 "社内提案制度"です。
「B-STAGE」紹介サイト :https://www.benesse-hd.co.jp/ja/b-stage/
「B-STAGE」での取り組み状況について ~参加しやすく、モチベーションも高まる制度へ工夫~
現場の社員の多様な問題意識とアイデアに光を当て、経営と現場が一体となって取り組みたいという考えを背景に、今回の「B-STAGE」では社員にとって参加しやすく、かつモチベーションも高まる制度であることを狙って、以下のような従来の社内提案制度になかった工夫を行いました。
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- 新規事業提案・業務改革提案という 2 部門を同時設置
- コーポレートスタッフ部門、事業戦略・事業基盤部門など社内横断的な事務局体制で企画支援
- 選考結果の次年度事業計画への反映
- グループの社員全員が 1 名からでも参加可能、かつ複数の案件の応募が可能
- 社外のメンバーも交えたチームでの提案も可能
- 提出書類はテキストだけのペーパー1 枚のみで可能
- 応募をサポートするための社員向けワークショップなど社内イベントの開催
- 社長ほか経営が社内動画で企画の重要性や積極的な応募を呼びかけ
この結果、6 月 14 日(月)のエントリー開始から 8 月 25 日(水)の応募締め切りまでにエントリー総数:1,782 件(内訳:新規事業提案部門 875 件/業務改革提案部門 907 件)の応募を得て、9 月の 1 次審査へステップを進めることとなりました。
「B-STAGE」の制度概要
本制度はグループ全従業員を対象にした提案制度です。
名称「B-STAGE」には、<現場の社員が「主役」><社員の日々の課題意識、アイデアを表現する舞台><社員自らの挑戦によって「ステージ」を変えていく>という意味が込められています。
恒常的なグループ新規事業・業務改革提案制度「B-STAGE」スタートの背景
ベネッセでは中期経営計画に「コア事業の進化」と「新たな成長に向けた新領域への挑戦」を掲げ、中長期での持続的成長を目指しています。
「B-STAGE」は、「現場発」の組織風土・DNA を活かしながら経営と現場が一体となって課題解決に取り組んでいく経営のシステムとしてスタートしました。社外のメンバーも交えたチームでの提案も可能としており、社外の知見やリソースも積極的に取り込んだスピード感ある取り組みも意識しています。
B-STAGE での取り組みについて(補足)
社内ワークショップに参加した社員の声(一部抜粋)
- 「B-STAGE に対する躊躇や尻込みといった気持ちが無くなりました。社内での自分のポテンシャルや可能性を感じる機会になりそうです」
- 「他の人の考えや観点が共有され、また全員が完成されたものをもっているのではなく、試行錯誤していることも含めた交流ができる」
- 「会社全体で問題意識を共有してよりよい方向に向かっていこうとする気持ちを感じられた」
担当者コメント
「B-STAGE」は社長の小林の強いコミットのもと発足した「新・提案制度」です。
だからこそ、社長をはじめとした経営陣の想いや覚悟を、ダイレクトに現場社員に伝えることを意識してきました。
具体的には、経営幹部からのメッセージ動画の配信や、経営戦略スタッフによる説明会・ワークショップの開催といったコミュニケーション施策です。
「経営陣の本気度が伝わってくる。それに応えたい。」という言葉が現場社員の多くから、事務局には寄せられています。
その結果として、初年度にして 1,700 件を超えるエントリーにつながったと考えています。
株式会社ベネッセホールディングス
経営戦略室「B-STAGE」事務局 PMO
松原弘樹