語学・グローバル

ベルリッツとジョージタウン大学、「グローバルリーダー」育成プログラムを共同開発

世界4都市(ロンドン・上海・バンガロール・ワシントンD.C.)を舞台に2010年6月スタート

  ベルリッツ インターナショナル インク(本社:米国ニュージャージー州、代表取締役会長 兼 社長 兼CEO:内永 ゆか子、以下:ベルリッツ)は、この度、米国の名門私立大学「ジョージタウン大学」※とパートナーシップを締結し、競争が激化するグローバル社会で企業が勝ち抜くためのカギとなる「グローバルリーダー育成」のための新しいカリキュラム「Berlitz/Georgetown University- Global Leaders Program (ベルリッツ/ジョージタウン大学 グローバル リーダーズ プログラム)」を共同開発し、2010年6月より開講します。    グローバル リーダーズ プログラムは、企業の経営人材として期待される経営幹部候補者の方々を対象に、2010年6月から12月にかけて、世界4都市(ロンドン、上海、バンガロール、ワシントンD.C.)にて20日間 (5日間x4都市)にわたり開講します。現地では、ジョージタウン大学McDonough経営大学院教授、および各開催地でパートナー校に認定された大学の教授陣および専門分野のエキスパートを講師に、「ビジネスをとりまくグローバル環境」「国際ビジネス戦略およびオペレーション」などをテーマに、ケーススタディーなど多様な講義形式で展開する予定です。   また、6月から7ヶ月間におよぶ海外プログラム開催期間中(世界4都市滞在、計20日間を除く前後期間)、および渡航前の期間には、ベルリッツオリジナルの、多様な人材と折衝するためのマルチカルチャースキルとコミュニケーションスキル研修を統合したサービスを併せてご提供するなど、語学教育にとどまらずビジネスの現場で役立つ力の育成をサポートするベルリッツの特性を活かし、全面的にグローバルリーダーの育成をサポートしていきます。

■「Berlitz/Georgetown University- Global Leaders Program」の特長 ■
    (1)Diversity(多様性)
        -グローバリゼーションの多様性を最も体感できる4つの異なるロケーションでの実施。
        -多彩な講師人によるグローバル・リーダー育成を主眼とした特別プログラムの構成。

    (2)Innovation (革新性)
       -新たにビジネススキル、マルチカルチャースキル、コミュニケーションスキルを統合。
       -多忙な参加対象者の実績に合わせ、2ヵ月ごとの1週間単位での実施。

    (3)Networking(人脈形成)
       -各ロケーションにおける講師陣・リーダーとの対話と各国からの参加メンバーとの交流。
       -グローバルに広がるジョージタウン大学卒業生ネットワークへの参加。

■「Berlitz/Georgetown University-Global Leaders Program」概要■
    ●参加対象者:
       -経営幹部人材として期待されるグローバルリーダー候補者。
       -15年前後の国内外での業務経験を有する方。
       -英語を母国語としないが、英語でのビジネス遂行能力が備わっている方。

    ●定員:20名>

    ●講師陣:ジョージタウン大学McDonough経営大学院教授、各開催ロケーションにおけるパートナー校の認定された教授及び専門分野エキスパート ※講義スタイルはケーススタディー、グループワーク、ディスカッションなど多様。

    ●プログラム構成(計4回):
       -第1回:テーマ「ビジネスをとりまくグローバル環境」
       -第2回:テーマ「国際ビジネス戦略およびオペレーション」
       -第3回:テーマ「グローバル組織を統率する」
       -第4回:テーマ「グローバルリーダーへの成長」

    ●期間:2010年6月、8月、10月、12月に分けて実施。各月5日間ずつ合計20日間 ※隔月実施、各回5日間ずつに区切って開催することで、参加者が長期間会社や業務から離れることへの不安感を払しょくし、また、前後の期間を活かした参加者への個別フォローを可能にしています。

    ●開催地:世界4都市(ロンドン、上海、バンガロール、ワシントンD.C.)

    ●受講料:55,000 USドル(すべてのコース受講料、開催地における宿泊および食費含む。※渡航費および渡航にかかわる費用は含まれません。

■プログラム詳細■
    1)第1回:「ビジネスをとりまくグローバル環境」

     ●内容:マクロ観点より、グローバル経済の構成、ビジネス活動と政策の相互関係、国家としての経済成長を促すしくみなどを学習。
            -ビジネスと政策の相互影響関係
            -財政金融政策のゴール、手法、効果の考察
            -国際収支の理解、および国際収支のビジネスへの影響
            -短期及び長期的為替変動リスクをどのように企業が捉えるべきか、など。
     ●時期; 2010年6月(5日間)
     ●開催地;ロンドン(英国)


  2)第2回「国際ビジネス戦略およびオペレーション」

      ●内容:成功確率を高めるグローバルオペレーション体制を構築するために経営人材が持つべき視点、手法などを学習。
            -グローバル市場において、企業はどのように競争優位性を担保/確保すべきか。
            -対外投資による海外での成長戦略実現のための決断の熟考。
            -技術投資の中で、どのように知的財産を担保しつつ革新的な企業として成長すべきか。
            -生産拠点の決定方法、及びどのように物流/SCM戦略を立案すべきか、など。
     ●時期; 2010年8月(5日間)
     ●開催地; 上海(中国)


  3)第3回「グローバル組織を統率する」

      ●内容: 新興国で必要とされるマネジメントシステム、組織のあり方を学習。ダイバーシティーな環境下でリーダーシップを発揮する方法などについて学ぶ。
            -重層化された市場構造の中で、競合に打ち勝つ価格戦略の考察。
            -各機能の効果を最大化させたグローバル組織構築とは。
            -環境の変化に対応させた組織変革の設計方法;ボトムアップ型アプローチ V.S. 根本的な変革。
            -多様化されたトップマネージメントチームの編成、など。
     ●時期; 2010年10月(5日間)
     ●開催地; バンガロール(インド)


  4) 第4回「グローバルリーダーへの成長」

      ●内容:自身のリーダーシップスタイルに焦点をあて、多様な価値観・文化をもつチームをリードするために必要なスキルやマインドセットなどについて学習。
            -影響力のリーダーシップ VS. 権限による目的達成方法。
            -マルチカルチャーの文脈の中での交渉における戦略およびテクニック
            -対外的コミュニケーション対応:メディアコミュニケーションや危機状況での対応について。
            -倫理的判断軸構築:個人 VS. 組織の倫理スタンダード、など。
     ●時期; 2010年12月(5日間)
     ●開催地;ワシントンD.C.(米国)


    ※コース内容は変更になる可能性があります。
    ※4月末時点でのご参加者の状況により、開催時期の 変更等の可能性があります。
    ※ジョージタウン大学について:1789年に創設されたアメリカ合衆国の名門私立大学。首都ワシントンD.C.の近隣ジョージタウンに位置し、過去に5名のノーベル賞受賞者を輩出。著名な卒業生としてはクリントン元第42代米国大統領やアロヨ元フィリピン大統領、緒方貞子元国連高等難民弁務官など多数。

最終更新日:2018年03月29日