発達特性に合うベネッセの ICT 学習「まるぐランドfor School 」が第1 9 回 日本 e-Learning 大賞(最優秀賞)を受賞
株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:小林 仁 、以下:ベネッセ)が全国の自治体・小学校向けに展開する、発達特性に応じたベネッセのICT学習アプリ「まるぐランド for School」は、このたび、一般社団法人オンライン教育産業協会が主催する 第19回 日本e-Learning大賞(最優秀賞)を受賞しました。
■日本e-Learning大賞(最優秀賞)
発達特性に合うベネッセのICT学習「まるぐランド」
サービス概要 | チェックテストで一人ひとりの「読み書きの困りの背景」と「認知特性」を把握し、児童それぞれの特性に合わせて最適な学びかたを提案するICT教材です。 ■Webサイト:https://marug.benesse.co.jp |
対象 |
小学1年生~6年生 |
提供 |
◇チェックテスト(読み書き/認知特性) |
【日本e-Learning大賞とは】
「日本 e-Learning大賞」は、企業・学校・自治体などにおける、e-ラーニングを活用したコンテンツ・サービス・ソリューションの中から、特に優れたものを選出するアワードです。教育をテーマとしたアワードの中で、経済産業省、文部科学省、総務省、厚生労働省の 4つの大臣賞が付与されるのは他に例がなく、毎年大きな注目を集めています。
【ベネッセのe-Learning大賞受賞は2019年から4年連続】
2019年の「Udemy for Business」(企業向けオンライン学習プラットフォーム)、2020年の「AIストライク」(高校生向け通信教育「進研ゼミ高校講座」の学習アプリ)、2021年の「スピーキングクエスト」(小学生向け英語パフォーマンステスト)および「まなびの手帳」(保護者サポートアプリ)に続く4年連続の受賞となります。
【「まるぐランド」に関する講演開催のご案内】
今回の受賞を受けて、一般社団法人日本オンライン教育産業協会主催の「オンラインラーニングフォーラム2022」内で、教育委員会、学校関係者を対象にした講演を行います。
2022年11月5日(土) 17:40より「特性のある児童に向けた『個別最適な学び』の実現にむけて」と題して、ICT学習「まるぐランド」のデモ、監修の小池敏英先生からの解説等の内容にて行います。
■セミナー詳細:https://www.elearningawards.jp/program4detail.html#83
※追記(22/10/21):セミナー個別ページができたため、上記のリンクは当初ご案内のhttps://www.elearningawards.jp/から差し替えました。
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以下、ご参考情報:【「まるぐランド for School」の詳細】
「まるぐランド」は、小学生児童の特性に配慮しながら読み書きスキルを底上げすることで、学習の基礎となる土台づくり、児童の自己肯定感を育む自治体・学校向けICT教材です。「ひたすら繰り返し漢字を書く」という旧来型の「訓練」では伸びなかった子どもたちが、視覚認知・聴覚認知の強さや情緒に配慮して工夫された学びかたで読み書きに取り組むことで、基礎スキルを伸ばしていくことが可能です。
●開発の背景
近年、支援や配慮を必要とする児童の人数は年々増えていますが、同時に学校現場では教員の不足が課題となっています。読み書きが不得意な児童は、授業についていけず、実力を発揮しきれず、高学年に差し掛かったときに自己肯定感を大きく損なった状態に陥ってしまうという課題が指摘されています。
ベネッセでは、こうした課題に対して、「解ける!」という自信と楽しさを児童に持たせる学習環境を作りたいと考えました。そのため、東京学芸大学名誉教授の小池敏英先生や、マインメンタルヘルス研究所/マインEラボ・スペースの公認心理師・山﨑衛先生に監修いただきながら、チェックテストで一人ひとりの「読み書きの困りの背景」と「認知特性」を把握し、特性に合わせて最適な学びかたと教材内容を提案するという、ICT教材「まるぐランド」を開発しました。
●教材の主な特徴
1)児童に向けた機能
■教材内容だけでなく、音声等のアクセシビリティ、間違えても✕を出さない等の情緒面に配慮した設定が可能。
■ 児童をモチベートする演出として、前月の学習状況に応じた「がんばり表彰」という仕掛けや、レッスンに取り組んだぶんだけバッジをコレクションできるという仕掛けなども導入。
2)教員・学校に向けた機能
■ 採点やデータ入力の手間をかけずに、チェックテスト結果や学習レポートをリアルタイムに把握。児童が属する通常学級・通級指導教室・支援級をまたいだ教員同士での情報共有も可能。
■ 読み書きの困りが表出していない児童にも認知面の偏り等の早期発見、最適な学びを提供可能。
■ 学校に配備されているGIGA端末に対応可能なwebアプリのため、教員や児童の初期導入ハードルを下げることが可能。
3)保護者に向けた機能
■ 子どものデータを自身のデバイスで閲覧可能で、教員と保護者が同じ課題意識と共通言語を持って子どもを理解することに役立つ。
●「まるぐランド」サービス詳細
以下Webサイトからご覧いただけます。
https://marug.benesse.co.jp/