教育

株式会社ベネッセホールディングス

代表取締役社長 CEO 小林 仁

株式会社アップと株式会社お茶の水ゼミナールが合併 お茶の水ゼミナールの首都圏難関私立文系・海外大進学指導に、アップの難関国立・理系大受験指導が加わった、新たな予備校が誕生

2022年10月、新ブランド「お茶ゼミ√+」がスタート


 株式会社ベネッセホールディングスの子会社、株式会社アップ(本社:兵庫県西宮市、代表取締役:小南 達男、以下:アップ)と、株式会社お茶の水ゼミナール(本社:東京都千代田区、代表取締役:松尾 秀彦、以下:お茶の水ゼミナール)は、2022年10月1日付でアップを存続会社として合併します。

 今回の合併の意図は、現役重視かつ「理高文低」などと称される志望傾向の高まりといった、大学受験動向に対応する、新たな指導内容を提供する体制作りにあります。

 お茶の水ゼミナールが1979年の設立以来培ってきた「少人数」「首都圏難関私立大に実績」「海外大進学支援」という従来の強みを活かしつつ、新たにアップ「研伸館」の持つ難関国立・理系大受験指導のノウハウを導入し、理数系の講座数の増強や、アップからの担当講師の異動などの変革を行い、今後の大学受験動向を見据えた指導体制を強化していきます。

 これに伴い、現在、お茶の水ゼミナールが運営する現役生向け大学受験予備校も、ブランド名称を「お茶ゼミ√+」(お茶ゼミルータス)とリニューアルします。

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 「お茶ゼミ√+」では、10月から上記ブランドリニューアルに基づく新講座の提供を段階的に開始し、次年度以降は全学年において新カリキュラムに基づく講座体制に全面移行します。

※なお、現在ご在籍のお客様に対しては、現在のご志望に合わせて選択いただいている従来の講座をそのままご継続いただくことができます。

■上記のグループ内合併と新ブランド展開の背景

 「理高文低」などと称される昨今の大学受験動向を受け、これまでお茶の水ゼミナールの主要な生徒層であった首都圏高校生の成績上位層においても、難関国立/理系大学志向が強まっています。また、これを反映して、生徒が通学する各中高一貫校や高等学校においても難関大学(国立/理系)指導強化、数学の指導内容の早期化が見られます。

 このため、お茶の水ゼミナールの生徒層が求める指導ニーズに今後も応えていくには、従来から強みのあった難関私立文系や海外大進学支援のノウハウに加え、新たに難関大学(国立/理系)の指導の強化策が必要でした。

 これを受けて、ベネッセグループ内の各社のシナジーを発揮し、ブランドの競争力を高めるため、関東を含む全国の難関国立大や理系大学受験の指導ですでに実績を上げているアップとの合併を行い、両社の強みを融合した指導内容を受験生に提供していきます。
また、それを示すべく、10月より、以下の新たなブランド名を展開していくこととなりました。

■新ブランド「お茶ゼミ√+」(お茶ゼミルータス)コンセプト・概要

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※√+の部分には、2つの指導コンセプトの意味が込められています。
1.ROOT(根本・根元):原理を深く学ぶ授業で、効率的に合格力を養成する 
2.ROUTE(道筋):難関大への道筋・到達度を可視化し、着実な成長を実感できる
また、一人ひとりの挑戦をどんな局面でもサポートする+(プラス)の存在でありたい、そうした願いが込められています。

  • 名称 :「お茶ゼミ√+」(お茶ゼミルータス)
  • 対象 :東大・京大・医学部をはじめとした難関大を目指す高校生、中高一貫生
  • 校舎数: 東京本校(水道橋)、渋谷校、池袋校、吉祥寺校の4校舎

※全校舎で難関大志望者専門の個別指導を対応。自習室も完備

  • 特長

1)超難関国立大学、理系大学、難関私立大学に実績あるカリキュラム・教材を活用
2)少人数制(1クラス15人程度)のゼミナール方式
3)テストの活用と講師の個別フォローで学力定着をきめ細かくサポート

■今後のイベントなどの情報

 新学期直前の8/29(月)~9/10(土)に、新生「お茶ゼミ√+」スタートを記念した、「√+特別平常授業」を、4校舎すべてで開催します。
 現受講生に加えて、現在ご受講されていない方にもご参加可能です。

 ・参加無料/要申込(お申し込みはhttps://www.ochazemi.co.jp/rootus_special/より)
 ※なお、定員ありのため、ご希望に添えない場合があります。

■株式会社アップ 代表取締役:小南 達男よりコメント

 これからの時代の課題解決には横断的な知識や考え方が必要である。いまは高校で文理選択を行い、大学でも文理が交わることも少なく、社会に出ても、文系、理系の意識持ちながら仕事をしてしまいがちだが、ゆくゆくは文理の壁はなくなっていくのではないか。

 お茶ゼミ√+では、受験勉強を通して、それぞれの教科が持っている本来の面白さを伝える授業を行う。「英語を頑張るか、数学を頑張る」でなく、「英語も数学も楽しいから頑張れる」生徒を輩出していくことで、民間の立場から今の大学受験市場に新しい風を吹き込みたい。

■ベネッセグループの難関大受験予備校・お茶の水ゼミナールについて

 お茶の水ゼミナールは、1979年の設立で、東京都に4校舎[東京本校(水道橋)、渋谷校、池袋校、吉祥寺校]を展開する大学受験予備校です。対象は、高校生と中高一貫の中学生で、これまで、東大・早慶などの難関大志願者向けの現役生のみの予備校として、独自の少人数制ゼミナール方式の授業に評価をいただいております。また、海外大進学への関心の高まりから、「海外大併願コース」を設置し、国内大学と海外大学の両方を視野に入れた対策も可能にしています。

 ▶お茶の水ゼミナール :https://www.ochazemi.co.jp/

■ベネッセグループのアップの大学進学予備校「研伸館」について

 アップは、1977年創立、関西を拠点に「研伸館」「開進館」「個別館」「進学館」「サイエンスラボ」などのブランド名で、小学生から高校生までの各年代やコンテンツに応じた予備校・学習塾を計142教室運営しています。

 大学受験予備校「研伸館」は、東大・京大・国公立大学医学部や早慶関関同立などの難関大学の現役合格を目指す生徒を指導し、2022年度大学入試現役合格者実績では東京大学56名、京都大学71名などの実績※を出しています。
 ※合格者数はアップ教育企画の合計。現役生のみ。卒業時までの在籍の平常授業受講生の実績。講習生、模試生は含みません。

 なお、アップでは、2022年5月30日に、初の首都圏拠点・渋谷校を次年度から開校するべく、中学受験部門「進学館√+」の準備室を開設しました。今後は、首都圏高校生の成績上位層の指導の早期化にも対応して幅広い年代に対して各ブランドでの指導提供を目指していきます。

 ▶アップ :https://up-edu.com/
 ▶「進学館√+」 :https://www.shingakukan.com/LP/shingakukan-rootasu/

最終更新日:2022年08月25日