トップ> 難関国立・早慶 合格の流儀> The first and best victory is to conquer self.
先日、自宅から最寄駅までの途中で金木犀の香りがして、
「もう秋かぁ」と思わず思ってしまったこの頃です。
今年も、もう残すところあと1ヶ月ちょっととなりました。
1年が終わりに近づいているこの感じが嫌いではないです。
さて、高校2年生の皆さんは、
11月の初旬にベネッセ総合学力テスト
(通称=進研模試)を受験されたと思います。
おそらく驚かれたでしょう。
今までにはあまり受けたことのないタイプの試験だと思いますが、
今回の進研模試が2021年度から導入される共通テストの傾向だと
認識してもらって構いません。
試験を受けた多くの高校生が、
「どうやって対策しようか?」、
「何をすれば新入試の問題がすらすら解けるようになるのか?」
と思ったはずです。裏技やテクニック的なことがあるのか?
結論を言うと、そんなものはありません。
そんな受験テクニック的なものがあるのであれば、
自分が受験生のときに教えて欲しかったです(笑)。
では、どのような勉強をしていけば
新入試で求められる力をつけることができるのか。
それは、基礎を怠らずに地道に反復していくしかありません。
今年で現役を引退したイチロー選手も、
インタビューの中で「遠回りすることが一番の近道」だと答えていました。
小手先のテクニックなどを習得することが
一見すると最短ルートで正解に辿り着くように思えるかもしれませんが、
そのようなテクニックでは今後の入試に対応することは難しいと思います。
科目特性があり一概には言えませんが、
例えば日本史・世界史の学習では
「なぜ○○○事件・戦争などが起こったのだろうか?」の
「なぜ」を大切にすることが豊かな思考力を養う事に繋がるはずです。
自分自身の経験からも、そのような視点を養うことは
他の教科の学習にも非常に役立つと思います。
宣伝で恐縮ですが11月からお茶ゼミでは秋スタが開講になりました。
進研模試を受けて、
「独学などで大丈夫と思っていた、あるいは歴史は後回しでもいいや」
と考えていた高校2年生。
ぜひ一度お茶ゼミの授業を体験してみてください。
恐らく、今までにない衝撃を感じるはずです。
そして、高校3年生へ。「受かる生徒の共通点は?」
というコメントが多かったので、
自分なりに過去の成功した生徒を思い出してみると、
「最後までやり抜く覚悟・中途半端なことをしない・謙虚であること」
の3つを備えている生徒は自ずと成功していると思います。
言葉にすると、なんだそんなことかと思うかもしれませんが、
実践し尚且つ継続していくことはかなり大変です。
あとは、時間の使い方が上手な印象があります。
いずれにしろ、一度決めた目標は最後まで諦めず、
限られた時間を有効的に使い、最後まで邁進することが重要だと思います。
まあ、心が折れそうになったら相談に来てください。
ちなみに、今回のタイトルは古代ギリシアの哲学者プラトンの言葉です。
受験生なら、意味はわかりますよね?(笑)
最後に、恒例(?)のコメントに返事をするコーナーで締めたいと思います。
①大河ドラマは何が好きですか?
これは非常に難しい質問です。
日本史の先生にはあるまじく、あまり大河ドラマは見ません(笑)。
なぜか?それはあくまでもド・ラ・マだからです。
史実をかなり脚色してるなあと思ってしまうと、もお...。
それでも挙げろと言われたら、太平記と平清盛ですかね。
②僕の授業を聞いて石橋湛山が好きになりました。早稲田大学に絶対行きます。
自分の授業に影響を受けてくれたのかと思うと本当に嬉しいです。
ぜひ、寝る間も惜しむくらい勉強して実現してください。応援しています。
③E判定の場合どうしたらいいか?
文系において、大学入試は学部によって出題形式や出題範囲も大きく異なります。
なので、国公立の冠模試を除いて、
多くの模試で一概に判定を信じていいかというのは疑問が残ります。
判定よりも何が出来なかったかというところに注目するべきです。
また、判定が悪かったからといって諦める必要はありません。
その模試を受けた日より、受験は先にあるからです。
④朝方にいつしたらいいですか?
慣れるまでには時間がかかるので、本番を意識するなら、
もう朝方に変えた方がいいかと思います。
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2019年11月20日 | 地歴公民