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輪島講師

物理の罠


お茶ゼミでは高校2年生向けに

理科社会を受験に向けて本格的に勉強する、

速習講座が始まりました。 


僕は、高校2年生の物理の最初の1ヶ月は

物理を確固たる理屈で解けるようになるための訓練

と思いながら授業をしてます。


高校2年生の春からの講座でもそうです。


なぜか。

生徒が「なんとなく」という罠に

嵌ってしまわないようにするためです。



「なんとなく」に嵌ってしまっている人、多いんですよね。

物理は特にこれが当てはまりやすい科目で、

個々人の成績の差がひらきやすいのです。

事実、物理は難関大の合格者平均と不合格者平均の

差が大きい科目の1つです。



このタイプの生徒は、ある程度のレベルまでは出来るんです。

でも、ちょっと難しくなるとできなかったり、

内容が先に進むにつれて分からなくなってしまっていたり

することが多いです。


ひとつの結論としては、このタイプの生徒は、

1人で物理を勉強しても成績を伸ばすことに

相当な苦労を要します。


この原因となっているものは、何か。


物理の学習の中で、

問題を解く際の確固たる方法論を習得できていないこと

です。

つまり、公式があるのは知ってるけど、

それの使い方、手順は意識できていないという状態です。


具体的に言えば、運動方程式ってどうやって使うんですか?

と聞いたときに、

f=maに代入すればいい

くらいの理解だと

そのうち壁に当たってしまいやすいということです。



運動方程式を使うときにも、

1.注目する物体を決める

2.直交座標系をとる

3.外力を描き、分解する

4.運動方程式を立式する

と手順があります。

これが方法論です。公式の使い方です。

これを意識して使えるようになると、

ちょっと問題が難しくなっても、出来ちゃいます。



物理の公式の周辺にある「なんとなく」を

しっかりと言語化することで、

意識できてない人が意識出来るようになってくると、

物理の学習は軌道に乗りはじめます。



最初の話題に戻ると、高2生の授業では

1ヶ月くらい言語化した方法論を

徹底する訓練を意識してもらってます。

これによって、なんとなく出来る人と

なんとなく出来ない人が分かれないように、

万人が努力を重ねれば物理が出来るようになるような授業をしたい

と心掛けてます。



運動方程式の例を出しましたが、

そもそも高2生の授業では、

一直線上の運動から始まり、

直交座標の扱い方と平面上の運動の記述方法を扱って、

力について学び、その先にようやく運動方程式があります。

そこまでの単元の全てに散りばめられた方法論が埋まっているのです。

その全ての方法論が運動方程式のためにあるのです。



ここがこの先自信を持って物理に取り組めるかどうかの

1つの分かれ道になるでしょう。



3年生になって、

この罠に嵌っていることに初めて気がつく

なんてことがないよう、

そして、みなさんの努力が、

学力として着実に積み重なることを祈っております。



それでは、今日はここまでとします。




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2019年11月13日 | 理科