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秋元講師

頭がいい人の共通項②


前回、ちょっとした悪戯心から、ついある実験をしてしまいました。

何かといいますと、あえてブログの続きをスルーしても

誰も気づかないのではないか、というもの。


前々回、東大の入試を紹介したところで終わっていたのですが、

そのまま違う話題に変えてしまっても何事もなく見過ごされるのではないか、

という自虐的ともいえる試みをしてみたのです

(ちなみに担当者はまんまと気づきませんでした)。

実験結果として、若干1名からコメント欄に

「早く答えを教えてくれ。夜も眠れない」

といったつっこみを頂きましたので、喜んでお答えいたします。

お待たせして申し訳ありませんでした。



「基礎」がない人は、傍線部の「腹立て」を現代語の「感覚」で、

「腹を立てる」と解釈し、文脈から怒っている人は「男」だろう、

つまり主語は「男」にしてしまったのではないでしょうか。

まさに東大の思う壺です。


では、「基礎」ができている人、

「古典文法」を体系的にマスターしている受験生ならばどうでしょうか。

「立つ」には、四段活用と下二段活用の2種類があります。

その判断は「立つ」の「活用形」からします。

「活用形」は接続している語からわかります

(「活用形」はわからなければ「下」を見ろ!)。

「腹立てける」の場合、「ける」は「連用形」接続ですから、

「立て」は「連用形」。ということは下二段だと確定できます

下二段のときは、「立たせる」と訳します。

つまり「腹を立たせた」となります。


もうわかりましたね。答えは男をそそのかした「妻」です。

これ、全部基礎の基礎です。でも基礎の有効性は伝わりませんでしたか。

四段とか下二段とか、

なんでそんな区分けをちまちましなければならないんだ、

という憤懣が少しはおさまったのではないでしょうか。

また、「東大」なんて自分がかなうわけない、

という思い込みも多少は和らいだならばうれしいです。

「基礎知識」を早期に徹底的に押さえておくこと。

「基礎知識」を総動員して目の前の問題に当たること。

その果てに「ひらめき」があります。

いわゆる難関大学の入試問題ほど、

解答に至った時の快感をもたらしてくれたりします。

「基礎」から「高み」へ。



頭がいい人の共通項、他にもいくつか考えられます。

今後また紹介させていただく予定です。

お楽しみに。

また、コメントの数々、いつも本当にありがとうございます。

月一回の更新ですが、このブログに反映していくつもりです。

よろしくお願いします。




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2019年10月 3日 | 古文