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尾形講師

音読の意外な効能


発話したり音読したりすることは大事だ、ということはよく聞くでしょう。

意味のカタマリを身体で理解することにつながり、

速読やリスニングに役に立つ、と。

確かにそうです。

そうなんですが音読には

また別の効能があるんじゃないのかという気がしています。



話はいきなりそれるのですが、

英語では否定語を用いた疑問文の場合、

答え方が日本語と逆になるという例のアレ、

苦手な人は多いと思います。



コーヒーを飲むときなどに



Don't you need sugar?「砂糖、いらない?」

No.(I don't need sugar).「うん(いらない)」


こういうやつです。

実は僕もこれは苦手でした。

実を言えば、大人になってからも苦手で、

「一呼吸おかないと」わからなかった。


僕の場合、これが克服できたのは、「発話の場」を通してでした。

例えばネイティブスピーカーの人などと話している際に、


Don' t you like sushi?「寿司、好きじゃないの?」

  No.「うん(好きじゃないね)」

というときの "No"。

これを言う人の顔は明らかに「好きじゃないよー」

と曇っています。

こういう「文字と感情が結び付けられる」経験を通じて、

英語におけるYes/Noを「腹の底から」理解できました。


自分自身、英語を教える身としては、

紙の上での文字だけの学習だと

こういう部分が欠けてしまうよなーと常々思います。



例えば、You eat very muchとYou eat too much.

どっちも同じ「君はたくさん食べる」

という意味に解釈する人はかなりいます。

ただし、発話の状況がしっかりイメージできる人なら、

You eat very much!(たくさん食べるねー)←たまげた顔

You eat too much!(食べすぎだよ、よくないよ)←曇った顔

こんな風景が頭の中に描けるはずです。



音読というのは、こういう「正しいイメージを形作る」

学習という一面もあるわけです。

音読をしてるけどなんかイマイチ、という人、

「ただ何となく読む」のではなく、

シチューエーションを想像しながら情感豊かに読む

ということをやるだけで効果はだいぶ違ってきますよ。




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2019年8月 9日 | 英語