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難関国立・早慶 合格の流儀

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秋元講師

S君からの手紙


前回からの続きです。

去年も書きましたが、毎年受験を終えた生徒から手紙をいただきます。

宝物です。


年々長文化の傾向にあって、

便箋に小さい字でぎっしり5枚ほどのものも珍しくありません。

なぜそんなに長いのかというと、

まるで航海日誌かのようにお茶ゼミに入ってからのことが

事細かに書かれているからです。

一つ一つの手紙の中に1年間、

2年間の共に過ごした「月日」が缶詰のごとく詰め込まれていて、

見た目以上に重みを感じます。


 
その中で、短めなものを紹介します。

S君からの手紙です。

S君は、一言でいうなら「腹が据わった男」「ぶれない男」でした。

たしか2回目の授業でいきなり僕から「ダメ出し」されてからは、

こちらが10言うことを10しっかり受け止めてくれる生徒でした。

2学期の初回にもう一度だけ「ダメ出し」をした記憶があるのですが、

その時の「もう同じ過ちは犯すまい」という

引き締まった顔はよく覚えています。



「ぶれない」といえば、S君は一度も休むことはありませんでした。

行事が活発な都立高校に通っていたのですが、

同じ高校の生徒が軒並み欠席する中で、

S君は定位置にいつも存在していました。

ちなみにその高校から(僕のクラス所属で)

第一志望校に合格したのはS君ただ一人でした。

(余談ですが、座る席をころころ替える生徒は、

どうもあまりいい結果を残していない気がします。)

やるべきことが「腹に落ち」たら、あとは「腹を据え」て、

淡々と「その日」までやり抜くことの「強さ」を

S君は見事に体現してくれたように思います。

前振りが長くなってしまいましたが、以下に手紙を紹介します。

どうぞ。



「秋元先生 

拝啓 

桃の節句も過ぎ、すっかり春めいてまいりました。

いかがお過ごしでしょうか。 

さて、この度は晴れて第一志望校へ合格することができました。

一年弱という短い間ではありましたが、

先生は合格に最も大きな影響を与えた人物の一人と言っても

過言ではありません。

今から約1年前はセンターチャレンジでの国語の点数は3桁すらいかず、

お茶模試でも偏差値40程度という、

早稲田大学合格とはかけ離れた成績でした。

最初はMARCH志望だった私が

初めて早稲田大学を志望しようと思ったきっかけは

早慶ガイダンス(※1)です。

正直自分は早慶とは縁が無いと思っていたため

秋元クラス全員集合と言われなければ参加していなかったと思います。

先生や先輩方の話を聞いてとても良い刺激を受けました。

しかし、先輩方の所属していたクラスが全員と言っていいほど

Sクラス(※2)だったため優秀な人たちが

受かるべくして受かったのだろうと思ってしまう面もありました。

そこで私は「自分はAクラス(※3)から早稲田に合格して

来年は先生や先輩方がいた方に立ち、

後輩にAクラスからでも合格できるということを証明しよう」

という謎の決意をしました。

それ以来日付が変わるまで家に帰ってはいけないというルールを作り

毎日カフェ等で勉強しました。

(さすがに辛かったので夏休みは頻度を減らし

2学期が始まった頃にやめました)

そんなこともあり夏期講習、2学期と

たまに〇〇の選択肢(※4)を選び

怒られることもありましたが順調に成績は伸び、

あっという間にセンター試験、2月を迎えました。

今だから言えることですが

上智の合格をいただいた後はモチベーションの低下と、

習ったことを見返すことくらいしかやることがなかったこともあり

1日5時間も勉強してなかったです。

高校入試の3日前くらいに高熱を出した過去があったため

その分早寝早起きやストレス発散など心身には細心の注意を払いました。

受験を終えていくつか感じたことを記しておきます。

1.入試本番よりWeeklyテストや秋元先生に当てられる方が何倍も緊張した。

2.レベルが黄色のもの(※5)は全て本当に大切。

3.問題の相性をきちんと確かめれば振り返ったらMARCHがより見える。

4.3教科くらい気合でいくらでも逆転できるし受験は案外単純。

5.得意科目は2科目あればかなり強い。 

受験状況が厳しくなっている中、

強気な出願をしましたが我ながらかなり良い戦績ではないかと思います。

不安もありましたが

「周りが勝手に落ちていく」(※6)を実感したような気がします。

返事等いただければ幸いです。

文章を書くのはあまり得意ではないのでご了承ください。 

来年の受験生に幸あれ

3月12日」



原文ママです。

(※1)早慶に進学したお茶ゼミの卒業生の生の声が聞ける

お茶ゼミ恒例のイベントです。

このイベントで本番までのロード・マップを固める

通過儀礼みたいなものです。

(※2)(※3)進研模試のGTZ(学習力到達ゾーン)に準拠した

クラス名称です。S・AはそれぞれGTZのS・Aレベルということです。

お茶ゼミではSは選抜資格になっています。

(※4)規制がかかりました。ご想像にお任せします。

(※5)僕の口癖で、「レベル黄色」は、

GMARCH以上の合格に必須の暗記事項のことです。

(※6)僕の口癖です。周りの受験生を蹴落として受からねば、

と力むことなく、受験に必要なことを淡々とこなして、

本番ではただ目の前の問題に「反応」していれば、

気づけば「自分」は受かっていて、

周りの受験生は勝手にやらかして落ちているものだよ、

という僕の経験則です。




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2019年4月25日 | やる気アップ!