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難関国立・早慶 合格の流儀

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中村講師

合格者減の衝撃


2017年度の早慶入試の特徴をもし一言で述べよと言われれば、

甚だ簡単ではございますが...

「合格者が減った」

ということです。



おそらく文部科学省の指導によるものだと思いますが、

いわゆる大規模大学は定員を大幅に超えた合格者を

出さないようにしなければならなくなりました。



早慶もその例外ではなく、一番驚かされたのは早稲田で、

大学発表によれば、全学で昨年に比べなんと約2000人も減らしています

これは前年比約1割減です

(目立ったのは文化構想学部一般入試で約300人も減らし、前年比2割減!)。

これは結果的には2017年度早稲田受験者にとっては大変な問題だったはずで、

2016年度まではぎりぎり受かるレベルの力量を持った

約2000人もの志望者が一斉に涙を飲んだことになるからです。

思い出すのが2年前のお茶ゼミ生で、

2016年度入試で早稲田3学部(文構、社学、教育)いずれも合格できず、

文学部の補欠合格(たった20人)で滑り込んで、

最後の最後で早稲田生になった人がいました。

この人も、もし今年の受験だったら

おそらく早稲田生にはなれなかったことでしょう

(今年の文学部は前年比105人減)。



慶應も同じで、全学で300人弱減らしています。

これは前年比では3パーセント減にとどまっていますが、

たとえば商学部でAB方式あわせて

昨年の1698人から95人減らしているのは、

合否混在ゾーンの実力を持つ者にとっては

やはり大きなことだったと言わざるをえません。

そして何よりショックだったのはSFCで、

総合政策・環境情報の両学部で計207人減らしています。

両学部の昨年度合格者合計が933人だったことを考えれば

これは大変な減らし方です。



そのせいか、私の経験上これなら合格できると思えた

英語力・論文力を持っていた人が、

残念ながら合格できなかったという例が今年は目についたように思います

(両学部とも補欠で、結局許可が出なかったという人もいたようです。

ある意味合格するより難しいことだと思うのですが)。

小論文は10点くらい簡単に増減するものですから、

昨年以上に鍛えておけばよかったなあ...

という後悔が消えない一方で、

SFCしか受けない現役生なんてまずいないから、

小論文に費やせる時間など限られているしなあ...

などということをつらつら考えさせられています。



いずれにしても、少子化に伴い、早慶合格者も減るのは当然だとも言えますが、

来年、再来年と受験を控える早慶志望者にとっては

昨年までに比べてもより確固たる実力が求められるということなのでしょう。



なお、こうした厳しい状況の中、お茶ゼミ生が、どういう学習をして、

本番の入試でどういう答案を作って早慶に合格したのかについては、

近日完成予定の『東大・早慶入試分析』にて分析しています、

興味がある方は是非ご覧になってください。

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2017年5月10日 | 入試傾向・分析